『漫游』酷论坛>『高桥留美子专区』>犬夜叉TV备忘录(每周 ..
middle@2002-04-07 16:09
14.盗まれた桔梗の霊骨
楓の村が鬼女・裏陶によって襲われ、桔梗の骨と墓土が持ち去られた。楓は裏陶に向かって矢を放つが、難なくかわされ逆に楓は吹き飛ばされてしまう。
同じ頃、夢を見て桔梗を思い出していた犬夜叉は、大鎌を持ちつづらを背負った裏陶が田んぼの上を飛び去っていくのを目撃する。裏陶から楓の血の臭いを嗅ぎ出した犬夜叉はかごめと七宝をうながして、楓の村に急いだ。
犬夜叉たちを出迎えた手負いの楓は、盗まれた桔梗の骨を裏陶から取り戻してほしいと犬夜叉に頼む。桔梗は巫女の中でも並はずれた力を持っていたため、その骨が妖怪の手に渡って悪用されることを恐れたのだ。50年前に自分を封印した桔梗を敵と憎んでいる犬夜叉は一度は断るが、結局、楓、かごめたちと共に桔梗の骨を取り戻しに向かうのだった。
裏陶は桔梗の骨と墓土を使い人形の人器を作って鬼窯で焼いていた。窯の煙突からは白い煙が立ちのぼる。裏陶の住処に近づくかごめは、道中、桔梗のことになると犬夜叉の態度が変わることに気づく。そして、もしかしたら犬夜叉は本当は桔梗のことが好きだったのではないかと思い始める。
いっぽう、焼き上がった人器の中から桔梗の身体が現れた。裏陶は桔梗を使って四魂のかけらを集め、その力を使って闇の世界に君臨しようとしていた。しかし、桔梗の身体には魂が入っておらず、ただの抜け殻であることから、桔梗の魂はすでに転生しほかの身体に生まれ変わっていることを知る。
裏陶の住処へ通じている吊り橋にたどりついた犬夜叉たちは、土人形たちの襲撃を受ける。闘いの様子を対岸の崖の上からながめていた裏陶は、かごめが桔梗にそっくりなことから、かごめが桔梗の転生した姿だと見抜く。そこで吊り橋を切って、大夜叉たちを谷底に落とし、かごめ1人をさらって住処へ帰って行った。
両手を縛られ石の棺に入れられたかごめに、裏陶は薬草の入った水を注ぎ込む。その薬草は魂を身体から引き離す力を持っていた。
middle@2002-04-07 16:11
15.悲運の巫女桔梗復活
の村を襲った鬼女の裏陶は、奪った骨と墓土で桔梗を復活させた。桔梗を自分のしもべにして四魂のかけらを集めさせようとしたのだが、再生された桔梗は魂がなく抜け殻であった。かごめを見つけた裏陶は、かごめを桔梗の転生した生まれ変わりだと見抜き、かごめをさらって住処へと戻って行った。
いっぽう、谷底へ落とされた犬夜叉だったが、裏陶の兵隊である土人形がクッションになり難を逃れた。楓も七宝の木の葉の術で無事に地上に着陸した。
住処に戻った裏陶はかごめを薬湯に浸けて魂を取り出そうとするが、結界が生じて出てこようとする魂を押さえ込む。そこへ現れた犬夜叉が抜け殻の桔梗を見て、思わず名前を叫んだ。その瞬間、桔梗の魂は結界を破ってかごめから離れ、再生した桔梗の身体に流れ込む。裏陶は復活した桔梗を使って犬夜叉たちを始末しようとするが、桔梗は裏陶の体をバラバラに吹き飛ばし、さらに犬夜叉を見て憎悪の力を放った。
50年前、人間になると誓った犬夜叉を信じた桔梗は、四魂の玉を渡そうと決意する。しかし約束の朝、現れた犬夜叉に襲われ玉を奪われてしまう。そして末期の力をふりしぼって桔梗は犬夜叉を封印したのだ。
犬夜叉を憎んで死んだ桔梗は、犬夜叉が生きている限り救われないと、犬夜叉を殺そうと迫る。姉の悲しい姿に心を痛めた楓は、鬼術でよみがえらされたまがいものの身体を壊し、桔梗の魂をそこから出してやってくれと頼むが、犬夜叉には桔梗を殺すことはできなかった。
反撃できぬ犬夜叉に、桔梗の破魔の矢が迫った瞬間、意識のないかごめの目が見開かれた。それに呼応するかのように、桔梗の身体は力が抜け、膝から崩れ落ちていった。同時に桔梗の身体からいくつもの光の玉が飛び出し、かごめの身体に戻っていく。が、陰の気に満ちた怨念だけが桔梗の身体に残り、その場を逃れた。そして追ってきた犬夜叉が電撃を放って桔梗は霧深い谷底へ落ちて行くのだった。
