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这是无限住人的实力排名?

md2@2008-11-17 13:28

请注意31和28


1位 乙橘槇絵
2位 天津影久、宗理
4位 吐鉤群
5位 黒衣鯖人、偽一
7位 川上新夜
8位 卍、凶戴斗、閑馬永空、尸良、伊羽研水、阿葉山宗介
14位 火瓦、入谷、圭反藤諒
17位 虎杖
18位 鬼抜、把山繰重、八角蔦五、吉乃瞳阿
22位 浅野虎厳、大迫
24位 花田、遠野、滝、水守
28位 真理路、宇留間、土持仁三郎
31位 百琳
32位 司戸菱安、斉藤辰政、葛屋、袋田、賽河屋、小林
38位 凜、珠崎
40位 真琴
引用

iewnus@2008-11-17 14:01

真理路……
百琳……

一直不明白作者为啥要弄那个不死力解谜篇,跟这个背景设定很不和的感觉
引用

motta@2008-11-17 14:06

因为这个作者是猎奇党呗
引用

Errisy@2008-11-17 15:03

第一是能登配音那个么?
引用

downaly2@2008-11-17 15:16

总理谁来着?- -
有这么强?- -b
其实有好多人都是被万次阴掉的~XP
引用

小酷@2008-11-17 19:16

充分说明了真理路是个好人……

谁排的?来源请求。
引用

倣立人@2008-11-17 19:28

無限居住区
http://homepage1.nifty.com/mugenin/


強者番付 剣士の強さランキング 10/23更新

一般的な活劇漫画は、敵の格付け・順位付けが明確になされていて、力関係を知ることは簡単です。
ザコを倒すとザコの頭が出てきて、頭を倒すと四天王が出てきて、四天王を倒すとボスが登場し、
ボスを倒すと今度はそれを裏で操っていた暗黒組織・・・という具合に、物語が進めば進むほど登場する敵が強くなるからです。
そしてそれらの敵に勝ち続けるのは主人公であり、主人公が最強、あるいは最後には最強になる、
というのは漫画の暗黙の了解・基本ルールと言っても過言ではないでしょう。

しかし「無限の住人」はこのルールがあてはまりません。主人公の卍ははっきりいってあまり強くありません。
何回か負けたことがあるし、勝つにしても剣の実力を発揮して勝っているのではなく、
不死の体のおかげかあるいは凜の助けを得て、なんとか勝利をおさめていることが多いからです。
また敵にしても、3巻で天津が「強大な剣士を欠いたままふくれあがる逸刀流」と言っているように
強い敵は序盤に多く登場し、漫画の「ルール」を無視した型破りな展開になってます。
(もっともそれにより「先の読めない展開」という魅力を生み出しているのですが)

そういうわけで、「無限の住人」のキャラクターの力関係をはっきり知ることは難しいのですが、
戦いの内容やセリフからある程度は推測できます。
そこでこのページでは「無限の住人」の各キャラの強さを探り、順位付けをしてみようと思います。

まず、最も多くのキャラクターと対戦している卍を基準にして、卍と戦った相手の強さを検証してみます。


<斉藤辰政>
まだ不死の体を手に入れていない卍と戦った斉藤辰政ですが、一瞬で倒されました。
辰政は卍の左目を斬りましたが、卍は妹の姿が目に入って動揺していました。
実力は卍のほうがずっと上でしょう。

<司戸菱安>
司戸が卍の剣を見切れず、斬り刻まれて完敗。やはりザコキャラ、弱いです。

<黒衣鯖人>
卍が黒衣の背中に斬りかかりましたが、背面170度まで曲がる肩骨をもつ黒衣に両断されました。
後ろから斬りかかった卍はやや油断していた向きもありますが、
卍をわずか一振りで真っ二つに斬った黒衣の腕はかなりのもの。
最後は生き返った卍に後ろから刺されましたが、実力は黒衣の方が上でしょう。
また、3巻第9幕で天津が、「強力な剣士を欠いたままふくれあがる逸刀流は、巨大な玻璃(ギヤマン)の虎か…」と
言っていることから、3巻第9幕以前に死んだ黒衣や閑馬は逸刀流の中でかなり強かったと言えそうです。

<凶戴斗>
最初は互角の戦いをし、互いに相手の実力を賞賛。
その後、卍が凶の計略にはまり、胸を刺されて動かなくなりました。
しかし卍が不死の体をもつことを知らなかった凶は、生き返った卍に後ろから刺されました。
結局両者とも生き延びたので引き分け。
卍が「背格好も強さも己と大体おんなじくらい」と言っていることからも、二人の実力はほぼ互角でしょう。

また、凶は葦屋・葛屋、尸良、偽一とも戦っています。
葦屋・葛屋には駕籠に乗ってる最中に不意討ちをくらいましたが助かり、その後圧勝。
尸良とは甲州道で双方血みどろになりながら互角の戦いをしました。

偽一との戦いは、お互い固い防御と素早い動きで一進一退の攻防。
途中で吊り橋の縄が切れて引き分けにおわりました。
しかし偽一は同じ日に卍、圭反と戦って疲弊しており、左腕に深手を負っています。
凶に対して「片腕で勝つには骨の折れる相手だ」と言っており、「両腕なら勝てる」とも読みとれる発言です。
また、武器「三途ノ守」も壊れていて、いつもの戦い方ができませんでした。
よって互角に戦った偽一の方が実力は上でしょう。

