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[分享]るろうにん剣心~「~追憶篇~」 第三章「宵李山」日语剧本
*葵*@2005-07-27 01:23
第三幕 宵里山
巴: お待たせしました。
剣心: 今日はいい天気だな。薪(まき)がよく乾く。
巴: ごめんなさい。
剣心: ん?
巴: 下ろしにする大根がなくて。
剣心: 別に構わないが、おれは。
巴: でも、なんだか気が抜けたようで。。。。。。
剣心: 畑をするか。
巴: え?
剣心: 大根はどうか分からないけど、何か作れると思う。子ともの頃、よく家の手伝いをした。それぐらいなら。
巴: そう。。。。ですか。
飯塚: よー、精が出るな。
飯塚: ふーん。
剣心: 何です。
飯塚: いや。とっから見ても本物の、夫婦状態だと思ってなあ。
巴: 残ってる菜を植えてきます。
飯塚: あれ、なんかまずいことを言ったかな。
剣心: いえ、それより。。。。
飯塚: あ。状況は良くない。この間の「馬関戦争」
に続いて、萩は俗論派の粛清を始めている。
剣心: 粛清。。。。。。
飯塚: 藩の保守派どもが、幕府にいい顔を見せたいって言って、俗論派を次々に詰腹(つめばら)きがせてんのさあ。今、萩は詰腹のない日はないって有り様だ。ひでーもんさ。もっとも、おかげで幕府の長州征伐だけは回避できたから。。。。まっ、どっちの派閥も双方痛み分けってところだもんな。だがこのままじゃ済まんだろ。今、高杉さんを牢から出す算段(さんだん)が進んでいる。そうなれば奇兵隊が動く。萩は近々、戦になるかもしれへん。
剣心: 桂さんは。
飯塚: あれ以来どこに行ったのかまったくの行方不明。藩じゃ、二念の心ってかぎ打ちを敲かれてる。
剣心: そんな。
飯塚: 世の中そんなもんさ。まっ、とにかく私たちはまだ待つしかない。こら等差の金、片貝さんからだ。それとー荷物を置いておく。お前薬を作って売りやれて、
剣心: 薬?
飯塚: 商売してるの世間疑わんからなあ。
剣心: この辺りに人は住んでいませんよ。
飯塚: 大津に下りて行く途中に村は幾つがある、そこを通る時の用心にだよ。ここから京には一日で出られるだが、今絶対に近づくなよ。あっちは新選組みおろか、見回りまでが競って志士を斬ってる。その数多にはお前、人斬り抜刀斎のひじゃあねー。近い内にまた、様子を見に来る。
じゃ、また巴さん。あんた今日から「薬屋の女房」だ。
剣心: ここ何年も忘れてたな。十五夜なんて。
巴: 夕方、秋茜を見ました。この先、どうなるでしょう。いつまでここで暮らしていられるでしょう。
剣心: 暫らくの間と思う。それ以上は。。。。。。
剣心: 日が暮れるまでに帰りたいが、まだか。
巴: はい、今っ。
剣心: 夫婦者は怪しまれないって本当だったな。
巴: ええ。それに思っていたよりよく売れてしまって、よかった。
剣心: 置いてきたんだな、あの小刀。
巴: !! はい、置いてきました。今は、薬屋の女房ですから。
剣心: 冷えてきた、急ごう。
剣心: うまい。
巴: そうですか。
剣心: 久しぶりだ、こんな味。
巴: そうですね。
剣心: どうした。
巴: いえっ、何でも。どうぞ。
剣心: そうですか。
飯塚: まっ、気長に行こうや。それとも、退屈な薬屋の生活には飽きたか。
剣心: そんなことはありませんよ。もともと好きで人を殺めたわけじゃない。それに、ここでの生活は退屈どころか、色々と、目の覚めることの連続ですよ。
飯塚: そりゃ結構。だがくれぐれも、腕でけは鈍らせぬなね。じゃあな。くれぐれも、な。。。。。。
巴: ごめんなさい。あの人ちょっと苦手で。お見送りもしないで。
巴: そんな。せっかく。
剣心: 雨が続いたから。大丈夫、半分は無事だろう。よくある事だ。
巴: でも、でも。。。でも!。。。
巴: あなたは聞かないのですね。
剣心: え?
巴: 私の身の上を、何も。
剣心: 君の父上に、済まないと思っている。素性を隠すとはいえ、夫婦として暮らしていることに変わりはないから、だから君の過去を聞いたところで、どうこう言えたきりじゃない。
巴: あなたは
剣心: ん?
巴: いいえ、なんでもありません。
親族A:巴ちゃん、これを、せめても形見にと、先方のご両親が。
巴: わざわざ、すみません。
親族B,C:公家人の次男程度じゃ、巴ちゃんを幸せにできないからって京に行ったなんて。その志は立派だけどね、だからって見回り組なんかに入るから、こんなことになっちまうんだよ。
親族A: そんな事を言うもんじゃないよ、少しは巴ちゃんの気持ちを考えておいておくれ。
親族B,C: はい
縁: 姉ちゃん、どうしちゃったんだよ!返事してくれよ、姉ちゃん、どうしちゃったんだよ!姉ちゃん、姉ちゃん。。。。。。!
