『漫游』酷论坛>『高桥留美子专区』>犬夜叉TV备忘录(每周 ..

犬夜叉TV备忘录(每周更新) 最近更新:79话

middle@2002-04-07 07:48

有条件的朋友可以去官方网络 http://www.ytv.co.jp/
考虑到都为日文的介绍,不知道有谁能帮忙翻译一下,让大家都能看明白,要翻译的请PM贴主!如果不是翻译的就不要回复了看看就可以了,谢谢!

片头曲资料:
1.「CHANGE THE WORLD」
演唱:V6
放映话数:1話~34話

2.「I am」
演唱:hitomi
放映话数:35話~64話

3.「終わりない夢」
演唱:相川七瀬
放映话数:65話~

片尾曲资料:
1.「My will」
演唱:dream
放映话数:1話~20話

2.「深い森」
演唱:Do As Infinity
放映话数:21話~41話

3.「Dearest」
演唱:浜崎あゆみ
放映话数:42話~60話

4.「Every Heart-ミンナノキモチ-」
演唱:BoA
放映话数:61話~


TV映话资料:

01 時代を越えた少女と封印された少年
02 四魂の玉を狙う者たち
03 骨喰いの井戸からただいまっ!
04 逆髪の妖魔 結羅
05 戦慄の貴公子 殺生丸
06 不気味な妖刀 鉄砕牙
07 激対決!殺生丸VS鉄砕牙
08 殿様妖怪 九十九の蝦蟇
09 七宝登場!雷獣兄弟 飛天満天!!
10 激対決!雷撃刃VS鉄砕牙!!
11 現代によみがえる呪いの能面
12 タタリモッケと小さな悪霊
13 新月の謎 黒髪の犬夜叉
14 盗まれた桔梗の霊骨
15 悲運の巫女桔梗復活
16 右手に風穴不良法師 弥勒
17 地獄絵師の汚れた墨
18 手を組んだ奈落と殺生丸
19 帰れ、かごめ!お前の時代に
20 あさましき野盗鬼蜘蛛の謎
21.22 50年前の真実奈落の正体 悪しき微笑さまよう桔梗の魂
23 かごめの声と桔梗の口づけ
24 妖怪退治屋珊瑚登場!
25 奈落の謀略をうち破れ!
26 ついに明かされた四魂の秘密
27 水神が支配する闇の湖
28 過酷な罠にかかった弥勒
29 珊瑚の苦悩と琥珀の命
30 盗まれた鉄砕牙対決 奈落の城!
31 心優しき哀愁の地念児
32 邪気に落ちた桔梗と犬夜叉
33 囚われた桔梗と奈落
34 鉄砕牙と天生牙
35 名刀が選ぶ真の使い手
36 かごめ略奪!超速の妖狼 鋼牙
37 かごめに惚れたあいつ
38 はなれて通うふたりの気持ち
39 仕組まれた死闘
40 風使い神楽の妖艶なる罠
41 神楽の舞と神無の鏡
42 破られた風の傷
43 ついに折れた鉄砕牙
44 灰刃坊の邪悪な剣
45 殺生丸、闘鬼神を振るう
46 獣郎丸と影郎丸
47 奈落に残る鬼蜘蛛の心
48 出会った場所に帰りたい!
49 失われた琥珀の記憶
50 あの顔が心から消えない
51 心を喰われた犬夜叉
52 止められない!妖怪の本性
53 父の宿敵竜骨精
54 鉄砕牙の奥義爆流破
55 石の花と七宝の初恋
56 霧の奥に美女の誘惑
57 すべては桃源郷の夜に(前編)
58 すべては桃源郷の夜に(後編)
59 美少女姉妹の弟子入り志願 (动画原创)
60 黒巫女五十年の呪い
61 現れた桔梗と式神使い
62 底知れぬ椿の呪縛
63 行く手を阻む紅白巫女 (动画原创)
64 多宝塔の巨大な鬼 (动画原创)
65 さらば青春の日々 (动画原创)
66 奈落の結界 神楽の決心
67 吹き荒れる裏切りの風
68 七宝へ怒りの挑戦状 (动画原创)
69 顔のない男の恐怖
70 よみがえった鬼蜘蛛の記憶
71 三つ巴の死闘の果て
72 刀々斎の奇妙な試練 (动画原创)
73 紫織母子とアイツの気持ち
74 結界破る赤い鉄砕牙
75 豹猫四天王の陰謀(动画原创)
76 標的は殺生丸と犬夜叉! (动画原创)
77 豹猫族とふたつの牙の剣 (动画原创)
78 珊瑚目指してオンリーユー (动画原创)
79 邪見の鉄砕牙ブン取り作戦 (动画原创)
80 殺生丸とさらわれたりん
81 断ち切れる奈落の行方
82 現代と戦国の狭間