犬夜叉は50年前、四魂の玉を狙う妖怪を次々に倒しながら、犬夜叉にはとどめを刺さなかった桔梗のことを思い浮かべる。四魂の玉で本物の妖怪になろうとしていた犬夜叉に桔梗は玉の力を使って人間になることを勧めた。犬夜叉は桔梗となら人間になっても共に生きて行けると思っていたのだ。しかし、約束の日…。
middle@2002-04-07 16:14
16.右手に風穴不良法師 弥勒
若き法師・弥勒は法力はあるが、女好きが玉にきずの不良法師である。茶屋で領主の姫が妖怪に取り憑かれているという噂を聞いた弥勤は、姫を化けイタチから救ってやるが、ちゃっかり金目の物まで奪って遁走した。
その場を逃げた弥勒は化けイタチを退治した際、手に入れた、"四魂のかけら"を見ながら温泉の露天風呂に浸かっていた。すると、背後の岩場で女の声が聞こえてくる。岩場の陰から覗いた弥勒は、四魂のかけらのペンダントをしているかごめを発見する。そして四魂のかけらの奪取を目論むのだった。風呂からあがった弥勒は仲間の八衛門狸に犬夜叉を襲わせ、かごめの誘拐に成功する。しかし、かごめに答められるとあっさりと解放し、自転車と四魂のかけらを盗んで去って行った。
犬夜叉はかごめと七宝を背中に乗せ、弥勒の臭いを追って猛然と追いかける。一方追いかけられているとは知らない弥勒は遊女をはべらせ、近くの宿場で宴会を開いていた。そこへ弥勒を追ってきた犬夜叉が乱入する。
庭に逃げ出した弥勒に犬夜叉の振り降ろす鉄砕牙が迫った。弥勤はとっさに錫杖で受けとめる。その後も鉄砕牙を難なく受け流す弥勒は、自分は法力で人を助ける法師だと名乗り、妖怪に四魂のかけらを渡すわけにはいかないと言う。
鉄砕牙の波状攻撃をことごとく受けとめていた弥勒だが、足をすべらせ錫杖を弾き飛ばされてしまう。弥勒は見物していた人たちを遠ざけ、右掌の篭手を外し、犬夜叉に向かって右手をかざした。すると、掌に向かって凄まじい風が噴き出す。犬夜叉は地面に突き刺さった鉄砕牙にしがみつき、吸い寄せられるのを耐えた。その両脇を馬小屋の瓦礫や、馬が吸い寄せられ、弥勒の右掌に開いた風穴へ吸い込まれていく。
しかし、人間を吸い込まないようにしている弥勒が悪い人間ではないと悟ったかごめは風穴に自ら飛び込み、弥勒の風穴を閉じさせることに成功する。
犬夜叉とかごめは、目を覚ました弥勒から四魂のかけらを集めている事情を聞いた。右手の風穴は奈落という妖怪の呪いでうがたれたものだと。そして奈落は50年前、弥勒の祖父と戦い、また四魂の玉を守っていた巫女をも殺したと打ち明けた。それを聞いた犬夜叉は、5O年前に自分の姿に扮し桔梗を傷つけた妖怪が奈落だったことを知る。
middle@2002-04-07 16:16
17.地獄絵師の汚れた墨
落武者の無残な屍を見つけた犬夜叉たちは、四魂のかけらを持った妖怪の仕業と見抜く。さらに犬夜叉は屍から血の臭いだけではなく墨の匂いも交じっていることに気付く。いっぽう、犬夜叉たちと別れた法師・弥勒は京から流れてきた絵師・紅達(こうたつ)を見て何かに取り憑かれていると感じるが、病弱そうな姫が気になり彼女の後を追う。
屍から匂った墨の匂いを手がかりに妖怪を捜す犬夜叉たちは、怪しい絵師・紅達を見つける。しかし、紅達が胸元から一枚の巻物を取り出すと、そこに描かれていた黒鬼が実体化し犬夜叉の前に立ちはだかった。犬夜叉は黒鬼を鉄砕牙で一刀両断するが、紅達を取り逃がしてしまう。そして鼻の利く犬夜叉は黒鬼から弾け飛んだ臭気に当たって目を回してしまうのだった。
姫の後を追い御祓いを請け負った弥勒が、毎夜迎えに来るという妖怪を待ち伏せていると、そこへ墨の匂いを嗅ぎつけた犬夜叉たちが現れる。弥勒から話を聞いたかごめたちは姫に化けた七宝を囮にして、妖怪を待ち受けた。しばらくすると、牛車を中心にして地獄の妖怪軍団が出現し、姫を連れて夜空の満月に消えていった。
紅達は姫がくるのを家で今か今かと待っていた。すると、夜空に連れられて姫と一緒に彼女を追って弥勒が現れる。紅達は2人を前にして姫をさらった経緯を語り始める。以前、地獄絵師を務めていた紅達は戦場で偶然、四魂のかけらを手に入れ、かけらを溶かした墨で鬼を描くと生命が宿ったこと、さらに墨に混ぜるのは人の生き肝が最もよいことなどを見つけ、京では多くの人々を殺し過ぎたため逃げてきたことなどを話した。そして紅達は自分だけの姫を得るために、姫を写そうとさらっては毎晩、描いていたと告白する。