巴: 人を斬っていない時のあなた、優しすぎるわ!
飯塚: 桂は逃がしちまったが、抜刀斎のほうはまだ掌握してる、あと少しで、奴を、やれるぜ。
片貝: やはりこいつが!
飯塚: この数ヶ月ですっかり剣気は衰えてるし、なにより目の色が変わっちまった、まったく大したもんだよ、あんたらの仕組みは。
飯塚: ちっ、片貝。そろそろ知る時のようだ。最後の仕上げをやらせてもらうぜ。おい、縁。待たせたなあ。雨が止んだら、お前の出番だ。雪代縁。
巴: 縁?
縁: 来たよ姉ちゃん!
巴: 弟です、縁と言います。
剣心: 弟?
巴: ええ。時々便りを出していたですけど、訪ねてきてくれて。
剣心: そうか、積もる話もあるだろう、畑を見たくるよ。
巴: いきなりで驚いたわ、父上お元気?
縁: 元気じゃないかな。
巴: 江戸からいつ出てきたの。
縁: 半年前。姉ちゃんが出ていて、すぐに。
巴: 縁、あなた、今どこの家にお世話になってるの。それに、どうしてここが分かったの?
縁: 分かるさ。おれが連絡係なんだから。いよいよだよ、決まったんだ。喜んで姉ちゃん、やっとあいつに、抜刀斎に天誅を下せる時がきたんだ。それが姉ちゃんの望みだろう。だから一人で出てきちゃったんだろう。こんな寂しい所で、あんな奴と一緒に。
巴: 今すぐに江戸に帰りなさい。あなた一人で。
縁: なーに行ってんだよ姉ちゃん!
巴: あなたは雪代家の長男でしょう。こんなことに手を染めてはだめよ。
縁: 家なんてどうでもいいよ!おれは姉ちゃんの力になりたいんだ!だから!!
巴: 帰りなさい縁。分かったわね。
縁: どうしちゃったんだよ、なんであやつを庇うんだよ!あいつは姉ちゃんの敵だろう!!姉ちゃんから幸せを奪った、憎き仇のはずだろう。
巴: それを父上に渡して、私の代わりだと思ってくれって。
縁: え?
巴: お願いよ、いいわね。
縁: ねえちゃん。。。
巴: いいわね。
縁: 連絡場所、確かに伝えたからね。あいつさえ、あいつさえいなくなれば、
剣心: 冬までに間に合った。
巴: え
剣心: 急の思い付きで、取れるかどうか自信なかったけれど、結構育つものだな。
剣心: ん?
巴: いえ、あんまり美味しそうに食べるものだから
剣心: そうか。
巴: 本当だったら、あなたは毎日こうして暮らしていたんですね。畑をして、とれたものを食べて。
剣心: ここに来てから思っている、御剣流の理に習って、「力弱き人々のために、一人でも多くの人びとの幸せを守るために、新時代を」と剣を振るってきたけれど、それが如何に思いやがりだったかということ。この程度の暮らしを守ることが、おれにできる精一杯だったんだと。おれ個人は、今まで幸せと言うものがどんなものなのか、分かっていなかった気がする。それが今になってやっと。。。君との子の里山での生活の中ではっきりと自覚できた。今まで自分が何の為に戦い、これからも戦っていくのか、その答えを、君が教えたくれたんだ。
巴: 私も少しお話していいですか。
剣心: ん?ああ。。。
巴: 私の実家は江戸にあります。父は公家、文武ともからきしですが、優しい人です。母は病弱で縁を産んでまもなく亡くなりました。だから、縁にとって私は姉であり、また母でもあるんです。かわいい弟です。裕福ではありませんが、平和に日々を暮らしてまいりました。私、決めていたんです、嫁ぎ先が。相手は同じ公家人の家の次男で、幼馴染でした。そのお話が決まった時、弟に駄々をこねて困りましたけど、それを除けば、舅(しゅうと)まで何一つ滞りなく(とどこおりなく)進むはずでした。だが、彼は動乱の京で帰らぬ人となりました。知らせを聞いて居ても立ってもいられず、私もこちらに参りました、そして。。。。。。あなたと出会いました。その夜、です。ごめんなさい。
ごめんなさい、私は。。。あなたを。。。
飯塚: 縁、明日になれば姉ちゃんと江戸に帰れるぜ。
縁: あいつさえ、抜刀斎さえいなくなれば、姉ちゃんは帰ってくる。そういうことだよね。
飯塚: ああ、そうだ。そしてすべてが終わる、晴れてお役ごめってわけだ。お前もおれもなあ。
(悪いな、体を張って大博打、負けるわけには、いかねーのよ。)
剣心: もう少しだ。
巴: ええ。
剣心: 今年はこれで終わりだ、次に売りに行くのは雪が解けてからだな、この生活が来年まで続けられればの話だが。
急がないと、風邪を引く。
おれは、君を、君を、守る。
君を、守る。
巴: 私の与り知らぬ所で死に、私の幸せも消え去れました。目の前にあった幸せを、抓み留めることができませんでした。でもそれは自分のせい、思いを伝えられなかった自分のせい。あの時、私が勇気があれば、そう思えば思うほど、何かを、誰かをにくまないと気が狂ってしまいそうで、あなたを殺す策略に身を委ねました。そんな女、あなたは、あなたは、守ると!