To Be Continue……


中文TV目录
感谢蛇蛇提供翻译
第1话 超越时代的少女和被封印的少年
第2话 夺取四魂之玉的人们
第3话 从食骨之井来到现代!
第4话 逆发的妖魔 结罗
第5话 战栗的贵公子 杀生丸
第6话 令人毛骨悚然的妖刀 铁碎牙
第7话 激对决!杀生丸VS铁碎牙
第8话 殿下妖怪 九十九之蛤蟆
第9话 七宝登场!雷獣兄弟 飞天満天!!
第10话 激対决!雷撃刃VS铁砕牙!!
第11话 在现代复苏的诅咒能剧面谱
第12话 笛子童妖和小恶灵
第13话 新月之谜 黑发的犬夜叉
第14话 被偷走的桔梗的灵骨
第15话 悲运的巫女桔梗 复活
第16话 右手的风穴 不良法师弥勒
第17话 地狱画师的污墨
第18话 联手合作的奈落与杀生丸
第19话 戈薇!回你的时代去吧
第20话 卑鄙的野盗 鬼蜘蛛之谜
第21·22话 犬夜叉特别篇:奈落的正体逼近·桔梗的灵魂
第23话 戈薇的声音和桔梗的吻
第24话 妖怪退治屋 珊瑚登場!
第25话 打破奈落的谋略!
第26话 揭开四魂之谜
第27话 水神操控的黑暗之湖
第28话 陷入残酷圈套的弥勒
第29话 珊瑚的苦恼与琥珀的性命
第30话 被夺取的铁碎牙!对决!奈落之城
第31话 心地善良而哀愁的地念儿
第32话 堕入邪气的桔梗与犬夜叉
第33话 被困的桔梗与奈落
第34话 铁碎牙与天生牙
第35话 名刀所选择的真正主人
第36话 夺取戈薇!超速的妖狼 钢牙
第37话 迷恋戈薇的家伙!!
第38话 分开的往来 两人的心意
第39话 被预谋的死斗!
第40话 妖艳!风使神乐的圈套
第41话 神乐之舞与神无之镜
第42话 被打破的风之伤
第43话 终于被折断的铁碎牙
第44话 灰刃坊的邪恶之剑
第45话 挥舞着斗鬼神的杀生丸
第46话 兽郎丸与影郎丸
第47话 奈落残存的鬼蜘蛛之心
第48话 回到相逢处
第49话 被抹去的琥珀的记忆
第50话 不灭的脸
第51话 心被吃掉的犬夜叉
第52话 无法阻止!!妖怪的本性
第53话 父之宿敌 龙骨精
第54话 铁碎牙的奥义 爆流破
第55话 石之花和七宝的初恋
第56话 雾中美女的诱惑
第57话 整个桃源乡的夜晚(上集)
第58话 整个桃源乡的夜晚(下集)
第59话 美少女姐妹的拜师志向(动画原创)
第60话 黑巫女 50年的诅咒
第61话 突然出现的桔梗和式神使
第62话 谜一般的椿的咒语
第63话 挡住去路的红白巫女(动画原创)
第64话 多宝塔的巨鬼(动画原创)
第65话 青春的每一天(动画原创)
第66话 奈落的结界 神乐的决心
第67话 猛烈的叛变之风(《漫友》上翻译为“神乐的背叛之风”)
第68话 给七宝的愤怒的挑战信
第69话 恐怖的无脸男子
第70话 复苏的鬼蜘蛛的记忆
第71话 三方死斗的结果
第72话 刀刀斋的奇怪考验(动画原创)
第73话 紫织母子的心情
第74话 打破结界!被染红的铁碎牙
第75话 豹猫四天王的阴谋(动画原创)
第76话 杀生丸与犬夜叉的目标(动画原创)
第77话 豹猫族与牙之双剑(动画原创)
第78话 你的目标是珊瑚!(动画原创)
第79话 邪见的铁碎牙夺取计划(动画原创)
第80话 杀生丸与玲的再次分散
第81话 被切断的奈落的去向
第82话 现代和战国的夹缝



To Be Continue……
引用

middle@2002-04-07 07:51

現代でごく普通に暮らす中学3年生の女の子・日暮かごめは、
ある日突然戦国時代にタイムスリップ。
50年前に巫女・桔梗に封印された半妖の少年・犬夜叉と出会う。


かごめは自分の体の中から出てきた「四魂の玉」を悪しき者たちが狙っていることを知る。
妖怪の力を強める働きがあると言われている四魂の玉。
桔梗の生まれ変わりであるかごめには、その玉にまつわる不思議な力があるらしい。
しかし、四魂の玉は妖怪との戦いで砕け散ってしまった。
ここに、かごめの力で封印を解かれ、50年の眠りから目覚めた犬夜叉と、時を越えた旅人かごめの、四魂の玉のかけらをめぐる大冒険が始まった!
50年前に犬夜叉と桔梗を罠にはめ、弥勒一族に風穴の呪いをかけた因縁の男・奈落や、犬夜叉の刀・鉄砕牙を狙う兄・殺生丸など、数々の敵たちとの激闘。
コギツネ妖怪・七宝、不良法師・弥勒、妖怪退治屋・珊瑚といった仲間達との出会い。そして、蘇った桔梗と、かごめ、犬夜叉の三角関係の行方は!?


舞台は戦国。それぞれの想いを胸に、彼らの旅は果てしない広がりをもって続く…。
引用

middle@2002-04-07 07:54

1.時代を越えた少女と

魑魅魍魎の跋扈する戦国時代。半妖の少年・犬夜叉は本物の妖怪になるため妖怪の妖力を増大させるという"四魂の玉"を狙って村を襲っていた。しかし、玉を守る村の巫女・桔梗に胸を射抜かれ封印されてしまう。いっぽう、深手を負っていた桔梗も、妹の楓(かえで)に自分の亡骸と共に四魂の玉を燃やせと命じて絶命する。


それから500年が経った現代。由緒ある神社の娘、日暮かごめは平穏な日々を過ごす中学3年生の普通の少女。しかし15歳の誕生日、かごめは境内の洞にある井戸から出てきた妖怪によって井戸の中に引きずり込まれてしまう。その落ちた先にあったのは未だ妖怪うごめく戦国時代であった。井戸からはいでたかごめは、周りの風景が違うことに驚くと同時に、古びた矢によって張りつけにされている犬夜叉を見つける。これが、かごめと犬夜叉の初めての出会いであった。そこに老婆が現れ、かごめの姿を見て驚き自分の村へ連れて帰る。老婆は50年前、犬夜叉を封印して死んだ桔梗の妹・楓だった。楓はかごめが桔梗とあまりにも似ていることに驚いたのだ。