<閑馬永空>
途中までは互角の戦い。しかし卍は閑馬の投げた黄金蟲を跳ね返した後、
体に毒が回ったためか尻もちをつくピンチ。
そこへ凜が助けに入り、閑馬が目をそらした隙に卍が木の上から斬りかかり、閑馬はわざと避けずに斬られました。
凜の加勢がなければ閑馬が優勢でしたが、卍には血仙殺の毒が抜けきれていないという
ハンデがあったので、実力はほぼ互角でしょう。

<乙橘槇絵>
槇絵は卍と二度戦いました。
一度目は槇絵がミスを連発し、卍の圧勝。でもこれは槇絵がわざと負けました。
二度目は本気を出した槇絵の独壇場。素早い動きで卍を翻弄し、三節槍を巧みに操って
卍を斬り刻みながら、とどめを刺すチャンスを二度見送る。
そして三度目のとどめを刺すチャンスでは、凜が助けに入ってまたもや見送り。
結局卍を斬らずに去っていきましたが、槇絵はひとつの傷も負いませんでした。
実力差は歴然。槇絵の方が圧倒的に上でしょう。

<川上新夜>
匕首一本しか持っていなかった新夜が、匕首に有利な戦場を作って戦う。
苦戦する卍は長い武器をあきらめ、同じく匕首を持って立ち向かう。しかし新夜が攻防を制し、
卍の上に馬乗りになって首を斬ろうとするが、凜にたんすを倒されて失敗。
そして仕切り直しの後、卍が新夜を倒しました。
凜の助けがなければ新夜が勝っていたかもしれませんが、
新夜は「卍さん。逸刀流を10人も斬ったアンタだ・・・己より弱ェってわけでもねェよな」と言っていることから、
自分が卍より強いとは思っていない様子。
ただ、この10人には逸刀流ナンバー2の黒衣も含まれており、
また卍が実力で黒衣に勝ったと誤解している可能性が高いです。

それに戦闘再開後は卍が勝ったし、実力はほぼ互角でしょう。

<花田・宇留間>
二対一という不利の中、卍の勝利。当然卍の方が実力が上でしょう。
では花田と宇留間どっちが強いか?ですが、花田は卍に本来なら致命傷になる攻撃を2回加えたので、花田の方が上でしょう。

<火瓦>
「消耗し果てた者に斬りかかるのは気がひけるが」と火瓦が言っているように、
卍は片腕を失い、体力消耗のハンデを背負っての戦い。
最初卍は善戦し、火瓦の右腕を斬りましたが、最後は胸に刀を突き刺されて戦闘不能に。
しかし百琳の加勢で死なずにすみました。
これは卍が最初から圧倒的に不利だったので、善戦した卍のほうがやや上でしょう。

<遠野・滝>
心形唐流剣士の遠野&滝との戦いは、二対一というハンデがありました。
始まってすぐに卍は遠野の攻撃を防ぎ、遠野を倒す寸前まで行きましたが、滝に防がれます。
その後も優勢に戦いを進めますが、遠野・滝の素早い身のこなしによって攻撃が当たらず、
ついには両手の刀を封じられ、劣勢になってしまいます。
しかし凶戴斗が現れて卍を救います。
第2ラウンドは卍の得意な山の中。卍はまず滝を倒し(戦闘描写なし)、遠野と卍の1対1の戦いになった後は、
卍があっさり勝利しました。
卍は「こいつら雑魚じゃねえ」「なかなかやる方だったぜ」と言っているものの、
遠野は1対1のときには卍にまったく歯が立たなかったので、遠野の実力は卍のだいぶ下でしょう。
滝は卍と1対1で戦ったシーンがないのではっきりとは判断できないのですが、
遠野と一緒に戦ってるときは二人とも同じような動きをしています。
また、二人とも卍の攻撃をぎりぎりでかわし、卍を驚かせています。
そういうわけで、とりあえず遠野と同じ順位にしました。

<凜>
凜も卍と稽古中に戦ってます。結果は言うまでもなく負け。
卍の評価は「相手が三流ならなんとかなるかもしれねえが、逸刀流相手ならもって5秒、逃げた方がマシ」。
他に黒衣、第三幕のハゲ、天津、川上新夜、尸良、吉乃瞳阿にも完敗し、負けてばかりのように思える凜ですが、
実は二度勝ったことがあります。
一度目の相手は第3幕のハゲが連れてきた逸刀流のザコ剣士。
1巻第二幕p169で、凜がその男の胸に剣を突き刺しているシーンがあります。
二度目は心形唐流の追っ手4人の中にいた若い剣士。殺陣黄金蟲で戦闘不能にしています。
弱い弱いと言われている凜ですが、卍の言うように三流剣士にならなんとか勝てる実力を持っているようです。
でも女性で、16歳の若さでこれだけできればなかなかのものでは。
卍に鍛えてもらえば5年後には結構な腕になっているかも。


  卍と戦った主な剣士は以上です。
  次は卍と戦っていない剣士の強さの検証です。


<天津影久>
敵のボスである天津は普通の漫画なら敵の中で最強とほぼ決めつけてもいいのですが、
「無限の住人」ではそうはいかないので、他のキャラと同じように調べてみようと思います。
天津が戦ったのは凜と入谷と心形唐流の刺客たち×2。
凜には騙し討ちで黄金蟲を肩に一本受けましたが、結局は圧勝。
入谷は天津の評価によれば、逸刀流でも上位クラスの強さ。その入谷に圧勝とはいかないまでも二度勝ちました。
心形唐流の刺客たちはザコかもしれませんが、最初の戦いでは4対1の不利をものともせずに圧勝しました。
二度目の刺客たちは不意討ちで倒しましたが、破傷風を患っている不利をものともせず、
見事な剣捌きで一瞬にして三人を戦闘不能に陥れました。
どうやら強いみたいです。