弥勒は四魂のかけらを渡せと迫るが、紅達は鬼の軍勢を絵図から実体化させて差し向けた。そこへ洗濯挟みを鼻にはさんだ犬夜叉が現れるが、あまりの数の多さに臭気を押さえきれず犬夜叉はまたも気絶してしまう。
弥勒は右手の風穴を開き、鬼の軍勢をすべて吸い込んでしまうが、あまりの邪気の多さに疲労困憊する。その刹那、紅達は三つ首の蛇にまたがり空へ舞い上がっていく。意識を取り戻した犬夜叉はすかさず紅達を追う。弥勒は犬夜叉に紅達は人間だから殺してはならないと呼びかけるが、大夜叉は・・・。
middle@2002-04-07 16:17
18.手を組んだ奈落と殺生丸
鉄砕牙をめぐる闘いで、犬夜叉に左腕を切り落とされてしまった兄の殺生丸は、代わりとなる妖怪の腕を欲していた。そこへ狒狒の皮で顔と身体を隠した得体の知れない男が現れ、四魂のかけらを仕込んだ人間の腕を差し出した。奈落と名乗るその男は、妖刀・鉄砕牙を掴むことができる腕を提供する替わりに、犬夜叉を殺してくれという。不遜な申し出に手下の邪見は気色ばむが、殺生丸は素直に腕を受け取った。この奈落こそ、犬夜叉と行動を共にする法師・弥勒の仇敵だった。
その頃、犬夜叉とかごめたち一行は、弥勒の御祓いのおかげで立派な屋敷に宿をとった。しかし、御祓いがインチキと知った犬夜叉は弥勒に突っかかる。その途端、大きな衝撃と共に四魂のかけらが近づいてくる気配をかごめは感じ取る。屋敷から出た犬夜叉たちは、巨大な鬼に驚いた。しかも鬼の肩には殺生丸の姿があった。
挑発する殺生丸に犬夜叉は鉄砕牙で斬りかかるが、太刀筋を読まれ難なく腕をつかまれる。鉄砕牙を手放せと促す殺生丸。反発した犬夜叉は力任せに殺生丸を押し返すが、虚を衝かれ鉄砕牙を手放してしまう。その鉄砕牙の柄を殺生丸が掴み取る。以前、鉄砕牙の結界に阻まれた殺生丸が、鉄砕牙を掴めることに犬夜叉は愕然とする。
殺生丸は犬夜叉に"鉄砕牙の真の威力を教えてやる"と言うと、邪見に合図して山の妖怪をすべて追い出させた。すると山中のこずえを鳴らして、無数の妖怪たちが一斉に天に向かって飛び出していく。殺生丸が全身の気をみなぎらせ、鉄砕牙を振り切ると百匹程いた妖怪たちは一瞬にしてなぎ倒されてしまった。
犬夜叉に加勢しようと前に飛び出した弥勒は、風穴で対抗しようとする。しかし、奈落は弥勒封じの秘策までも殺生丸に授けていた。殺生丸が投げた蜂の巣のようなものの中から飛び出した地獄の虫・最猛勝は自ら弥勒の風穴に飛び込み、その毒を持って弥勒の動きを封じてしまう。
苦しげにうずくまっている弥勒に肩を貸した犬夜叉は、物陰へ隠れた。そこへ殺生丸が悠然と近づいてくる。さらに気をみなぎらせて静かに鉄砕牙を掲げると、キラリと光った鉄砕牙はすさまじて勢いで振り抜かれた。するとゴォーッと大気が鳴り、弥勒の風穴に半分吸い込まれた鬼のむくろが一挙に吹き飛んだ。犬夜叉たちが吹き飛ばされ、殺生丸がきびすをかえそうとした、その時…。
middle@2002-04-07 16:19
19.帰れ、かごめ!お前の時代に
殺生丸が犬夜叉めがけて鉄砕牙を振り下ろそうとした瞬間、かごめの放った矢が命中し鉄砕牙の変化をといてしまぅ。いっぽう最猛勝(さいみょうしょう)の毒で衰弱していく弥勒は邪見から殺生丸に毒虫・最猛勝を授けたのが奈落であることを聞き出す。かごめは弥勒に現代から持ってきた解毒剤を与えるのだが・・・。 四魂のかけらを仕込んだ人間の腕によって鉄砕牙をつかむことができるよになった殺生丸は気をみなぎらせて、鉄砕牙を振り下ろそうとする。そのとき、かごめの放った矢が命中して、鉄砕牙の変化(へんげ)をといてしまう。なおも矢を射るかごめだが、殺生丸は矢をかわしつつかごめに殺到する。そこで辛くもかごめを守った犬夜叉は、かごめに逃げろと促す。