まもなく突然の静寂を破って村にいくつもの悲鳴がとどろく。かごめを井戸に引きずり込んだ妖怪"百足上臓(むかでじょうろう)"が、かごめを追って村に現れたのだ。村人たちを襲っている妖怪が自分を狙っていることを知ったかごめは、妖怪を村の外に連れ出すため自分を回にして犬夜叉の封印されている森へと向かった。その時、かごめが常人には見えぬはずの森の瘴気が見えることを知った楓は驚愕する。


いっぽう、森に逃げたかごめは必死になって助けを呼ぶ。その声に反応したかのように永遠に封印されているはずの犬夜叉が目を覚ました。 かごめに襲いかかった百足上臓は、左の脇腹を食い破る。すると吹き出る血と一緒に現れたのは、凛然と輝く四魂の玉であった。百足上臓はかごめの身体の中にある四魂の玉を狙っていたのだ。かごめは自分の身体の中から四魂の玉がでてきたことに戸惑い驚く。そのすきをついて百足上臓は犬夜叉の張りつけられている御神木にかごめを巻き付けた。そして余裕を持って四魂の玉を長い舌で拾い上げ、一気に飲み込んだ。すると百足上臓は妖力がみなぎり、さらに凶悪な姿に変貌する。「百足のエサになりたくなければ、この矢を抜け」という犬夜叉の言葉に思い悩んだ末、かごめは犬夜叉をを封印している矢に手をかける。
引用

middle@2002-04-07 07:56

2.四魂の玉を狙う者たち

神社の娘・かごめは、15歳の誕生日に境内の祠にある井戸から戦国時代へタイムスリップしてしまう。そこで封印された半妖の少年・犬夜叉と出会う。その地で妖怪"百足上臓(むかでじょうろう)"に襲われたかごめは"四魂の玉(しこんのたま)"を奪われてしまい悩んだ末、犬夜叉の封印を解いてしまう。復活した犬夜叉は百足上臓を一撃で倒すが、四魂の玉を渡せとかごめに襲いかかる。


犬夜叉の鋭い爪は、かごめの立っていた地面を5m程えぐり取った。あわやのところで避けたかごめに再び犬夜叉が迫りくる。その時、楓(かえで)の投げた念珠が犬夜叉の首にかかった。さらに「魂鎮(たましず)めの言霊を!」と促されたかごめは、思わず「おすわり!」と。すると犬夜叉の身体は地上に叩き伏せられてしまう。しかも念珠は犬夜叉の力では外すことはできなかった。


翌朝、かごめを村に連れ帰った楓は、四魂の玉が現世に出てしまった以上、それを狙う悪しき者たちが群がってくるであろうと教える。さらに楓は、犬夜叉に自分が桔梗(ききょう)の妹・楓だと明かす。そして桔梗は50年前、犬夜叉を封印した同じ日に死んだと打ち明けた。「せいせいしたぜ」と言う犬夜叉に楓は、かごめが姉・桔梗の生まれ変わりであると語る。姿形が似ているばかりでなく、神通力が使えること、四魂の玉を体内に持っていたことが何よりの証と。そうである以上、四魂の玉を守らねばならないとかごめを諭した。


翌日、かごめは1人で"骨喰いの井戸"のある森へ向かった。自分が出てきた井戸なら現代に戻れるだろうと推理したのだ。しかし、途中で野武士にさらわれ彼らのアジトである古寺に連れ去られてしまう。そこで待っていたのは「四魂の玉をよこせ~」とかごめに斬りかかってきた野武士のお頭だった。だが、何かおかしい動きを見せる巨漢のお頭は仲間であるはずの野武士たちにも刀を降り下ろしていた。 かごめはお頭に追い詰められ絶体絶命のピンチ。そこへ壁をぶち破って犬夜叉が現れる。死肉の臭いから犬夜叉は妖鳥"屍舞烏(しぶがらす)"がお頭の身体にとりつき死体を操っていると看破する。犬夜叉の攻撃にお頭の身体から飛び出した屍舞烏は、かごめの投げた四魂の玉をくわえ飛び立っていってしまった。間もなく四魂の玉を飲み込んだ屍舞烏は凶悪な姿に変化し、人間を襲い始める。その瞬間を狙って犬夜叉の攻撃が屍舞烏を引き裂いた。しかし四魂の玉を飲み込んでいる屍舞烏はすぐに再生してしまう。かごめの放った破魔の矢は見事、屍舞烏に命中するが、その瞬間、上空にまばゆいばかりの光が流星のように広がっていった。
引用

middle@2002-04-07 07:58

3.骨喰いの井戸から

神社の井戸を抜け、現代から戦国時代へタイムスリップしてしまった中学3年の少女・かごめは半妖の少年・犬夜叉と出会う。2人で協力して"四魂の玉(しこんのたま)"を飲み込んだ妖鳥"屍舞烏(しぶがらす)"を退治するが、屍舞烏から取り戻したのはわずか、一片の破片だけだった。かごめが放った破魔の矢は屍舞烏と一緒に四魂の玉までも打ち砕き、玉はばらばらに飛び散ってしまったのだった。


 巫女の老婆・楓は「たとえひとかけでも、強い物の怪の手に渡れば災いの元となろう」と案じ、かごめと犬夜叉に2人で協力して四魂の玉のかけらを集めるように命じる。


 しかし、幼稚で喧嘩腰の犬夜叉に怒ったかごめは現代に帰る決心を固め、1人で"骨喰いの井戸"へ向かった。そこへ四魂の玉を狙う妖魔"逆髪の結羅(さかさがみのゆら)"が現れ、かごめに襲いかかってきた。結羅は数本の髪の毛をあやとりのように弄びながら、かごめの懐から髪の毛を使って四魂の玉を奪い取る。かごめは結羅の振りかざす刀を間一髪でよけるが、バランスを崩して井戸の中へ。止めを刺そうとした結羅だが、井戸の中にいるはずのかごめの姿を見失ってしまう。