でもこれだけでは判断しづらいので、他の登場人物の発言から強さを探っていきたいと思います。
まず2巻p21で閑馬永空が「儂ひとり主(=卍)ひとりでは天津に勝てん」と、はっきり負けを認めています。
同時に、「卍は天津より弱い」と断言しています。卍と初めて会う閑馬のセリフなのでやや信憑性に欠けますが、
その後に閑馬と卍が戦い、卍が凜の助太刀でなんとか勝利をおさめています。
つまり閑馬と卍の力はほぼ同じであり、卍はやはり天津より弱い、ということになります。

また2巻p182で天津が「このふた月で仲間の八人があの男(卍)によって殺されている。
その内二人は統主の私でさえおびやかす剣力をもっていた」と言ってます。
「二人」とはおそらく黒衣と閑馬のこと。「おびやかす剣力」という表現は判断しづらいですが、
少なくとも同等以下であり、また黒衣と閑馬が同じくらいの強さだったことがわかります。
そして前述の閑馬のセリフ「天津には勝てん」から、閑馬が天津より弱いことがわかっているので、
それと同程度の強さの黒衣も天津より弱いと言えそうです。
もっとも逸刀流は、実力・勝利のみを重視する流派。その逸刀流を統べ治める者は当然、流派内最強であるはずですが。

最後に、忘れてはならないのが同じく2巻p182。
天津が槇絵に対して「私はあなたがこの世で私を倒すことのできる唯一人の剣人だと思っている」
と、はっきり敗北を認めています。
これは誘い文句だった可能性もありますが、天津は子供時代、野犬に襲われているところを槇絵に助けてもらったことがあり、
その時、槇絵の服に一滴の血もついていなかったことに恐怖を覚えた、と言っています。
子供時代にそれだけの実力差があった二人なので、天津のこの敗北宣言は本心からのはずです。

<百琳>
百琳が戦った主な敵は隅乃軒栄と火瓦。
隅乃は毒を盛って弱らせてから殺したので判定不能。ただ、毒を盛らなければ殺せなかったとも考えられるので、
百琳は隅乃より弱いと言えるかもしれません。
対火瓦戦では、火瓦は卍との戦いで片腕を失い疲弊していました。
百琳は毒矢を全発火瓦に撃ち込んだにもかかわらず殺すことができず、
火瓦に首を噛まれて相討ち寸前だったので、火瓦の方が数段強いといえるでしょう。

吐鉤群曰く「弓の腕は出色だが、剣の方は児戯に等しい」、偽一曰く「一人で戦うには不安定な素材」で、
遠距離&真理路とのタッグではそこそこ強いものの、近距離ではめっぽう弱そうです。
(珠崎らの襲撃時には、反撃できずに簡単につかまってしまいました)
しかも左腕に大怪我を負ってしまい、偽一に「アイツはもう駄目だ」と言われています(治る可能性も残されてますが)。
百琳が稼いだお金はおそらく10両なので、倒した無骸流剣士は6人以下(真理路と二人では12人以下)。
数もたいしたことなく、倒した相手も話しぶりからするとほとんど雑魚のようです。(大物は隅乃軒栄だけ?)
毒の効果を差し引いた百琳の実力を測るのは難しいですが、弱い部類に入るのは間違いなさそうです。

<尸良>
尸良が戦ったのは卍と薬売りと凶(+いちおう凜も)。
卍には腕を斬られましたが、不意討ちでした。その後第58幕で、尸良は仕返しに卍の右腕を斬り落としましたが、
こちらも不意討ち。これだけでは判定不能です。
薬売り二人との戦いでは、脚を斬って動けなくしてから、なぶり殺しにする余裕を見せて圧勝。
対凶戴斗戦は、双方傷だらけになりながら死闘を演じ、最後は凶の策略で滝壺に落とされました。
結果的には凶が生き残ったものの、戦いの内容を見ると互角と言っていいでしょう。

<偽一>
鬼抜や八角蔦五に圧勝。
天津襲撃時には東海道で逸刀流剣士に「この男は器が違いすぎる」と賞賛されています。
また珠崎らの百琳襲撃を手引きした尸良が、偽一がいないことを確かめていたし、
「仕事熱心」で、多くの逸刀流の首を狩っています。
さらに鬼抜が「あの老人(阿葉山)でなければ話にならぬ」と言っていることから、
もし偽一が逸刀流に加われば最上位クラスであることがわかります。
(ただしこのとき逸刀流には天津や黒衣、閑馬、凶などの実力者たちはいませんでしたが)
ただ、卍との戦いではお互い本気でなかったものの、ほぼ互角の戦い。
武器の技術では勝っていましたが、卍のパワーと不死身の能力まで打破することはできませんでした。
圭反戦では、左腕を刺されてやや苦戦したものの勝利。三途ノ守が壊れていたハンデもあったでしょう。
そして凶との戦いでは、連戦の疲弊・左腕の怪我・卍の武器を借りての戦いにもかかわらず、互角の戦いをしました。
偽一の実力は凶よりやや上でしょう。

<真理路>
真理路はいつもは百琳の補佐役ですが、鬼抜・珠崎らが襲ってきたときには
地の利を生かして逸刀流剣士を4人も斬りました。
ただそれも偶然っぽく、結局鬼抜に一瞬で倒されました。
でも元商人なわりには結構強いです。真理路の実力は逸刀流のザコよりはやや強いレベル。
宇留間と同程度ってところでしょうか。