あの人は同じ公家の次男で幼馴染、父と似て、文武ともからきし、けど誰にも優しく、なにより努力な人でした。そんなところ、ずっとずっと、好きだったから。彼が私を選んでくれた時も、本当に嬉しかった!
けど。。。。。。。そのとき私は嬉しいのに。ただただ目を丸くすることしかできませんでした。だからかもしれません、私はどれほど幸せだったか、彼に伝われなかったの。私には、幸せになる資格なぞ、なかったのかもしれません。
剣心: 「あなたは血の雨を降らせるのですね」初めに逢ったとき君はそう言った。
巴: ええ。
剣心: 「人を斬ることで、得られる幸せがあるとは思えない」とも言ったね。
巴: ええ。
剣心: その通りだと思う。でも、この先もおれは人を斬るだろう。「新しい時代が来る」その時まで。けど、その時が来たら、おれは人を斬ることなく、人を守れる道を探そうと思う。この目に映る人々の幸せを、一つ一つ大切に守りながら、罪を背負う償いの道を。君がいれば、おれは刀を捨てられる。
巴。
巴: はい?
剣心: 君の幸せを、僕が 守る。
巴: はい
巴: この人は私の幸せを奪った人。そして、もう一つの幸せをくれた人。
さよなら 私を愛してくれた 二人めの男。
剣心: 巴、巴!
飯塚さん!
飯塚: 内通者がばれたぜ
巴だ。
剣心: え?!
飯塚: 向こうの山のもとに仲間がいる。たぶん巴がそこにいる、始末しろ
剣心: そんな
飯塚: 証拠がある、日記だ。
剣心: 日記?!
飯塚: お前の頬に傷をつけた例の男、巴はあの男の、女房になるはずだった女だ。
巴: 彼はの前に、動乱の京へ行って、帰らぬ人となりました。
事情果然越做越熟练:)
*葵*@2005-07-27 01:28
第一次是听写第二章,前后花了10小时,这一次的第三章勇士缩短了一半多,四个多小时就完成了,うん、成就感ばっちり!:D
不过也有客观原因:第三章的台词主要集中在剑心和巴上,不用总是换人名,省去了不少时间。而且剑心从来都说得又稳又标准(凉风真世大人,声音超魅力!),巴是「江戸っ子」,不用说了。
それより飯塚の奴、相変わらず難しいことばっかり言いやがって。。。。。。
*葵*@2005-07-27 01:35
对乐、るろうにん剣心~「~追憶篇~」第二章「迷い猫」、 第三章「宵李山」日语剧本 是我翻译来和大家交流的,如果转载之类的话清通知我一下:)
jackyxie@2005-07-27 02:41
楼主加油,收了,对照动画慢慢听,等待第四章面世 m(_ _)m
小猴@2005-07-28 12:28
QB如果剧本都是自己翻译的请注明原创 ^^ 以便日语区收集
*葵*@2005-07-28 22:28
るろうにん剣心~「~追憶篇~」第二章「迷い猫」、 第三章「宵李山」日语剧本 是我的原创。
绿光点点@2005-07-28 23:07
偶看不懂~~~~~日语水平有待提高!!!
cutexuxu@2005-08-02 12:19
有了楼主的剧本 所以打算有空再看一遍无字幕的
顺便联系听力
滄炎沁夢@2005-08-02 21:12
太感谢楼主帮忙贴完这个剧本了~~~
本来第二幕我已经写了大半的,但后来因为忙着备考所以停了~~~@_@
evangeline212@2005-08-03 13:32
好厉害啊,我听力最苦手了今年还要考二级八成没希望了55555
呵呵、大家看了能排上用场最好不过啦:)
*葵*@2005-08-05 14:49
楼上的加油!我考二级时听力可是100分啊!(じまん中)
我的经验是狂做模拟题。
不过我实在学校老师逼着做的,哈哈。。。。。。
而且和同学比着,有一种竞争心理。
还有就是:一定要会预测!听懂一两句也要根据种种经验和生活常识、还有语气等等推测处结果来!
大概就是“读心术”+"柯南的推理“吧,哈哈:)
*葵*@2005-08-05 14:53
滄炎沁夢 さんに聞きたいですけど。
一幕を聞いてパソコンで記録するのにドレぐらいの時間がかかりますか?
真`bt无双@2005-08-14 09:07
感謝、頑張ります!
hamankarn@2005-08-16 11:42
大変お疲れ様でした。ありがとうございます。
fsdragontree@2005-09-14 13:00
”楼上的加油!我考二级时听力可是100分啊!(じまん中)”
沈黙~~~~
楼主作我家教吧~~~~
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