 楓は村の女親に呼ばれ、いきなり倒れたという彼女の娘の元へ。すると突如、娘が起き上がり操り人形のように不自然な振る舞いで包丁を手に襲いかかってきた。結羅が村人を髪の毛で操り、破片の在り処を探ろうとしたのだ。


 いっぽう山道で村の娘たちに襲われた犬夜叉は娘たちに手をかけようとした。しかし、そこへ怪我をした楓が現れ「娘たちを傷つけてはならん!」と。みな何者かに操られているだけなので、陰で操っている者を倒さねばならないと言う。まもなく結羅が両手を広げ髪の毛の結び目をギュッと締め上げた。その途端、犬夜叉は背後の大木に縛りつけられてしまう。犬夜叉の首を髪の毛がギリギリと締めつけていく。


 「うがぁーッ!」掛け声とともに犬夜叉は髪の毛をプチプチと切断していった。結羅の髪の攻撃を逃れた犬夜叉は、楓を落ち葉の中に隠すと、かごめを探して走り出した。結羅の髪の毛を見極められるのは巫女・桔梗(ききょう)の生まれ変わり、かごめだけだった。  そのころ、結羅に襲われ井戸に落ちたかごめは現代に舞い戻っていた。かごめが自宅の風呂に入り至福の時を過ごしている間、犬夜叉はかごめを探して走り続けていた。
引用

middle@2002-04-07 07:59

4.逆髪の妖魔 結羅

現代から戦国時代へタイムスリップしてしまったかごめは、中学3年生の普通の少女。半妖の少年・犬夜叉と出会い、彼の封印を解いたことから2人で協力して砕け散ってしまった"四魂の玉"を集めることになる。そこへ四魂の玉を狙って妖魔"逆髪の結羅(さかさがみのゆら)"が出現する。しかし、かごめは結羅に襲われ"骨喰いの井戸"に落ち、現代の世界へ戻ってしまっていた。結羅の髪の毛を見極めることができるのはかごめ唯一人。犬夜叉はかごめを探して走りまわった。


 その頃、久しぶりに現代の我が家へ帰ったかごめは家でくつろいでいた。かごめは犬夜叉と自分を襲った妖魔・結羅のことが気にかかるが、全てを忘れてしまおうと家族と一緒に夕食のおでんを食べる。そこへ井戸を通って戦国時代から犬夜叉がかごめを連れ戻しにやってきた。しかし、その肩には結羅の操る髪の毛が。現代世界に妖怪の攻撃が及ぶのをくい止めるため、かごめは再び戦国時代へ戻る決心をする。そんなかごめに犬夜叉は鎧よりも強いという火鼠(ひねずみ)の毛で織った衣を貸してやった。井戸の中に飛び込むと、2人をまばゆい閃光と漆黒の闇が包み込んでいった。


 戦国時代に戻った犬夜叉とかごめは、森の中に張りめぐらされた結羅の髪の中から、光る髪をたどって結羅の巣にたどり着く。2人を待ち構えていた結羅は、犬夜叉の攻撃をさけると残忍な笑みを浮かべて刀で犬夜叉を斬りつけた。それを見たかごめは、途中で拾った弓矢で反撃を開始。その矢は結羅の髪の毛を消してしまう効力を発揮した。かごめの不思議な力を恐れた結羅は、かごめに向けて鬼火櫛(おにびぐし)を放つと、紅蓮の炎が櫛から放たれ、かごめは炎に包まれてしまう。かごめが死んだと思った犬夜叉は血の刃"飛刃血爪(ひじんけっそう)"を結羅に叩きつけた。さらに攻撃を続けるが、結羅は倒れない。不死身かと思われたその時、髪束を駆け登っていく赤い衣があった。火鼠の衣に守られたかごめが、結羅の弱点を突き止めたのだ。あせった結羅は、かごめの首に髪の毛を巻き付け、じりじりと締めつける。その瞬間、血の刃がかごめの周囲の毛と結羅を切り裂いた。ほっと一安心した犬夜叉の背後に刀を持つ結羅の右手が髪の毛に操られ迫っていた。胸を刺され、苦痛に顔をゆがめた犬夜叉が振り向くと、そこには致命傷を負いながらもたっている不死身の結羅の姿があった。
引用

middle@2002-04-07 08:00

5.戦慄の貴公子 殺生丸

野営の陣幕の中でひときわ大きな声をあげている侍がいる。剛力無双で知られる侍たちの大将だ。突然その大将の身体が宙に舞い上がった。背後からその首をつかむ影・・・。妖怪"殺生丸(せっしょうまる)"が、父の墓を探してこの地を訪れたのだ。足軽雑兵も集まり、殺生丸を退治しようとするが、手下の妖怪"邪見(じゃけん)"が"人頭杖(じんとうじょう)"をかざすと兵たちは杖から出た炎に飲み込まれてしまう。殺生丸の父の墓探しは困難を極めていた。そこへ邪見が犬夜叉なら墓の在り処を知っているのではないか?しかも50年前に封印された犬夜叉だったが、最近になって封印が解かれ廷ったと殺生丸に提言する。


その犬夜叉は楓の住む村にいた。"四魂の玉"のかけらを持つ妖怪を退治するため、骨喰いの井戸を通って現代と戦国時代を行き来するかごめを待っていたのだ。現代から自転車を持ち込んだかごめは、野良仕事をする農民たちを尻目に自転車に乗って走り抜けていく。 楓の村につくと妖魔"逆髪の結羅(さかさがみのゆら)"によって斬られた傷の手当てをしようとかごめは犬夜叉に迫る。しかし、すでに刀傷は跡形もなかった。そこへ指の先ほどしかないノミじじいの"冥加(みょうが)"が現れる。冥加は犬夜叉の父の墓守をしていたが、最近、その墓を暴こうとする者がいると知らせにきたのだ。犬夜叉の父は、西国を根城にしていた化け犬の大妖怪。犬夜叉の母親のことが気になったかごめは、そのことを聞くと「死んだよ。とっくの昔に」と答え、犬夜叉はその場を立ち去ってしまった。父親が大妖怪で犬夜叉が半妖ということは・・・、かごめは犬夜叉の母親も、もしかしたら人間ではないかと考え始める。