一方、最猛勝の毒で衰弱していた弥勒は捕まえた邪見から"奈落"という名前を聞き出す。奈落が殺生丸の裏で糸を引いていたのだ。そしてこの奈落こそ、弥勒が長年追いかけている仇敵であった。そこへ駆けつけたかごめは現代から持ってきた解毒剤を弥勒に与えるが、闘いが長引けば弥勒の命も危ないと悟る。かごめは犬夜叉に加勢して、再び矢を殺生丸に放った。かごめをうっとうしく思った殺生丸は犬夜叉をつかんでかごめに投げつけた。
かごめが昏倒してしまったことに激しく動揺してしまった犬夜叉は、弥勒にかごめを託し遠くへ逃げるように頼む。殺生丸は再び変化した鉄砕牙の真の力を放とうと気をみなぎらせ、鉄砕牙を振るった。その懐に飛び込んで剣圧を止めようと犬夜叉は殺生丸の左腕を渾身の力で押し戻す。その刹那、殺生丸は右腕の鋭い毒爪で犬夜叉の背を一気に貫く。だが、それは犬夜叉の作戦であった。犬夜叉は殺生丸の腕に付けられた人間の手ごと鉄砕牙をもぎ取ると、膝を落として刀を上段に構えたまま身じろぎもしなくなってしまう。犬夜叉の間合いに踏み込めば刀を振り切ると悟った殺生丸は、あっさりと撤退していった。 奈落から授けられた最猛勝が、殺生丸の腕に仕込まれた四魂のかけらを回収していく。その後を追った殺生丸だが、再び殺生丸の前に現れると言い残し奈落は去って行った。
大怪我を負った犬夜叉とかごめたちが楓の村に帰ってくると、犬夜叉はかごめを骨喰いの井戸に呼び出した。そこで、かごめが闘いの中で死ぬのが怖いと告白する。そう言ってかごめを抱き締めると、四魂のかけらを奪って井戸に突き落とす。現代に帰ってしまったかごめは、もう一度井戸に飛び込むが、何故か犬夜叉たちのいる戦国時代に戻れなくなってしまっていた。
middle@2002-04-08 20:26
20.あさましき野盗鬼蜘蛛の謎
犬夜叉に井戸に突き落とされ現代に戻ってしまったかごめは戦国時代にタイムスリップできなくなる。奈落の出現でかごめに危機が及ぶのを案じた犬夜叉が、井戸に木を丸々一本突き刺してしまったせいだ。犬夜叉は弥勒と共に奈落を捜し出して倒そうとするが、奈落に関する手掛かりは一切なかった。
犬夜叉から50年前の話を聞いた弥勒は当時、奈落はもともと犬夜叉に恨みを抱いていたのではなく桔梗と関わりがあったのではないかと推理する。
楓によると50年前、桔梗が四魂の玉を浄化していたのだが、桔梗の心が汚れて玉も汚れ邪悪な力が増すことを望んでいた者が一人だけいたという。その男は鬼蜘蛛と名乗る野盗であった。全身ひどい火傷を負って動けないところを桔梗が見つけかくまっていたのだ。しかし、鬼蜘味は桔梗にあさましい邪念を抱いていた。当時、桔梗が犬夜叉を封印して死んだ数日後、かくまわれていた洞窟で火災が起き焼け死んだと思われていた。だが、犬夜叉たちがその洞窟へ行ってみると、人間とは思えないすさまじい妖怪の邪気が残っていた。
そこへ四魂のかけらを追う妖怪・狼野干が襲撃してきた。殺生丸との死闘で負った怪我が回復していない大夜叉は口から狼を吐き出す狼野干にてこずる。楓と七宝では犬夜叉を守り切れないと悟った弥勒は風穴を開き、一気に勝負に出る。弥勒の風穴に吸い殺されるのを恐れた狼野干は逃げ去っていった。
その頃、犬弥生たちの危機を知らぬかごめは同学年の男の子・北条にデートに誘われていた。そして家に帰り、井戸に飛び込むが、やはり戦国時代に行くことはできない。
いっぽう、奈落はおびえる狼野干にさらに四魂のかけらを埋め込み狂わせ、犬夜叉たちを再び襲撃させる。
弥勒と楓は手負いの犬夜叉を封印し、結界を張って待ち受ける。奈落に埋め込まれた四魂のかけらのせいで、身体も大きくなった狼野干は結界の前で立ち往生してしまう。結界を張っているため、妖怪の目には犬夜叉のかくまっている小屋が見えないのだ。しかし、奈落によって結界も破られてしまう。弥勒は風穴で対抗しようとするが、毒虫・最猛勝も出現し風穴までも封じられ…。
middle@2002-04-08 20:53
21.50年前の真実奈落の正体
22.悪しき微笑さまよう桔梗の魂