<宗理>
幕府の隠密である宗理が剣を振るったのはハゲ剣士と凶。
凶との戦いは、凶が宗理を神社裏に連れていき、木刀を持たせて痛めつけるはずが逆に痛めつけられた、とのこと。
宗理は無傷で凶は顔面血まみれだったので、宗理の圧勝です。

<隅乃軒栄>
隅乃軒栄は逸刀流の「副将」。百琳に毒を盛られて弱っているところを殺されたので実力の程は不明ですが、
実力重視の逸刀流で副将になるには実力が伴っていなければならないはず。
ただ、「副将」の地位は彼の世話好きな性格によるものかもしれないし、他に副将が何人いるのかも不明。
判断材料に乏しいので順位付けは不可能です。
あくまで個人的予想ですが、百琳が隅乃を命がけの演技で騙し、毒で弱らせてから殺したことを考えると、
隅乃は百琳よりもずっと強いはず。凶や閑馬クラスの実力があった気がします。

<入谷>
心形唐流剣士の入谷は、まず天津と二度戦いました。
一度目は天津が余裕の勝利。
二度目は入谷が素早い動きで天津を攪乱して互角の戦いを進めるも、最後は天津が勝利。
天津は入谷にやや苦戦しましたが、江戸から加賀までの長旅の疲れもあったでしょうし、
実力は天津が数段上でしょう。
ただ後で天津は入谷のことを「あれほどの男、江戸城下にも果たして何人いるか・・・」と賞賛しています。
ということは入谷は天津よりは弱いものの、逸刀流の剣士たちと比べても遜色ない強さを
もっているということになります。
ただこの時には逸刀流の主要な剣士たちは卍に倒されてこの世を去っているので、
「おびやかす剣力」の持ち主というほどではなさそうです。
そして入谷は槇絵とも戦いました。
相手が相手だけにひとつの傷も負わせることなく完敗しましたが、
素早い動きで槇絵の後ろを取ったところは評価できます。
また槇絵に「あなたほどの腕の持ち主なら」と言われています。

<伊羽研水>
心形唐流統主の伊羽研水は入谷・虎杖たちの師。誰とも戦わずに自害してしまいましたが、
逸刀流と同じく実力重視の心形唐流を束ねる研水は、統主に就いたときは流派内で最強だったはず。
現在は弟子に抜かれた可能性もありますが、研水のセリフ「出藍を恐れている」から、
まだ流派内最強のようです。つまり入谷・虎杖よりも上。
ただ、出藍を恐れているということはそれほど差がないということでしょうか。

<浅野虎厳>
凜の父、浅野虎厳は黒衣鯖人と戦い、一瞬で殺されました。
とはいえ虎厳は名家・無天一流の統主。礼節や格式を重んじる流派とはいえ、
それなりに実力が伴っていなければ統主にはなれないはずです。
無天一流は、浅野一族が三人も統主になっていることから世襲色が強い可能性も考えられますが、
一時期、天津三郎の姉の孫(=槇絵の兄)が次期統主に推されていたことがあるので、そうでもなさそうです。
6巻の凜の回想シーンでは「(落ちる柳の枝を)なかなか八片以上に斬れるものではない」と言っているし、
1巻で凜が「父は剣豪でした」と話しているし、虎厳は弱くはなかったと思われます。

<八角蔦五> 
統主代行役に任命され、天邦道場に行く途中に偽一と戦い、敗れた八角。
偽一に対するおびえ方や贅肉の多そうな体型を見る限りでは、あまり強そうには思えませんが、
いいところなく偽一に負けてしまいましたが、体には多くの傷がついており、
倒されるまでは偽一と何度か剣を交えて持ちこたえていたようです。
負けたのは、偽一の武器の特性を把握できかったせいもあるだろうし、
統主代行役を任されるほどなので、弱くはなかったのではないでしょうか。

<鬼抜> 
鬼抜が対戦したのは真理路と偽一。
真理路を一瞬で倒しましたが、偽一にはあっさり敗れ去りました。
無骸流のアジトを襲撃したメンバーの中では最強のようですが、実力は偽一より数段下でしょう。

<珠崎>
珠崎は中山道で百琳に矢を射られて剣士を廃業するはめになり、
深川の木場では後ろから偽一に腕を斬られたあと、百琳に倒されました。
また、鬼抜に「わしに勝てぬものはお前にも絶対に勝てん」ときっぱり言われており、
鬼抜との実力差はかなりあるようです。

<阿葉山宗介>
天津が加賀へ旅立つ時に、統主代行として呼ばれた阿葉山。
統主代行に任命されたわけは、「天津の祖父の友人」という格や、統率力・知力のせいだと思っていましたが、
実は剣の腕もかなりのものであることが10巻で判明しました。
鬼抜が偽一との戦いの中で負けを予感し、
珠崎に「阿葉山宗介殿を連れてこい。あの老人でなければ話にならぬ」と言っています。
これにより、阿葉山は偽一とまともに渡り合える腕の持ち主であることと、
このとき江戸にいた逸刀流剣士の中で最強であることが推測できます。

<虎杖> 
心形唐流門下で一人威風を放つ虎杖。
諏訪で凶戴斗と数合剣を交えた後、凶の頬を斬り、虎杖は左目を斬られました。
その後、全身傷だらけで現れ、絶命。すぐあとに卍と凶が現れました。
最後は誰に倒されたのかは不明ですが、途中までは凶と互角の勝負をしていました。
しかし、凶は全登場人物図鑑によるとそのとき満身創痍だったそうなので、両者の実力差はそこそこありそうです。