その時、怪しげな雲がただよい、カラカラと車輪の回る音を響かせ空飛ぶ牛車が強大な妖気と共に現れた。その牛車の御簾がひるがえると、中には死んだはずの犬夜叉の母の姿があった。その途端、暗雲を切り裂いて巨大な腕が伸びてくる。腕は牛車を握り潰し、巨大な鬼がその全貌を現した。その左手には犬夜叉の母を握りしめている。さらに巨大な鬼の首筋には殺生丸の姿があった。鬼を操っていたのは殺生丸だったのだ。犬夜叉の腹違いの兄である殺生丸が父の墓の在り処を聞き出すため、冥界(めいかい)から犬夜叉の母を呼び出したのだ。半妖の犬夜叉を蔑み、母を苦しめる殺生丸に怒った犬夜叉は鬼の手から母を奪い返そうと、鬼に立ち向かっていく。「かごめ!おふくろを連れて逃げろ!」かごめと鬼の間に立ちはだかる犬夜叉。その瞬間、母の手からまばゆいばかりの光りが発すると同時に、3人の姿は消えていた。彼女は犬夜叉とかごめを連れ、その場を逃れた。しかし、すべては邪見がもくろむ罠だったのだ。
引用

middle@2002-04-07 08:01

不気味な妖刀 鉄砕牙

殺生丸から母を奪い返し、犬夜叉はこの世とあの世の境で母との別れを惜しんでいた。いっぽう、目を覚ましたかごめは水面に映る犬夜叉と母の2人の姿を見て驚く。なんと、母親の顔には目鼻がなかったのだ。すべては殺生丸の手下・邪見が、犬夜叉の父の墓の手掛かりを探るために仕掛けた罠だったのだ。妖怪"無女"は正体を現し犬夜叉を身体に取り込もうとする。かごめは冥加に金縛りを解いてもらい、邪見の隙をうかがうのだった。


無女を操る邪見は、犬夜叉から「右の黒真珠」という言葉を聞き出す。その隙をついてかごめは邪見の頭を踏みつけ"人頭杖"を奪い取った。しかし、なおも犬夜叉は無女に吸い込まれ続け、かごめにはどうすることもできない。そこに冥加が現れ「犬夜叉様の魂をお起こしせい!」と叫ぶ。かごめは水面に映る無女に向かって人頭杖を投げつけた。すると、水面の像がかき消え無女の身体から犬夜叉は脱出する。そこに殺生丸が現れ犬夜叉の右目を妖術で抜き出してしまう。"黒真珠"は犬夜叉の右目に封じ込まれていたのだ。怒りに我を忘れて殺生丸に飛びかかる犬夜叉だが、軽くかわされ逆に反撃を食らってしまう。


殺生丸が黒真珠に人頭杖を振り下ろすと、黒真珠を起点に黒い光りが渦巻くようにほとばしる。父の墓への入り口が開いたのだ。殺生丸を追って犬夜叉とかごめは、渦の中へ飛び込んでいく。


その中は明るい冥界のような世界が広がっており、巨大な妖怪の骨があった。大妖怪の父が変化(へんげ)を解いた真の姿である。殺生丸の狙いはは亡骸(なきがら)の中におさめられた宝刀"鉄砕牙"にあった。父の骸(むくろ)の体内に入った殺生丸は台座に突き刺さっている古びた剣を見つける。それこそが一振りで百匹の妖怪をなぎ倒すという牙の剣・鉄砕牙であった。殺生丸は剣を抜こうと柄(つか)に手をかけるが、閃光が走り鉄砕牙を抜くことはできない。そこへ犬夜叉が現れ殺生丸への嫌がらせのため自分も鉄砕牙を抜こうとするが、やはり剣を抜くことはできなかった。殺生丸が犬夜叉に襲いかかった瞬間、思わず飛び出したかごめだが、逆に邪見に投げ飛ばされてしまう。よろめきながら立ち上がり無意識のうちに鉄砕牙の柄(つか)に手をかけたかごめは、難なく鉄砕牙を抜いてしまう。
引用

middle@2002-04-07 08:03

7.激対決!殺生丸VS鉄砕牙

夜叉と殺生丸の父の墓におさめられていた妖刀・鉄砕牙。2人でも抜けなかった剣をかごめは、難なく抜いてしまう。そんなかごめを冷やかに見つめる殺生丸は、犬夜叉の攻撃をかわすと、毒の爪でかごめに襲いかかった。犬夜叉があわてて飛び込んでくるが、すでにかごめの姿はなく、ただ鉄砕牙だけが転がっていた。かごめが殺されたと思った犬夜叉は怒りに我を忘れ、殺生丸に突っ込んでいく。


犬夜叉の一撃が殺生丸の腹を突き胴鎧が砕け落ちる。今までかすりもしなかった犬夜叉の攻撃が初めて殺生丸に当たったのだ。いっぽう、死んだと思われていたかごめは鉄砕牙の結界に守られ生きていた。かごめから鉄砕牙を渡された犬夜叉が剣を構えると、殺生丸は全身からおびただしい妖気を発散させて、みるみるうちに変化していった。現れいでたのは巨大な犬の姿をした、妖犬殺生丸だった。


