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[自己联动] 化物语12话.这个纱布盘踞的世界.
真马甲@2009-09-29 15:55
看不下去啊.这个世界.
以下全转.没有什么多余的废话需要说,只转了下代码...
有几种颜色,认真看过的自己明白什么意思.
化物语上下都有某人翻完搞定了.因为各种原因是绝不可能拿出来帖的.SO.这原文对着动画听就好了.从某种角度上讲.化物语是脱离魔炮和吸血萝莉时代之后新房最尊重原作的东西.
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化物语12.
我是完全没想到,新房居然会把这一段用一整回来做.而且近乎完美的挑出了最需要原文重现的台词比起某傻逼长井龙雪这就是境界的差距.
那么,以上,完毕...
「目を開けていいわよ」
言われるがまま。
そして、満天の星だった。
「……………………………………………うおお」
正直。
綺麗な星空よりも、星空を見て綺麗だと思うような感性が、まだこの年齢になっても残っている自分自身に、驚いた。
人間、こんなに感動するものなのか。
降るような星々。
野暮《やぼ》な分析をすれば、寝転がっているからというのも、あるのだろう……視界の全てが、余《あま》すところなく星空というのが、普通に素晴らしい。こんな風に、自分が感動する理由を探して、なんとか自意識を保とうとする辺りが、もう素直じゃなくなってるなあと思うが、ともかく、戦場ヶ原が、爪を突き立ててまで、僕に上を見せようとしなかった理由がわかった。まず最初に、この空を、こういう視界で、戦場ヶ原は見せたかったのだ。
いいところ。
確かに、こんなにいいところはない。
あー……なんだか、ものすごく報《むく》われた感じだ。
ここまでの苦労が水に流されていくのを感じる。
「どうかしら――阿良々木くん」
隣の戦場ヶ原が、僕にそう訊いた。
彼女も――同じ空を眺めているのだろう。
「すげえ――正直、言葉にならない」
「語彙《ごい》が足りないのね」
感動に水を差す毒舌だった。
しかし――その程度で。
彼女の吐く毒ですら、この空の下ではその程度で。
「あれがデネブ。アルタイル。ベガ。有名な、夏の大三角――ね。そこから横にすーっと逸れて、あの辺りがへびつかい座よ。だからへび座は、あの辺りに並んでいる星になるわね」
戦場ヶ原が、夜空を指をさして、滔々《とうとう》と説明する。
ライトもなければ星座盤もない解説。
それでも何故か、わかりやすかった。
「あそこのひときわ明るい星がスピカ……だから、あの辺りはおとめ座ね。あっちにかに座……は、ちょっと判別しづらいかしら」
「北斗七星くらいはわかるな」
「そう。北斗七星はおおぐま座の一部ね――そのすぐそばに、やまねこ座」
「猫か」
「そう」
戦場ヶ原はそうやって、一つ一つ、見える限りの星座と、それにまつわるエピソードとを、語ってくれた。まるでそれは、御伽噺《おとぎばなし》を聞いているかのようで、心地よく、僕の内面へと染み込んでくる。
許されることなら。
このまま、眠ってしまいたい。
「寝たら駄目よ」
しっかり駄目出しが入った。
鋭い奴だ。
「吹雪《ふぶ》く雪山で遭難した登山家風に言うのなら――寝るな、寝たら殺すわよ」
「殺しちゃうの!?」
「そんなこんなで、なにはともあれ」
あらかた、星座の解説を終えて――
戦場ヶ原は、平坦に言った。
「これで、全部よ」
「ん……? 何がだ?」
「私が持っているもの、全部」
星空を見上げたままで言う戦場ヶ原。
「勉強を教えてあげられること。可愛い後輩と、ぶっきらぼうなお父さん。それに――この星空。私が持っているのは、これくらいのもの。私が阿良々木くんにあげられるのは、これくらいのもの。これくらいで、全部」
「全部……」
なんだ……そういうことだったのか?
一昨日の神原のことも……いや、そもそも、付き合い始めたあの母の日から一ヵ月、ずっとこいつは、そんなことを考えていたのか? 僕からのデートの誘いにも、全く乗ってこなかったことと言い……神原との仲直りのことはイレギュラーとして、あれは、実力テストが終わり、父親と時間が合うのを、待っていたということなのか?