<吐鉤群> 
無骸流の頭目・吐鉤群は、偽一とともに酒宴に集まった逸刀流剣士たちを全滅させました。
もっとも逸刀流剣士たちは毒を盛られて弱っていたので、この結果だけでは吐の実力は測りかねますが、
ただひとり死を免れた阿葉山の話によると、「毒で弱っていたとはいえ……ここに集まったのは
他藩の道場を任された一騎当千の猛者ども──、それを撫で斬りとは……恐ろしい手練だった」と述懐しています。
阿葉山に「恐ろしい」と言わせた吐の実力は、かなりのものと推測されます。

<把山繰重>
逸刀流の生き残り十人の一人、把山は、卍と戦って倒されました。
膝に仕込んだ刀で卍に血仙殺の毒を与え、卍は古傷が開いて盲目となりましたが、
それでも把山は卍を倒すことが出来ませんでした。
もし卍の目が見えていれば殺されていたであろう場面が二度ほどあり、把山の実力は卍より数段下でしょう。

<圭反藤諒>
圭反は偽一に利き腕である右手の筋を切られ、まともに戦えない状態にさせられました。
しかし左手で偽一の腕に短刀を突き刺し、偽一に首を絞められながらも多くの切り傷を負わせました。
偽一は三途ノ守が壊れていていつもの戦法が使えなかったとはいえ、
偽一にここまで多くの血を流させたのは圭反が初めてですし、
また、偽一に「強い男だった」と言われています。
結局負けてしまったので順位は偽一より下ですが、偽一に傷を与えることなく殺された鬼抜よりは上でしょう。

<真琴>
無骸流の一員である真琴は、阿葉山に戦いを挑んで簡単に倒されてしまいました。
真琴は「芳町で見受けされてから、気が付いたらこんな仕事に就かされていた」と言っており、
剣術の経験はほとんどなさそうです。
そして阿葉山に「自分の腕ではどうあっても太刀打ちできぬ人間、その見極めすら誤るとは――。
お前はこの世界に踏み込むべきではなかったな」と言われており、
阿葉山よりはるかに弱いのはもちろんのこと、剣士としての資質すら疑われています。



以上で検証終わりです。


★なお、強者番付における順位付けのルールは以下の通りです。

 一、卍や閑馬の不死の能力も実力のうちとする。
 
 一、予測が不可能な攻撃は実力に含めない。
   戦っていない時に背後から攻撃された場合や、卍の不死の能力を知らずに攻撃された場合など。
   原則、攻撃はノーカウントにします。
   ある程度予測が可能な場合は、ある程度実力に含めます。

 一、毒の使用による効果は実力に含めない。

 一、奇策による攻撃は割り引いて考える。
   頭脳も強さのうちという考え方もありますが、策だけで勝った剣士を強いとみなすのもどうかと思うので、
   強者番付では割り引いて考えます。

 一、武器の有利不利はあまり考慮しない
   一般的には槍などの長い武器のほうが有利だと言われています。
   しかし状況や戦い方によっては短い武器の方が有利になるし、そこまで考慮していては
   ややこしくなりすぎるし、そもそも武器の選択はその人の責任なので、あまり考慮しないことにします。
   ただ、かなりの有利不利がある場合や、普段使ってる武器が壊れていたり所持していなかった場合は考慮します。

 一、武器だけでなく肉弾戦の強さも判断材料にする。
   武器による戦いの最中、素手(または足)による攻撃をするべき状況も生まれると思います。
   ただし、これだけで勝ってしまうのも「剣士」としてどうかと思うので、剣による攻撃よりは少々割り引いて考えます。


それではいよいよ順位を発表したいと思います。

 
<10月25日現在 強者番付>

  1位 乙橘槇絵
  2位 天津影久、宗理
  4位 吐鉤群
  5位 黒衣鯖人、偽一
  7位 川上新夜
  8位 卍、凶戴斗、閑馬永空、尸良、伊羽研水、阿葉山宗介
 14位 火瓦、入谷、圭反藤諒
 17位 虎杖
 18位 鬼抜、把山繰重、八角蔦五、吉乃瞳阿
 22位 浅野虎厳、大迫
 24位 花田、遠野、滝、水守
 28位 真理路、宇留間、土持仁三郎
 31位 百琳
 32位 司戸菱安、斉藤辰政、葛屋、袋田、賽河屋、小林
 38位 凜、珠崎
 40位 真琴




  <11月号の動向>
 山田浅右衛門吉寛vs卍の戦闘開始。
 卍はほとんど丸腰だったとはいえ、一瞬で卍の心臓、肺、隔膜、腸を突いた浅右衛門の剣技はかなりのものです。
 また、浅右衛門は「動いてる人間の寸毫の停止が、一刻にも二刻にも感じられるようになる」と言っています。
 浅右衛門が相当な実力者である可能性はありそうです。
 ただ、死体を斬ることが専門で、実戦経験は乏しそうなので、もう少し戦いを見てみないと何とも言えません。
 浅右衛門の順位は保留にしておきます。


  <10月号の動向>
 順位変動はありません。
 吐の左目に突き刺さったかんざしには、多量の麻酔薬が含まれており、眠りにつく吐。
 結果は卍の勝利でしたが、不意打ちの上に麻酔を使用しており、実力で勝ったとは言えません。
 よって参考外にします。