犬夜叉は妖犬殺生丸に鉄砕牙を振り下ろすが、傷一つつけることができない。殺生丸の攻撃をかわしながら鉄砕牙で斬りつけるが、何度やっても跳ね返されるだけである。それを見ていたかごめは「やっぱり・・・駄目なの?」と言い大粒の涙を流す。あわてた犬夜叉が「おれがおまえを守るっ」と叫ぶと、それに呼応するかのように鉄砕牙の脈打つような鼓動が始まった。犬夜叉の心に反応し、鉄砕牙が巨大な牙のような姿に変わった。犬夜叉が鉄砕牙を一閃させると、妖犬殺生丸が崩れ落ちた。さらに2度目の攻撃を胸にうけた妖犬殺生丸は、そのまま姿を消してしまう。


黒真珠から黒い光りの渦が吹き上がり、犬夜叉たちが姿を表す。元の世界に舞い戻ってきたのだ。


翌朝、楓の家で囲炉裏を囲み、かごめと冥加は楓と話し合った。なぜ、かごめに鉄砕牙が抜けたのか?すると冥加が、鉄砕牙は犬夜叉の父君が、人間である母君の身を守るために作った妖刀だと、剣のできた経緯を話す。また、だからこそ人間のかごめが鉄砕牙を抜くことができたのではないか、もともと人間を慈しみ守る心がなければ、使うことはできない刀なのだから。そのため人間に対して慈悲の心を一切持たぬ殺生丸には、鉄砕牙を使うことができなかったと推理する。そうとは知らない犬夜叉は、元のボロ刀に戻った鉄砕牙の使い方がわからずに刀を振り回していた。
引用

middle@2002-04-07 15:45

8.殿様妖怪 九十九の蝦蟇

犬夜叉、かごめ、冥加は四魂の玉を探す旅の途中に武田家の若侍、甘利信長と出会う。一見うつけ者のように見える信長だったが、彼には重大な使命があった。武田家から嫁いだ露姫の夫の殿様が乱心したという噂を聞きつけ真偽を確かめるべく駆けつけてきたのだ。まもなく、城の殿様が物の怪に爆かれていると噂話を聞きつけた犬夜叉の一行は、妖怪退治に乗り出す。そこへ信長もついてきた。犬夜叉たちが城内に忍び込むと、城の者は全て妖術で眠らされていた。露姫の身を案じて懸命に探す信長は、ついに姫を見つけ出す。そこへ包帯だらけの城主が現れた。大夜叉が鋭い爪を振り下ろすと城主の顔に巻かれていた包帯が宙を舞い中から蛙の顔が現れる。この蛙こそ齢(よわい)三百年の妖怪"九十九の蝦蟇"であった。蝦蟇が口から瘴気を吐くと、犬夜叉は喉を抑えて床に倒れ込んでしまう。その間に蝦蟇は露姫を抱いて逃げようとする。露姫を慕っている信長は姫を奪い返そうと刀を抜くが、蝦蟇は信長に大怪我を負わせ姫を担いで逃げ出してしまう。


蝦蟇が逃げ込んだ部屋には巨大な蛙の卵がいくつも積み上げられ、中には村の娘達が入っていた。その部屋に飛び込んだ犬夜叉は、鉄砕牙を抜き瘴気を吹き飛ばしながら一閃させる。しかし、斬られた蝦蟇は卵から飛び出した娘の魂を食らって傷を治してしまう。信長が卵の中から露姫を助け出そうとすると、蝦蟇が信長に襲いかかってきた。犬夜叉が鉄砕牙の峰を蝦蟇の頭に振り下ろすと、蝦蟇の意識が昏倒したのか、中から殿様の心が表に現れ出た。まもなく身も心も物の怪に奪われ、このままでは露姫を食らってしまうと心配した殿様は自分ごと蝦蟇を斬れと言う。しかし、信長はそんな殿様をかばうのだった。


冥加から蝦蟇は熱いものに苦手だと聞いたかごめは、猿の日吉丸が持ってきた油皿の火に、ヘアスプレーを吹きつける。すると霧が炎となって蝦蟇の顔面に襲いかかった。城主の身体から飛び出した蝦蟇を、犬夜叉は一刀で退治してしまう。


元に戻った城主と仲むつまじい露姫を見た信長は気を落とすが、そんな信長をかごめと犬夜叉は元気づけてやるのだった。
引用

middle@2002-04-07 15:47

9.七宝登場!雷獣兄弟 飛天満天!!

かごめは現代と戦国時代を骨喰いの井戸を通って自由に行き来していた。犬夜叉がかごめが現代から持ってきたカップラーメンを食べていると、突然青白い炎が現れ、間抜けなまんまるい妖怪が現れる。犬夜叉がその妖怪を張り飛ばすと、途端に弱々しい炎となり子狐妖怪・七宝が姿を現した。七宝は雷獣兄弟に殺された父親の仇を討つため、かごめの持っている四魂の玉を狙っていたのだ。犬夜叉を"手乗り地蔵の術"で金縛りにした七宝はかごめから、まんまと四魂のかけらを盗み出す。


かごめは犬夜叉を置き去りにして、一人で七宝を追いかける。そこへ、四魂の玉の気配を嗅ぎつけた雷獣兄弟の弟・満天が草むらから現れる。親の仇を目の前にした七宝は果敢にも満天に飛びかかるが、簡単に弾き飛ばされてしまう。四魂のかけらをよこせと詰め寄る満天。絶体絶命のピンチに陥った七宝だったが、かごめの放った破魔の矢に危ういところで救われる。大事な髪の毛をかごめに吹き飛ばされた満天は激怒し、かごめに雷獣波を放つ。紙一重でかわしたかごめだったが、その余波で気絶してしまう。かごめの無防備な姿を見た満天は、あまりのかわいさにかごめを小脇に抱え連れ去ってしまう。