殺生丸との死闘で傷ついた身体が全快していない犬夜叉は妖怪・狼野干(ろうやかん)の襲撃を受け、苦戦を強いられていた。その頃、現代にいるかごめは北条とデートの真っ最中。しかし、犬夜叉が心配になったかごめは、北条を一人残して日暮神社へ戻った。祠の井戸に飛び込んだかごめの強い想いが通じたのか、かごめは戦国時代にタイムスリップしていく。
戦国時代に戻ってきたかごめは骨喰いの井戸の底で七宝と再会の喜びを分かち合う。が、それも束の間、狼野干の口から吐き出された狼が襲ってくる。かごめが戻ってきたことにいち早く気がついた犬夜叉は、間一髪のところでかごめを救い出し、狼を蹴散らすと井戸に刺さっていた大木を引き抜いて、そのまま狼野干の口へ押し込んだ。狼野干はもんどり打って倒れ、悶絶してしまう。
井戸を這いだしたかごめは犬夜叉に駆け寄ると、その胸に飛び込み抱きついた。
その時、奈落の気配に気がついたかごめは木の方をキッとにらむ。気配を勘づかれた奈落はついに犬夜叉と弥勒の前にその姿を現した。
奈落は50年前、動けぬ鬼蜘蛛のすさまじき邪念が洞窟の中にこもり、その邪気が妖怪を呼び集め生まれたのが自分であると明かした。そして四魂の玉を浄化していた桔梗の心を憎しみで汚し、汚れた四魂の玉を奪うため犬夜叉と戦わせたのも自分であると。それを聞いた犬夜叉は怒りに我を忘れ・・・。
奈落を追いつめて桔梗の仇を取ると心に固く誓った犬夜叉の一行は、再び四魂のかけらを求めて旅を続けていた。そんな中、弥勒が、ある姫の死魂(しにだま)を妖怪から守る仕事を引き受ける。だが、姫の亡骸(なきがら)を守る役目を犬夜叉とかごめに割り振り、弥勒は妹姫を見舞うためいそいそと彼女の部屋へ向かった。
その頃、とある村の川岸に子供たちとたわむれる桔梗の姿があった。裏陶(うらすえ)の術で復活し、谷底へ落ちた桔梗は犬夜叉への怨念を抱えたまま生きていたのだ。しかし、村の子・小夜を妹のように慈しむようになった桔梗は、巫女として村で生きることも考えていた。その様子を見ていた僧侶の晴海(せいかい)は桔梗を死人と見抜き成仏させようとするが・・・。
いっぽう、姫の亡骸を見守っていた犬夜叉の元に桔梗の操る死魂虫(しにだまちゅう)が現れる。
middle@2002-04-08 20:54
23.かごめの声と桔梗の口づけ
死魂虫を追って弥勒たちとはぐれてしまったかごめは、桔梗の張りめぐらす結界を通り抜け、巨木にもたれてかかってやすらかな顔で眠っている桔梗と初めて対面する。目を覚ました桔梗が、かごめの眉間に指を突きつけると、かごめの体は硬直したように動けなくなってしまう。そして犬夜叉がこの地へ向かっていると知った桔梗は結界を解き、犬夜叉をこの地へ誘った。そこへ現れた犬夜叉は桔梗と再会を果たすが、桔梗の術によって犬夜叉の目にかごめは映らなくなっていた。
犬夜叉への怨念に突き動かされ、死者の魂をまといこの世にあり続ける自分はおぞましいだろうと恨み言を言う桔梗に対して、犬夜叉は桔梗のことを1日たりとも忘れたことがなかったと告白。2人はかごめの目の前で口づけをかわす。
犬夜叉と桔梗が両想いだったことを知り、かごめは落ち込んでしまう。すると突然、犬夜叉と桔梗の足元に亀裂が生じ、割れた地面が盛り上がった。犬夜叉の意識を奪った桔梗が、そのまま地獄へ引きずり込もうとしたのだ。
それを見たかごめは、奈落こそ桔梗の命を奪った本当の仇(かたき)だと必死に訴えるが、桔梗は耳をかそうともせず、犬夜叉を地獄へ連れ去ろうとする。
桔梗があざ笑うかのように犬夜叉の唇に口をつけようとした瞬間、「犬夜叉に触らないで!」とかごめが叫ぶと、桔梗の体内から無数の死魂が飛び出していった。
かごめの声で目を覚ました犬夜叉は、かごめを金縛りにしていた死魂虫を切り裂く。「私よりかごめの方が大切なのか?」と犬夜叉に問いかけた桔梗は「おまえに口づけした気持ちに嘘はない」と言い残し、その場を去って行った。
楓の許を訪れた桔梗は、50年前、犬夜叉と自分を闘わせた妖怪・奈落が鬼蜘味だったという真実を聞き出す。しかし、死んでしまった自分の代わりに犬夜叉のすさんだ心を癒したかごめへの敵対心を消すことはできなかった。そして犬夜叉への未練も・・・。
middle@2002-04-08 20:55
24.妖怪退治屋珊瑚登場!
