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過労自殺(かろうじさつ)とは、長時間に及ぶ労働に精神的・肉体的に疲れきってしまい、至ってしまう自殺のこと。日本では、過労死と並んで過労自殺も大きな社会問題・労働問題になっている。
過労死と比べ、企業側の責任を問いづらいことが、対策のとりづらさにつながっている。訴訟によって企業側の「安全配慮義務違反」と認定された例がいくつかあるが、一般的に企業側は「自己責任」「自己管理の問題」としており、この問題の解決は難しい。
2007年度に過労による自殺(未遂も含む)により労働災害として認定された人は前年度比22.7%増の81人で、2006年度に引き続き過去最高を記録した。