命の恩人のかごめを置いて逃げてしまい、負い目を感じる七宝は犬夜叉の元に戻って金縛りの術を解き、かごめを助けてくれるように頼み込む。はじめは横柄な態度を取っていた犬夜叉だったが、意外にあっさりとかごめの救出に向かうのだった。


雷獣兄弟の根城で目が覚めたかごめは、満天が自分を毛生え薬にするつもりだと知り驚く。まもなく兄の飛天が女を連れて戻ってきた。人間の姿に似た飛天を見たかごめは、始め安心するが、飛天も何気ないことで連れの女を灰にしてしまうさらに危ない妖怪だと知る。満天に殺されそうになったかごめは、雷獣兄弟が四魂の玉のかけらを欲しがっていると知り2人に嘘をついて犬夜叉を探させる。


一方、犬夜叉と七宝、そして冥加の3人はかごめを救うため、雷獣兄弟が棲むという山へむかっていた。
引用

middle@2002-04-07 15:48

10.激対決!雷撃刃VS鉄砕牙!!

雷獣兄弟の弟、満天に連れ去られたかごめを救うため、犬夜叉と七宝、冥加の3人は雷獣の棲む山へ向かっていた。そこで、かごめを連れた雷獣兄弟と遭遇する。兄・飛天の振るう雷撃を放つ槍・雷撃刃を鉄砕牙で受けとめた犬夜叉は強敵を前にして緊迫する。しかし、犬夜叉はかごめに気を取られ苦戦を強いられるのだった。


七宝の活躍で一度は満天の手を逃れたかごめだったが、最後の髪の毛を吹き飛ばされた満天は大激怒し、目茶苦茶に雷撃を放つ。かごめに化けた七宝は満天の動きを封じ、その間にかごめは満天の鼻先に刺さった矢を抜こうとするが、激怒している満天は七宝を弾き飛ばし、かごめを絞め殺そうとした。 犬夜叉はかごめが気になって飛天との戦いに集中できない。それにも増して雷獣兄弟の卑劣さに怒りを覚えた犬夜叉は、飛天めがけて鉄砕牙を投げつけた。が、犬夜叉は飛天を狙うと見せかけて、満天を狙っていたのだ。鉄砕牙は満天を貫き、かごめと七宝はピンチを脱する。弟を殺された飛天は慟哭し、満天の額にあった四魂のかけらを取り込んだ。かけらが5つになった飛天は、パワーアップした雷撃を犬夜叉に放つ。


空気全体が震えるような膨大な量の雷撃が犬夜叉に襲いかかった。さけられないと見た犬夜叉は、冥加の助言を聞き鉄砕牙の鞘で雷撃を防いだ。鉄砕牙の鞘には妖力を封じる力が備わっていたのだ。鞘を楯にして飛天に突っ込む犬夜叉だが、飛天は空中に飛んでかわし犬夜叉を翻弄する。かごめは弓に化けた七宝で飛天に矢を放ち犬夜叉に加勢する。その刹那、飛天の懐に飛び込んだ犬夜叉は鞘を捨て、飛天の顔を殴りつけた。


空気全体が震えるような膨大な量の雷撃が犬夜叉に襲いかかった。さけられないと見た犬夜叉は、冥加の助言を聞き鉄砕牙の鞘で雷撃を防いだ。鉄砕牙の鞘には妖力を封じる力が備わっていたのだ。鞘を楯にして飛天に突っ込む犬夜叉だが、飛天は空中に飛んでかわし犬夜叉を翻弄する。かごめは弓に化けた七宝で飛天に矢を放ち犬夜叉に加勢する。その刹那、飛天の懐に飛び込んだ犬夜叉は鞘を捨て、飛天の顔を殴りつけた。


雷撃波に包まれた2人は焼き殺されたように見えた。そして、雷撃刃を受け止める大刃の鞘が今にも折れようとしたその瞬間、鞘の妖力は鉄砕牙を呼ぶのだった。
引用

middle@2002-04-07 15:49

11 .現代によみがえる呪いの能面

高校受験をひかえる中学3年のかごめは学校の定期テストを受けるため、500年前の戦国時代から現代へ戻ってきた。


その日、かごめが学校へテストを受けに行っている間に日暮神社の倉庫で火事騒ぎが起こる。境内で掃除をしていたかごめの祖父が、倉庫の入り口から煙があがっているのを発見し倉庫へ向かうと、"肉づきの面"と呼ばれる能面が封印の札を焼いて暴れ出し、祖父に襲いかかづてきた。能面の攻撃に祖父は御札を持って構えるが、火がまわって焼け落ちてくる柱に頭を直撃され気絶してしまう。


かごめが学校から帰ってくると、自宅の神社の前に何台もの消防車が止まっていた。驚いたかごめはあわてて母親のもとに行くが、すでに消火活動も終わり火事はおさまっていた。しかし、肉づきの面は誰にも悟られることなく消防隊員に取り憑き、消防車を暴走させて逃走した。そして何人もの犠牲者を身体に取り込み能面の身体は膨れ上がっていった。


入院した祖父の付き添いで母親は病院に泊まり、かごめは弟の草太と留守を守ることになった。まもなく、かごめは一連の騒ぎは"四魂の玉"のかけらを現代に持ってきてから異変が起こったことに気づく。


そこへ、肉づきの面が四魂のかけらを狙って襲いかかってきた。かごめは四魂のかけらを持った自分を囮にして草太を逃がし、祠の井戸から犬夜叉を呼んでくるように言う。草太は思い切って井戸に飛び込むが、かごめのように戦国時代に行くことはできない。草太が半べそをかいていると突然、犬夜叉が目の前に現れる。


草太を背中に乗せて、犬夜叉は猛スピードで血のにおいを頼りにかごめを追いかける。いっぽうかごめは、能面に追われ工事現場に息を切らせて駆け込んでいた。逃げ場を失ったかごめは建設中のビルに登るが、あっと言う間に追いつかれてしまう。危機一髪のところで犬夜叉が現れ、能面の肉体を切り刻むが、能面の身体はまだ身動きを続けていた。