妖怪退治屋の娘・珊瑚は山間の村に出没した怪物ムカデを倒し、その死骸(しがい)から四魂のかけらを見つけ去って行った。村人がその怪物ムカデの後始末をしているさなか、犬夜叉の一行がこの村を通りかかる。そして、妖怪退治屋の隠れ里で"四魂の玉"が生まれたという話を聞き、妖怪退治屋の里探しを始める。
いっぽう、里に戻った珊瑚は四魂のかけらを父親のお頭に渡した。50年ほど前、邪気を鎮める霊力を持った巫女に四魂の玉を預けたこともあった。が、その巫女も玉を巡る争いで死に、今は再び霊力を持つ者が見つかるまで、かれらを集め守っておくことが里の役目であるとお頭は言う。
人見城に出没する妖怪退治を頼まれた退治屋たちは、手練(てだれ)を集めて城に参上した。そこには珊瑚と、初めて実戦に参加する珊瑚の弟・琥珀の姿もあった。まもなく、巨大な化け蜘蛛が現れるが、村一番の使い手である珊瑚と退治屋たちは絶妙なチームワークで化け蜘蛛を退治する。しかしその瞬間、琥珀の首筋に小さな蜘蛛が飛びついた。その途端、琥珀は妖怪に操られ、父と仲間の退治屋たちを惨殺してしまう。
驚く珊瑚は琥珀を操る城主の正体に気づくが、琥珀の鎖鎌(くさりがま)で深手を負う。さらに城主の命令で、家臣たちから弓を射られてしまう。
城主・人見の異変に気が付いた若殿の蔭刀(かげわき)は、城主を乗っ取った蜘蛛妖怪を退治した。また、退治屋たちを気の毒に思い、蔭刀は家臣に彼等の埋葬を命じる。
同じ頃、退治屋の隠れ里を探す犬夜叉たちは禍々(まがまが)しい殺気を放った妖怪の大集団を目撃する。妖怪たちが向かっているのは退治屋の隠れ里だった。主戦力を人見城に送っていた里は妖怪の総攻撃を受け、全滅。その里の中には妖怪をそそのかし、攻撃させ、密かに四魂のかけらを集める奈落の姿があった。
middle@2002-04-08 20:56
25.奈落の謀略をうち破れ!
奈落にだまされ、犬夜叉を仇と信じて仇討ちに向かう珊瑚だが、弟・琥珀(こはく)に負わされた傷は重傷だった。奈落は傷の痛みをおさえるため、珊瑚に四魂のかけらを与え犬夜叉の下へ向かわせた。
同じ頃、退治屋の里で犬夜叉は妖怪たちの残骸を乗せた荷車を村のはずれにある鍾乳洞へ運んでいた。冥加(みょうが)から四魂の玉が、この鍾乳洞で生まれた伝説があると聞いた犬夜叉たちは中に入ろうとするが、結界が張っているため中に入ることはできない。犬夜叉の一行は四魂の玉が生まれた事情を聞くため、城へ妖怪退治に行ったという手練(てだれ)に会いに出発する。 鬱蒼(うっそう)と茂る山の獣道を進んでいる犬夜叉たちを、突如、木々をなぎ倒して巨大なブーメラン・飛来骨が襲う。里に戻ってきた珊瑚が犬夜叉を見つけ攻撃を仕掛けたのだ。弥勒は風穴で珊瑚の飛来骨を吸い込もうとするが、弥勒の前に毒虫・最猛勝の巣が投げ出された。この最猛勝(さいみょうしょう)の出現で弥勒の風穴は封じられてしまう。
犬夜叉は珊瑚の背後にいる奈落を見つけ鉄砕牙で斬りかかるが、犬夜叉を里の仇と信じる珊瑚がその邪魔をする。激突する鉄砕牙と飛来骨。そんな珊瑚の背中には四魂のかけらが光っていた。いっぽう、弥勒は錫杖(しゃくじょう)で奈落に攻撃を繰り出すが、一瞬のすきをついて奈落はかごめから四魂のかけらのペンダントを奪い取る。
四魂のかけらを持って逃げる奈落を見た珊瑚は、雲母(きらら)を追手に差し向け、犬夜叉と闘い続ける。しかし、失血がひどく気を失ってしまう珊瑚。奈落は珊瑚に死ぬまで犬夜叉と闘わせるつもりだったのだ。
奈落を追った弥勒は雲母の助けをかりて奈落を追いつめる。そこへ気絶した珊瑚とかごめを背中に乗せた犬夜叉も追いつき、ついに鉄砕牙で奈落の首を切り落とすが・・・。
middle@2002-04-09 16:20
26.ついに明かされた四魂の秘密
珊瑚の怪我が回復するのに10日が経った。かごめは奈落を倒すために一緒に旅をしないかと珊瑚を誘うが、珊瑚は1人で奈落を討ち果たすと宣言。そんなかごめに珊瑚は仲間を弔ってくれたお礼に、四魂の玉が生まれたわけを教えようと村のはずれにある鍾乳洞へ案内する。鍾乳洞の結界に弾き飛ばされないために、妖怪の骨や皮で作った武具を着込んだ一行は鍾乳洞の中へ。