羽川の言葉が思い出される。
戦場ヶ原さんは、難しいよ――と。
「まあ、厳密に言えば、毒舌や暴言があるけれど」
「それはいらない!」
「それに、私自身の肉体というのもあるけれど」
「…………」
私自身の肉体って……。
遠回しなようで露骨な言い方だ。
「それもいらない?」
「え、いや……その」
いらない――とは、言えないよな?
でも、この場面で、それが欲しいって言うのも、なんか違う気が……。
「けれど知っているでしょう? 私はその昔――下種《げす》な男に乱暴されかけたことがある」
「ああ……うん」
蟹。
それは――怪異の理由だ。
少なくとも、理由の一つだ。
怪異には、それに相応しい理由がある。
「あの下種が私にしようとしたことを、阿良々木くんとするのは、正直言って、怖いわ。いえ――このことについては、トラウマだなんて、そんな洒落た言葉を使うつもりはないのよ。そこまで軟弱なつもりはない。ただ……私は、怖い。付き合う前はそれほどでもなかったのだけれど――私は今、阿良々木くんを嫌いになることが、とても怖い」
怖い。
行為そのものじゃなく、その結果が。
「私は今、阿良々木くんを失うのが怖い」
戦場ヶ原は淡々と言う。
感情は全く読み取れない。
表情もきっと、無表情だ。
「付き合っている相手を嫌いになるのが怖いだなんて、付き合っている相手を失うのが怖いだなんて、おかしな話よね……卵が先か目玉焼きが先か、みたいな感じだわ」
「それは卵が先だろう」
「はっきり言って、下らない女になってしまったと思っているわ。原因不明の病に見舞われた悲劇の美少女だったはずなのに――今や私は、男のことばかり考えている浮かれた美少女よ」
「どっちにしろ美少女なんだな……」
「とにかく、こんな、どこにでもいるような、面白くもなんともない女になってしまったことだけでも、私は阿良々木くんを、恨んでいるくらいなのよ」
「はあ……」
いやあ……十分面白いと思うよ?
いい台詞の途中で悪いけど。
「でもね――阿良々木くんも知っての通り、これまでの私の人生はあんまり幸福とは言えないものだったけれど……だからこそ阿良々木くんと知り合えたのだと考えると、それを、全部、チャラにしてもいいと思えるのよ」
「…………」
「不幸だったからこそ、阿良々木くんの気を引けたというのなら――それで、よかったと思うの。それくらい、私は、阿良々木くんに参ってしまっている。だから、万一にも、阿良々木くんとあの下種を、私は重ね合わせたくない。勿論、いつまでもこんな甘えたことを言っているつもりはないけれど……、実際、幼稚《ようち》なことを言っていると思うわ。こんなネンネみたいなこと……こんなウブなネンネみたいなこと……」
何故わざわざ格好悪く言い直した。
「浅い台詞を言わせてもらえるのなら、阿良々木くんを失うことは、今の私にとっては、半身を失うのと同じことなのよ。だから、少しだけ、それは待って欲しい」
「少しだけ――」
「そう。来週くらいまで」
「早っ!」
「それまでは神原の肉体で我慢しておいて」
「すげえこと言われた!」
「私もその間に神原とリハビリにいそしむわ」
「それ、神原のおいしいとこどりじゃん! あいつの願いだけが全部完璧に叶ってる!」
「まあ、来週というのは無理だけど――いつか、絶対に何とかするから、少しだけ、それは待って欲しい。だから、浮かれ女のこの私が、現時点で阿良々木くんにあげられるものは――今のところ、この星空が最後。……子供の頃、お父さんとお母さんと――私とで、来たことがあるのよ」
お父さんとお母さんと――三人で。
僕が知っている、戦場ヶ原の家庭の事情を鑑みるに――それは、かなり、昔の話になるだろう。それでも――戦場ヶ原は、憶えていた。
いや。
思い出したのか。
忘れていた、思い出を。
「私の、宝物」
それは、戦場ヶ原にしては、随分と陳腐な言い回しだったが――しかし、それだけに、かざりっけのない、彼女の本音を聞いた気がした。
夏の星空。
家族で見上げた、夏の星空。
これで全部――か。
「………………………………」
少なくとも。
一つだけ、はっきりとわかったことがある。