  <9月号の動向>
 順位変動はありません。
 凜の新必殺技「殺陣火焔妖蟲」が炸裂し、炎上する吐鉤群。
 その隙をついて卍がかんざしを放ち、吐の左目に命中しました。


  <8月号の動向>
 順位変動はありません。


  <7月号の動向>
 順位変動はありません。


  <6月号の動向>
 順位変動はありません。
 ただ、凜が少し強くなった気がします。
 数々の生死をくぐり抜けてきた体験が彼女を成長させたのでしょうか。


  <5月号の動向>
 八苑狼夷作が無惨にも死亡。
 判断材料に乏しいので夷作の順位付けは保留していたのですが、
 死亡により新たな材料が出る可能性がほとんどなくなってしまいました。
 夷作は同心の首根っこをつかんで投げ、壁にぶち当てたり、凜と瞳阿二人を遠くまで投げたりと、
 おそらく腕力だけならナンバー1でしょう。
 しかし、雑魚としか戦っていない上に、武器をいっさい持たず、相手をできるだけ傷つけないように戦う異色のキャラ。
 他者との比較は非常に困難なので、ランキング入りは見送らせていただきます。


  <4月号の動向>
 順位変動はありません。


  <3月号の動向>
 無限の住人史上最高の電波系剣士・怖畔が登場。
 武士三人をトリッキーな戦い方であっさり倒しました。
 順位はまだわかりませんが、この滅茶苦茶さが上位陣相手にどこまで通用するか、非常に楽しみです。


  <2月号の動向>
 順位変動はありません。


  <1月号の動向>
 回想シーンで天津と瞳阿の戦闘がありました。
 瞳阿の攻撃はまったく当たらず、天津は初めて繰り出した攻撃で瞳阿を倒しました。
 その後に瞳阿が天津に心酔してる点からも、両者の実力差はかなりありそうです。
 順位変動はありません。





<順位解説>
1位は乙橘槇絵です。
無双の剣士集団・逸刀流の統主をして「この世で私を倒すことのできる唯一人の剣人」、
「私がどうしても届かぬもの」と言わしめ、また子供の頃に無天一流の次期統主を三度負かし、
弱りきった体で野犬50匹を斬り殺した武勇伝の持ち主。
一度も切り傷を受けたことがなく、返り血すらも浴びてないようです。
主人公や敵のボスを抑えて最強キャラが女性という設定は珍しいですね。

2位は天津影久。22歳の若さで、門下1000人を超える実力重視の逸刀流の頂点に君臨する剣士です。
槇絵に対して「この世で私を倒せるのはあなた一人」と言っていることから、
天津は自分が「この世で二番目に強い」と信じている様子。
また、伊羽研水が「お前が知る中で最強の者に(密花を)嫁がせてやってくれ」という師の遺言に従い
天津を選んだことからも強さがうかがえます。
ただ、槇絵に対して「畏怖」の念を抱いていることから、彼女との実力差は結構ありそうです。

同じく2位は宗理。凜が用心棒を頼みに行ったほどだからある程度は強いと思っていた宗理ですが、
第57幕で凶をあっさり倒せるほど強いことが判明(両者がどこまで本気だったかはわかりませんが)。
天津との比較ですが、宗理は凜に用心棒を頼まれたとき、「私はまだ死ねん・・・」と言っているので、
天津に必ずしも勝てるとは思ってない様子。
現段階ではどちらが上かは判断できないので、天津と同じ順位にしました。

4位は無骸流の頭目だった吐鉤群。彼は当初、ただのまとめ役かと思われていましたが、
逸刀流に「かつてなく敵が手練」と評されるほどの剣客であることが判明しました。
逸刀流は以前から卍と何度も戦っているので、吐は卍よりも強い剣士であることがわかります。
(卍のほうが強いか、あるいは同等なら、「かつてなく」という表現は使わないはずです)
また不意打ちながら居合い抜きで卍の心臓を一刺しにし、多対一ながら峰打ちで卍を気絶させました。
かなりの剣の達人のようです。
偽一が卍との戦いである程度底を見せたことに対して、吐はまだ見せておらず、
卍よりずっと強い可能性もあるので、偽一より順位を一つ上にしました。
順位はあくまで暫定で、今後上がる可能性も下がる可能性もあります。

5位は黒衣鯖人。
卍を一瞬で両断した黒衣の実力は、卍が戦った逸刀流剣士たちの中で頭一つ抜けています。
(1対1で戦って卍を一瞬で戦闘不能にしたのは、今まで黒衣一人だけです)
卍は黒衣の背面170度まで曲げられる肩骨のことを知らなかったので、多少は割り引く必要がありますが、
とはいえ普通の人間でも120度くらいまで曲げられますし、
卍と黒衣の実力が互角ならあのように一撃では倒されなかったと思います。
そして天津が3巻で、「黒衣も…死んだ。強力な剣士を欠いたままふくれあがる逸刀流は、巨大な玻璃(ギヤマン)の虎か…」
と言っていることからも、黒衣が天津を除く逸刀流剣士たちの中で最強だった可能性が高いです。
それは、1巻序幕で天津が浅野虎厳の相手として、そばにいた凶、閑馬、新夜、火瓦をさしおいて
黒衣を指名したことからもわかります。
無天一流は天津が最も憎んでいる流派。その無天一流壊滅の締めに黒衣を選んだのは、
天津が黒衣を最も信頼しているからでしょう。実力のみを重視する天津のこと、「信頼」の基準は実力のはずです。