その奥には竜や物の怪などが合体した妖怪に、半身が飲み込まれている鎧を着た巫女のミイラの姿があった。さらにミイラの胸には大きな穴が開いていた。
その時、かごめが持っていた四魂のかけらが輝き始めた。犬夜叉、かごめ、弥勒、珊瑚は同時に意識を無くし倒れてしまう。4人は四魂の玉の伝説の中に取り込まれてしまったのだ。
そこで犬夜叉たちは鎧を着た伝説の巫女・筆字がー瞬にして数匹の妖怪を浄化させていくのを目撃する。彼女は妖怪の魂を取り出して喜める術を使い、十匹の妖怪をー度に滅ぼすほどの霊力を持っていた。
弥勒の説明によるとこの世の物は人間でも動物でも木でも石でも四つの魂でできており、荒魂、和魂、奇魂、幸魂の四つが一つにそろって一霊となり、肉体に宿ったのが心だという説あり、この一霊(四魂)は行いの善悪によって良くも悪くも変化するという。
妖怪を浄化して滅する力を持つ翠子を恐れた妖怪たちは彼女を倒すために融合して闘いを挑んだ。しかし、多くの妖怪がひとつに固まるには邪心を持った人間をつなぎに使う必要がある。そこで翠子を秘かに慕う瑠璃丸の心の隙につけこみ妖怪たちは融合した。
闘いは七日七晩続き、力尽き体を食われ魂を吸い取られそうになった翠子は最期の力で妖怪の魂を奪い取り、自分の魂に取り込んで体の外に弾き出した。そのあとに残った魂の塊が四魂の玉である。だが、肉体が滅びた妖怪と翠子は、今も四魂の玉の中で闘い続けているという。そして四魂の玉を浄化するために預けた巫女・桔梗の命さえも奪った因果が自分へ引き継がれていることをかごめは知る。
middle@2002-04-09 16:22
27.水神が支配する闇の湖
新たに珊瑚(さんご)も加わった犬夜叉の一行は、奈落の城を探す旅の途中、水神(すいじん)に子供の生贄(いけにえ)を差し出す村を通りかかる。犬夜叉たちは生贄にされるはすだった名主の子供から、自分の身代わりになった使用人の子を助けるため水神退治を頼まれた。湖の中央にある社に乗り込んだ犬夜叉たちは水神と対面するが、神器「あまこいの鉾(ほこ)」の神通力によって水の底へ追いやられてしまう。
犬夜叉の仲間に新たに珊瑚も加わり、一行は奈落の城を探して旅を続けていた。そんな中、水神に生贄を差し出す村に通りかかる。子供を生贄にしていると聞き、弥勒は御祓(おはら)いを申し出るが、村の名主によって断られてしまう。
名主の不自然な断り方に不審を抱く犬夜叉たちの前に、むしろを被った百姓風の子供が現れ、反物や蒔絵箱(まきえばこ)を投げ出し、代わりに水神退治を請け負えと横柄な態度で大夜叉たちに強要する。その子供は生贄にされるはずの名主の息子・太郎丸であった。太郎丸は自分の身代わりになった使用人の子・末吉を助けるために犬夜叉たちを雇おうとしたのだ。
湖の中央にある水神の社に乗り込んだ犬夜叉たちは兵隊たちを蹴散らしながら水神のもとへ向かった。しかし、水神が使う神器「あまこいの鉾」の神通力によって水の底へ追いやられてしまう。
かごめは七宝、太郎丸と共に水神の前に引き上げられるが、太郎丸を食おうとする水神に咳き込むかごめは気がつかない。そこへ末吉が太郎丸を助けるため、覚悟を決めて水神に立ち向かっていく。やっと我を取り戻したかごめが、矢を放つと水神の片腕が粉砕された。その隙をついてかごめは七宝、太郎丸、末吉を連れて逃げ出す。 社の外に出された犬夜叉たちは水神に仕える金魚女官たちに助けられる。今の水神は神器を奪った蛇の精霊が水神に成り代わっており、本物の水神は岩屋に幽閉されているという話を金魚女官から聞いた弥勒は早速、水神を助け出す。
いっぽう、かごめが心配で彼女のもとへ駆けつけた犬夜叉はいち早くニセ水神と闘っていた。ついに蛇の正体を現したニセ水神が犬夜叉を水の中へ引き込む。