戦場ヶ原ひたぎ……こいつ、相当に頭はいいし、常軌《じょうき》を逸して計算高い方でもあるのだろうが、しかして、こと恋愛方面に関しては、戦闘能力ゼロだ。完全にゼロだ。あの母の日、付き合うことになった際のやり取りにおいてもそれは顕著だったが、とにかくこの女、猪突猛進《ちょとつもうしん》というか、たいまつを持たずに洞窟《どうくつ》に這入ったRPGの主人公みたいだ。自分の持ち札を全部晒して相手に決断を委《ゆだ》ねるような、ある種の恫喝《どうかつ》外交みたいな方法論を、惚れた腫れたの微妙な関係内で、使うべきだとでも思ったのだろうか? 情緒もへったくれもありゃしない。そんな迫り方をしたら、百人中九十九人までが、間違いなく引く。それこそ怖いよ。そんなの、恋愛経験皆無の、僕にだってわかるぞ……。
まあ。
これが、僕が九十九人を除いた残りの一人だと見抜いた上での戦略なのだとしたら――それはもう、帽子を脱ぐしかないけれど。
やっべえ。
ものすごく萌える。
洒落にならないくらい。
本当なら、このまま、勢いに任せて、戦場ヶ原に抱きつきたいくらいだったけれど――そんなことで戦場ヶ原を失うのは、僕にしたって御免だった。晒せるような手札は、そもそも僕にはないけれど……、戦場ヶ原との関係は、とりあえず、こんな感じでいいように思えた。
いらないわけじゃないけれど。
一緒に寝転がって星空を見上げる。
そんな恋人同士で、僕達はいい。
プラトニツクな関係――だ。
「ねえ阿良々木くん」
戦場ヶ原が平坦に言う。
「私のこと、好き?」
「好きだよ」
「私も好きよ。阿良々木くんのこと」
「ありがとう」
「私のどういうところが好き?」
「全部好きだ。好きじゃないところはない」
「そう。嬉しいわ」
「お前は、僕のどういうところが好きなんだ?」
「優しいところ。可愛いところ。私が困っているときにはいつだって助けに駆けつけてくれる王子様みたいなところ」
「嬉しいよ」
「そう言えば」
と、今気付いた風に言う、戦場ヶ原。
「あの下種は、私の身体だけが目当てだったから――私の唇を奪おうとは、全くしなかったわね」
「ふうん? どういうことだ?」
「あの下種は、そういった素振りは一切見せなかったと言っているのよ……阿良々木くん。だから」
そして。
戦場ヶ原は照れも衒《てら》いもまるで滲ませず、言った。
「キスをします」
「………………」
怖い。
怖いよ、ひたぎさん。
「違うわね。こうじゃないわ。キスを……キスをして……いただけませんか? キスをし……したらどうな……です……」
「………………………」
「キスをしましょう、阿良々木くん」
「最終的に、そう落ち着くか」
妥当と言えば妥当なところだった。
らしいと言えば、これ以上なくらしい。
こうして――今日は記念すべき日になった。
僕達にとって。
ydd319@2009-09-29 15:59
看不懂霓虹文的群众路过。。。没能理解。。。
目的不明@2009-09-29 16:35
看不懂霓虹文的群众路过。。。没能YY。。。
lawsherman@2009-09-29 16:40
真马甲姐您好
论坛不能插入播放真遗憾
______
战场原的毒舌自己想改还改不过来……
qUetZacoAtL@2009-09-29 16:42
意思是说"西尾维新就是个纱布"?
hzhenyu007@2009-09-29 16:56
意思是说好好说故事的新房一枪托艹翻不好好说故事的昭之。
sfry@2009-09-29 16:56
こうして――今日は記念すべき日になった。
僕達にとって。
真暧昧。。。
目的不明@2009-09-29 17:14
引用
最初由 hzhenyu007 发布
意思是说好好说故事的新房一枪托艹翻不好好说故事的昭之。
我覺得新房這樣很不應該,昭之難道沒反抗嗎?為了廣大的觀眾,昭之應該反對新房這樣做啊!
推倒人@2009-09-29 17:35
看到好多打码的字符啊
nait@2009-09-29 18:43
原来给精简了这么多阿...
hac0101@2009-09-29 19:00
新房精简得很不错。
蛇那篇,西尾写了一大篇神原和阿良良木的对话,那个要都弄出来就不知道这章写谁了。
larme@2009-09-29 19:26
西尾作品的特点:
废话
似是而非的后宫
死小孩
レベッカ宮本@2009-09-29 20:40
脚本不是木澤行人搞的麼
cerberuslegend@2009-09-29 20:44
引用
最初由 larme 发布
西尾作品的特点:
废话
似是而非的后宫
死小孩
这个我同意…………
正体不明@2009-09-29 20:47
其實呢,NEGIMA!?以後的新房沒有不忠於原著的吧?
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