偽一も同じく5位。逸刀流剣士59人の首を狩りました。
凶との戦いでは、左腕に深手を負い、武器が壊れているという大きなハンデを背負いながら互角に戦いました。
よって凶より実力は上でしょう。
しかし、卍との戦いでは勝負がつかず引き分けでした。(形式上は卍の勝ち)
凶と卍は同じ実力なので、ここで矛盾が生じてしまうのですが、
偽一vs卍戦は、両者とも100%本気で戦っていなかったので、偽一vs凶戦に比べると判断材料として劣ります。
また、卍は剣術で完敗し、肉弾戦で互角に持ち込んだので、いくらか割り引かなければいけないでしょう。
さらに、偽一は逸刀流に「かつてない手練」と言われており、卍より強いことになります。
以上のことを総合して、偽一の順位を卍より上にしました。

7位は川上新夜。
卍との戦闘で優勢に戦い、馬乗りになって首を斬る寸前まで行きました。
凜の妨害がなければ勝っていたかもしれません。
戦闘再開後は負けましたが、外の壁に武器が刺さっていたことを知らなかったので、多少の油断もあったと思います。
ただ、「逸刀流を10人も斬ったアンタだ、己より弱ェってわけでもねェよな」という発言から、
卍より強いとは思っていない様子。
しかし新夜は、卍が逸刀流ナンバー2の黒衣を「実力で」倒したと誤解し、卍を過大評価しているかもしれません。
信用できるのはやはり卍との実際の戦闘なので、優勢に戦い、勝つ寸前まで行ったことを評価して、
卍より順位を上にしました。
ただ、勝負再開後は負けたことと、新夜の前述の発言も考慮して、「少しだけ上」という位置づけにしておきます。

卍は8位。主人公でありながらこの順位ですが、ただこの順位は「剣士としての実力」でつけたものなので、
二対一で戦おうが運の良さで勝とうが、「とにかく勝った者が強い」という考え方でいくなら卍はもう少し順位が上がるでしょう。
把山との戦いで自分の肉体に甘えていたことに気づき、今後の順位アップの可能性もあります。

死闘を演じた凶戴斗と尸良も8位。
結果的に尸良が滝壺に落とされて負けましたが、実力は互角と言っていいでしょう。
また、卍が凶に対して「背格好も強さも己と大体おんなじくらい」と言っていることから、
凶と卍の実力も互角です。

阿葉山宗介も8位。
鬼抜が言ったセリフ「阿葉山宗介殿を連れてこい。あの老人でなければ話にならぬ」から、
偽一とまともに渡り合える実力をもっているようです。
ただ、吐と偽一に対して「恐ろしい手練だった」と言っているので、吐と偽一より弱いと思われます。
(でも吐のみに対して言ったかもしれないので、同等の実力である可能性もまだ残っています)
また、実力を最重要視する逸刀流のことなので、統主の天津よりは弱いはずです。
無骸流との戦いで足と背中を斬られてしまいましたが復活。

閑馬永空も8位。卍との戦いでは最後わざと負けましたが、それまでは互角でした。
閑馬は実力では8位に甘んじてますが、実績から言えばダントツで1位でしょう。
戦場で斬った人間は1000人以上。卍が「百人斬り」なら閑馬はその10倍の「千人斬り」。
いくら不死身とはいえ首を斬られれば死んでしまう閑馬が、首を斬って持ち帰ることが
論功行賞の手だてだった戦国で、1000人も斬って生き延びたのはかなりスゴイことです。
だからその閑馬より強い槇絵や天津、宗理はとんでもなく強いということなのでしょう。

伊羽研水も8位。心形唐流は逸刀流と同じく実力重視の流派なので、研水は門下生よりも強いはずですが、
「出藍を恐れている」との発言から、入谷・虎杖あたりより少し上ではないでしょうか。

14位は入谷。槇絵と戦いでは、ひとつの傷を与えることもできず完敗しました。
ただ、素早い動きで槇絵の後ろを取ったことは評価できますし、
また槇絵に「あなたほどの腕の持ち主なら」と言われているので、そこそこ強そうです。
同じく槇絵と戦った卍との比較ですが、卍は槇絵に蹴りを入れて地面を這わせたことがあり、
さらに不死身の能力も手伝って入谷よりも長い間持ちこたえました。よって卍より少し下でしょう。

同じく14位は圭反藤諒。偽一にここまで多くの血を流させたのは圭反が初めてです。
しかし内容的には偽一の楽勝で、圭反の攻撃はほぼ決着がついた後の最後っ屁的なものであり、
また、偽一は三途ノ守が壊れてました。
油断も実力のうちとはいえ、圭反の実力は偽一と接戦を演じた卍や凶よりも下でしょう。
ただ、偽一に一度も攻撃を与えられず負けた鬼抜や八角よりは上でしょう。

17位は把山繰重。卍を死の瀬戸際まで追いつめましたが、剣士としての実力ではなく毒に頼ってますし、
また、卍が盲目になるという幸運がありました。 もし卍の目が見えていれば殺されていたであろう場面が二度ほどあり、
把山の実力は卍より数段下でしょう。

八角蔦五も17位。 いいところなく偽一に負けてしまいましたが、体には多くの傷がついており、
倒されるまでは偽一と何度か剣を交えて持ちこたえていたようです。鬼抜より弱いということはなさそうです。
それに八角は統主代行役を任されるほどだから、そこそこの強さはあるはずです。
ただ、偽一に傷一つ負わせられなかったので、偽一に深手を負わせた圭反よりは下でしょう。