そこに、弥勒が本物の水神である女神を伴い駆けつける。女神は水を左右にわけ水中で窮地に陥っていた犬夜叉を救い出すが、ニセ水神は神器「あまこいの鉾」の力を使って、竜巻を起こし村を押しつぶそうとする。
middle@2002-04-09 16:23
28.過酷な罠にかかった弥勒
旅の途中、かごめたちが妖怪退治をしている最中、弥勒は美しい娘に誘われて娘の後をついていく。しかし、彼女の正体は大蟷螂妖怪であった。弥動は風穴で難なく大蟷螂を吸い込むが、その際に風穴を傷つけられてしまう。
翌朝、弥動は傷の手当を頼むため犬夜叉たちには何も言わず、育ての親・無心和尚の寺へ向かった。このまま傷を放置すると寿命が縮まってしまうためだ。弥勒の祖父も父も奈落がうがったのろいの風穴が広がり自らも飲み込まれて死んでいた。すべての事情を知る無心は傷が治るまで風穴を開くことを弥勒に禁ずる。
本堂で手当をすることになった弥勒は無心から傷を縫うために痛み止めとなる麻酔薬を渡される。しかし、手術前に無心は突然現れた妖怪・壷使いの放つ蠱壷虫に取りつかれてしまう。麻酔によって身体が麻痺した弥勒を見下ろす無心は渾身の力を込めて鉈(なた)を降り下ろす。が、朦朧(もうろう)としながらも弥勒は危機一髪で無心の攻撃をかわしていく。
弥動は辛くも八衛門狸(はちえもんだぬき)の手を借りてその場を逃げ出すが、弥勒を殺そうと無数の妖怪たちが集まってくる。妖怪たちがうごめく中、弥勒は座禅を組み結界を張るが、麻酔が効きはじめ次第に弱っていく。
いっぽう助けを求めるために寺を脱出した八衛門狸は犬夜叉の一行と遭遇。弥勒の危機を知った犬夜叉は急いで無心の寺へ向かう。まさに危機一髪のところで弥勒の元へ駆けつけた犬夜叉。しかし、無心は弥勤の恩師のため思うように闘えず犬夜叉は苦戦する。
そんな中、さらに無数の妖怪たちが来襲してくる。犬夜叉たちを助けるため死を覚悟した弥勒は禁じられていた風穴を開き妖怪を吸い込むが、風穴の傷をさらに広げてしまう。それを見た犬夜叉は強引に数珠を握らせて弥勒の風穴を封印し、ひとりで襲いかかってくる無数の妖怪に立ち向かっていった。
middle@2002-04-09 16:24
29.珊瑚の苦悩と琥珀の命
犬夜叉が鉄砕牙の真の力を引き出し、ピンチを切り抜けたという報告を最猛勝(さいみょうしょう)から受けた奈落は犬夜叉たちを殺そうと、さらなる策略を張りめぐらす。
その頃、かごめは温泉に入りながら珊瑚から弟・琥珀の死んだ経緯を聞いていた。妖怪退治を生業(なりわい)にしている珊瑚の一族は、その日も妖怪退治を頼まれ城に赴いた。そこで妖怪に操られた琥珀が珊瑚の背中に傷を付けたことなどを。かごめも自分の体の中から四魂の玉が出てきたことや、桔梗の生まれ変わりであること、また妖怪と一緒に四魂の玉を砕いたことなどを打ち明ける。そんな風にうちとけ合った2人の入浴姿を偶然、覗いてしまった犬夜叉と弥勒は2人にしたたかに殴られる。
一夜が明け、旅の支度をした一行は再び、奈落の住む城探しを始める。珊瑚は弟・琥珀の在りし日を思い出しては、沈んでいた。 しかし、城で死んだはずの琥珀は生きていた。奈落に操られた琥珀は村を全滅させ犬夜叉たちが現れるのをひっそりと待ち受ける。そこへ血の臭いを嗅ぎつけ全滅した村にたどりついた犬夜叉たちの前に突然、現れる琥珀。その姿を見た珊瑚は衝撃を受け、逃げ出した琥珀を慌てて雲母(きらら)に乗って追いかける。犬夜叉たちも慌てて珊瑚を追うが、結界が張られ珊瑚を追うことができない。
奈落の張りめぐらした結界の中で対時する奈落と珊瑚。奈落は身体の中に仕込んだ四魂のかけらが琥拍の命をつないでいると明かし、弟の命を救いたかったら犬夜叉から鉄砕牙を奪ってこいと珊瑚に交換条件を持ち出す。
やがて結界が消滅し珊瑚はかごめたちのいる元へ戻るが、真実を打ち明けられず1人悩みを抱えたまま犬夜叉の一行は夜を迎える。
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