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airangle@2008-05-31 19:59


# 276 DUEL IN THE SUN



  茶道部部室。
  メールを読んでいる八云。
  彼女以外には谁もいない。
  カチコチと音を立てる壁时计。时针は二时四十分顷を指している。
  
  そこへ。
 
  背后に突然现れる幽霊の女の子。
 「――――!」
  惊く八云、少し青ざめた表情。
  幽霊の女の子(以下幽子)ニタッと笑って、
「久しぶりね」


  教会。
「サラ! お待ちなさい! 话はまだ済んでませんよ!」
「うへ~~~」
「まったくあなたという娘は隙さえ见せれば羽根が生えたように―――」
(あーあ……。稲叶や榛名はお昼って言ってたし、部长はバイトで、さつきは部活……)
  お说教はまだ终わりそうにない。
(待ちぼうけでゴメン八云~~~~)

再び茶道部部室。
「う………うぐっ」
  案の定、髪で缔め付けられている八云。
「うふふ。动けない?」

(―――また私の前に现れた。この子は何? 幻には见えない)

「苦しい?」
  问いかける幽子。
「お姉さんは行ってしまうし、あなたが気にしていたあの男も、最后まであなたに振り向かなかった」
「………!」
「もうあなた、完全にひとりぼっちね。
 ひとりぼっちが苦しいの? よほど苦しいのね。
 でもね、それは自业自得というものよ。
 だって、私はあなたの心。
 あなたの孤独。
 私は、あなたが自分で生み出した苦しみよ」
「……………」
「滑稽だわ。あなた、自分から心を开こうとしないのに、
 それなのに、こんなに………
 こんなにも独りを痛がるなんて」
「……………」
「ふふ。あなたほど内に向きすぎている娘も珍しいわ。
 何故? あなたの目にはよほど世界が汚らわしく映っているの?
 それとも、よほど自分を爱しすぎてしまったのかしら?
 そんなだから自分に取り付かれるのかもね!」

  目を闭じる八云。暗転。

(姉さんはもういない。私を守ってくれる人はもういない。
 私は………
 私はもう――……)

「违う!!」
   八云、目を闭じたまま大声で叫ぶ。
「私は……私はもうわかってる!
 私は怖がりで……痛がりで! 卑怯で!
 それが现実だわ。そう、私はもう现実を认めている!」
 でも……でも私は変わりたい!
 心から人にぶつかっていけるようになってみせる!」
   ポロポロと涙をこぼす八云。
「お姉ちゃんに迷惑かけたくないから! お姉ちゃんを安心させたいから! 私は逃げない!」
   俯いたまま、クシャクシャの泣き颜で、しかし、力强く、
「何度だって立ち向かってやる……」
「―――――――」 

「ぷ………! あっはっはっは!」
   爆笑する幽子、スルスルと八云を髪の束缚から开放する。
「あーーおかし! なーにマジになってんのよ? やーねもう」
「え?」
「暇つぶしよ、ヒマツブシ。私があんたの心なわけないでしょ? ただの幽霊よ」
「え……ええ!?」   
「でも、そろそろあんたも私が见えなくなる顷かもね。残念」
   ふふん、と笑う幽子。そして、
「たまには、また游んでよね!」
   シュルッ、と消える。
   そして、再び部室には八云ひとり………。


(―――あの女の子はそうして消えていった。
 あの子は私が作り出していた幻だったのか、それとも………)
 
  冢本家。手纸を読む八云。

(数日して、姉さんから手纸が届いた。 
 姉さん……がんばって。
 私は 大丈夫だよ)
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传说276剧透......
引用

ledgundam4@2008-05-31 20:17

比较关心另一对啊,大小姐啊
引用

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