数百年前に四魂のかけらを受けた大桂の木から掘り出され、以来人を食い続けてきたと語る能面。四魂のかけらが埋め込まれている額が弱点だとかごめから聞いた犬夜叉は、能面めがけて拳を放つ。しかし、能面の顔は拳を受ける前に縦に真っ二つに裂け、犬夜叉の腕を飲み込んでしまうのだった。
引用

middle@2002-04-07 15:51

12.タタリモッケと小さな悪霊

戦国時代から1週間ぶりに現代にもどってきたかごめは学校の帰り道、公園で花火をしている親子たちを見かける。すると1人の女の子が彼らの花火の束に火のついたネズミ花火を投げかけたのを目撃する。悪質なイタズラにかごめはその女の子に注意をしようとするが、一瞬のうちにその姿は消えてしまった。


翌日、弟の草太が入院している友達の見舞いに行くというので付き添うことになった。草太の友達・悟は半年前の火事以来、ずっと眠り続けていた。その病室でかごめは、昨日イタズラをした少女を再び目撃する。彼女は、半年前の火事で死んだ悟の姉・真由の幽霊だった。真由は恨みか未練があるのか、弟の悟の命を狙い続けていた。真由の悲しそうな目を見たかごめは彼女に放っておけないものを感じる。また、真由に寄り添う赤子のような妖怪も気になり、戦国時代に行き冥加(みょうが)にその妖怪のことを尋ねてみた。


その妖怪はタタリモッケと言い、本来は子供の魂を鎮める優しい妖怪で子供が無事に成仏するまで見守ってやるのだが、現世に災いをもたらすような魂は地獄に運ぶ役割を持っていた。幽霊は妖怪よりもやっかいなため関わるなという犬夜叉の制止も聞かず、かごめは真由を救うため急いで現代へ舞い戻った。


半年前の火事の日、真由が帰宅したことを知らなかった母親は悟を救い出すだけで精一杯だった。だが、真由は自分だけ助けてもらえなかったと誤解して悟を狙い続けていたのだ。


再び、真由が悟を狙って病室に現れた。かごめがドアを開けて駆け込むと、悟の寝ているベッドが持ち上がっていた。かごめと一緒に病室に飛び込んだ母親は真由の姿を見て驚く。見えない力に押されてストレッチャーは母親めがけて突進し、ストレッチャーに当たった母親は気を失ってしまう。火事を引き起こした原因はすべて自分にあり、母も悟も悪くないと判っている真由だが、自分だけ死んでしまったことに納得いかず理不尽な怒りが爆発する。ポルターガイスト現象が起こり、悟が窓の外に放り投げられた。そこにタイミングよく現れた犬夜叉が悟をキャッチして助け出す。真由は悪霊寸前にまでなってしまった。


タタリモッケは悪霊になってしまった子供の魂を、死んだ場所と時間に戻し、そこから地獄に引きずり込む。悪霊の一歩手前にまでなってしまった真由の魂をタタリモッケは地獄に引きずり込もうとしていた。悲しげにふりむく真由の姿を見たかごめは真由を助けるため、犬夜叉の背中に乗ってタタリモッケの後を追うのだった。
引用

middle@2002-04-07 16:06

13.新月の謎黒髪の犬夜叉

小舟に乗って四魂のかけらを探す旅にでかけたかごめたちは川を下る途中、妖怪嫌いの少女・なずなと出会う。彼女は最近、頻繁にこのあたりに出没する妖怪"蜘蛛頭"に追われていた。なずなによると、蜘蛛頭は春先からこの山に住み着き、死体の頭に巣くって人を襲ってまわっているらしい。犬夜叉たちはなずなを送って彼女が身を寄せている寺を訪れた。寺の和尚は、なずなは両親を蜘蛛頭に殺されたため、妖怪嫌いになったと言う。犬夜叉の一行は和尚の法力で守られている寺に泊めてもらうことになった。


 その夜、和尚の結界が破られ、蜘蛛頭たちが一斉に襲ってきた。犬夜叉の活躍かと思われたが、半妖である犬夜叉は1月に1度、妖力を失ってしまう時がある。それが今日、朔の日(新月)であった。蜘蛛頭から危うく逃げてきたなずなが、寺に残っている和尚の救出を頼むが、人間になってしまった犬夜叉は断ってしまう。しかし、かごめが寺に四魂のかけらを忘れたと聞いて、犬夜叉は七宝を連れて寺へ戻って行った。


 犬夜叉と七宝は蜘蛛頭たちを蹴散らしながら、寺の本堂々へ向かった。犬夜叉たちが本堂に着くと和尚が、かごめのリュックを開け四魂のかけらを手にしていた。和尚は邪悪な本性を現し突然、蜘蛛和尚となった。和尚こそが蜘蛛頭の親玉だったのだ。そしていくつかの四魂のかけらを取り込んでしまう。


 かごめと七宝の加勢で犬夜叉は何とか鉄砕牙の結界に逃げ込むが、蜘蛛和尚の毒にやられ意識を失っていた。かごめたちが閉じこもった部屋の戸を蜘蛛和尚は破ろうとするが、鉄砕牙の結界にはばまれて開けることはできない。その間に、冥加は死んだように横たわる犬夜叉の首に吸いつき毒を吸い出した。泣きじゃくるかごめを前にして犬夜叉は一瞬、目を覚ますが再び眠りについてしまう。


 長く太く伸びた蜘蛛和尚の手足が本堂を締めつけ、ついには壁も屋根も吹き飛ばしてしまう。残りの四魂のかけらを奪った蜘蛛和尚はパワーアップし、かごめたちが絶体絶命かと思われたとき・・・。
引用


«12345»共6页

| TOP