22位は浅野虎厳。黒衣に一瞬で殺されました。逸刀流ナンバー2が相手では仕方がなかったでしょうが、
手裏剣を一回り大きくしたような武器(烏)で殺されてしまったので、かなりの実力差がありそうです。
とはいえ虎厳は名門・無天一流の統主。逸刀流に加わっても中堅~上位クラスに入る実力はあると思われます。

24位は心形唐流の遠野と滝。二人がかりで卍と戦い、敗れました。
同じく二人がかりで卍と戦った花田・宇留間と比較すると、卍をボロボロに痛めつけた花田たちのほうが上です。
ただ、遠野たちが卍の両手の刀を封じ、卍に一撃を加えようとしていたところを凶によって阻止されました。
もし凶が登場しなかったら、展開が変わっていたかもしれません。
また、卍が遠野たちを「なかなかやる方だったぜ」と評しています。そういうわけで、花田と同じ順位にしました。
なお、遠野は卍と1対1の戦いになってからはあっさり負けてしまったので、卍との実力差は結構あるようです。

28位は真理路。鬼抜に一瞬で倒されましたが、逸刀流の雑魚4人を連続で倒したのは見事です。
真理路の実力は、鬼抜よりはずっと下、逸刀流の雑魚クラスより少し上といったところでしょう。
無骸流に加わるときに自分で「(剣の実力は)からっきし」と言っていましたが、
百琳と共に実戦経験を積むうちにそこそこの実力を付けたようです。

31位は百琳。吐鉤群曰く「弓の腕は出色だが、剣の方は児戯に等しい」、偽一曰く「一人で戦うには不安定な素材」で、
遠距離&真理路とのタッグではそこそこ強いものの、近距離ではめっぽう弱そうです。
火瓦との戦いで見せた「5発で昇天」の毒矢攻撃はなかなか強そうなのですが、毒は反則。
毒なしだとその強さも半減しそうです。
百琳は順位付けが難しいのですが(主要キャラなので無理して入れてます)、
左腕に大怪我を負って偽一に「アイツはもう駄目だ」と言われていることも加味して(治る可能性も残されてますが)、
逸刀流4人を連続で斬った真理路より下にしておきます。

32位は司戸菱安。卍に四方八方から斬られてこまぎれにされ、またその剣筋も見えなかったとのことなので、
相当弱いでしょう。ただ、一応卍の背中に刀を突き刺した点だけは評価できます。

38位は凜。負けた回数が一番多いキャラですが、めでたく最下位脱出です。
天津に逸刀流入門を即座に断られ、卍から「逸刀流相手ならもって5秒」と言われています。
もっとも逸刀流剣士と心形唐流剣士に一度ずつ勝ったことがあり(心形唐流剣士の方はほとんど偶然ですが)、
また父の浅野虎厳が「なかなか八片以上には切れぬものだ」と言っていた落ちる枝を、
六片に切れるまでに成長しており、言われているほど弱くもなさそうです。
この面々の中では16歳とかなり若く、さらなるランクアップもあるかもしれません。

同じく 38位は珠崎。「剣士としちゃほぼ廃業」と言っています。
でも右手と左目をやられる前ならもっと上だったでしょう。

最下位は真琴。ついに凜より弱い剣士が現れました。
「芳町で見受けされてから、気が付いたらこんな仕事に就かされていた」と言っており、
その仕事も剣士としてでなくスパイ(雑用係)としてのものなので、
剣の修行もほとんどしていない様子。実戦の経験があるのか
2年間毎日修行し、実戦経験も豊富な凜のほうがまだ強そうです。


(注)
この番付は新情報入手に伴い変動します。
この番付は一定の判断基準に従ってできるだけ客観的に作っていますが、筆者の独断・偏見も混ざっています。
真の順位は沙村氏の頭の中に、そしてあなたの心の中に――。
引用

小酷@2008-11-17 21:44

真相原来在这:
この番付は一定の判断基準に従ってできるだけ客観的に作っていますが、筆者の独断・偏見も混ざっています。
真の順位は沙村氏の頭の中に、そしてあなたの心の中に――。

我看万次还可以再往下排排……
引用

flyst@2008-11-18 00:14

槇絵最高果然没人有异议啊:o
不过又中了强的太犯规的人都不长命吗[/KH]
引用

tengsen@2008-11-18 00:52

吐鉤群应该是出来打过的人力最强,否则说不定那个不死的婆婆谁知道她厉不厉害,影久虽然说自己比万次弱,但没人相信才是,可也到不了第二,觉得他强是脸在起作用。当然这个作者到后面因为画的太长,自己先前说的话不一定会兑现,这也是N多同类漫画的通病了。
引用

小酷@2008-11-18 11:37

天津排第二我觉得没啥奇怪,本来就是按大boss塑造的,槙绘八成是因为不小心比他强所以才派到个不治之症的展开吧…… =v=

不过宗理没啥可参照的数据,为什么就插在那个位置了……
引用

昨夜星辰@2008-11-18 20:56

这个楼让我意识到:有一阵子没关注住人了ORZ……
引用

jfk2046@2008-12-06 19:27

太久没看 宗理是谁?
土狗群是朝廷那个大官吧
引用

jiezi@2008-12-06 20:07

乙橘姐,大概是幽白里户愚吕说的"能打倒她的,是超越技术的无穷力量"这种感觉
引用

lyjtlyy@2008-12-07 18:29

- =能排到百琳后面的战斗力可谓0啦....不过漫画初期,凛不是还能对付1,2个吗,比如那个用铁钩绑在树上钩人的那个家伙来袭击凛他们的时候。后来基本鲜见她和别人交手啦。弱化的严重啊。
引用

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