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[経典]キョウチクトウ物語 わすれていてごめね

kyosuke2008@2004-09-04 23:37

   キョウチクトウ物語 わすれていてごめね

 クスの木にハトやカラスがいっぱいとまっていました。
     みんな、したの広場を見つめています
広場では人間の子どもたちが平和の鐘をついていました。
広場では総理大臣や市長が平和を守る話をしていました。
 広場ではたくさんの人が平和のために祈っていました。
 原子爆弾で死んでいった人たちの命に祈っていました。
 ハトやカラスは、しずかにこの広場を見つめています。
      八月六日にはいつも見つめます。
もう、五十五回目の夏がきました。五十五回見つめました。
    広場の人間の話をじっときいていました。

      「また今年も、わすれられたね」

そうつぶやいて、ハトがうなだれました。
        カラスもうなだれました。

    「人間はまだ気がついてくれないんだ」
「わたしたちの仲間も、みんな原子爆弾で死んだのに」

わすれられた悲しみに、みんなだまってしまいました。
    風がザワザワとクスの葉を鳴らしました。

「ねぇ、キョウチクトウのおかあさん
   今年もまた、あのワンちゃんたちのお話をきかせてよ」

        子どものハトからたのまれて
     ゆっくりとキョウチクトウがうなずきました。

ヒロシマの夏に語られてきたキョウチクトウのお話がはじまります。

        このヒロシマに原子爆弾が落ちたとき
それから七十年間は草も木も一本も生まれないと言われていたのよ。
        それほどひどい荒れ野原になったの。
         でもわたしたちは不思議なことに
     すぐ次の夏に立派な花をつけることができたわ。
      それは、あのワンちゃんたちのおかげなのよ。


     「そのワンちゃんたちって、なにをしてくれたの?」

       小さなカラスがキョウチクトウにききました。

         「まて、まて、しずかにきくのじゃ」

          年よりのカラスが言いました。
         ふたたびお話がはじまりました。

       原子爆弾が落ちたとき、ピカッと光って
         ドーンとすごい音がしたのよ。
人間も動物も昆虫も木も魚もあっという間にとけて死んだわ。
       何キロもはなれたところにいたものや
        建物の裏がわにいたものだけが
         ほんの少し生きのびたの。
       助かったものもひどいヤケドをしたわ。


     つらそうな声で年よりのカラスが言いました。

  「そうじゃ。ガラスの破片が全身につきささったり
       羽がやけたりして、みんなしんでいった・・・」
           「みじめじゃった・・・」

       「水をくれ。水をくれ。水、水、水・・・・」

         人間も犬も木もさけんだの。
      ハトもスズメもネコも犬も、やけただれて
     みんなヨタヨタと川の土手に集まってきたの。
         わたしたちキョウチクトウも

      「助けて!熱い!熱い!」「助けて・・・・」

          と、ひっしでさけんだの。
       枝も葉っぱもどんどん燃えてゆくの。

           そのときだったわ。

ヤケドで毛が半分くらいになった大きな犬が通りかかったの。
        わたしは最後の力をふりしぼって

             「助けて・・・・」

          と、その犬にさけんだの。
      でもゆっくりとカラダをひきずるようにして
           通りすぎていったわ。
      川にいちばん近いところでやけていた
          子どものキョウチクトウが
       「おかあさん・・・・おかさん・・・・」

        とさけんで気をうしなったの。
     あの犬が足をとめてふりかえったわ。

 やけて小さくなってしまった子どものキョウチクトウを
       じっと見つめると空にむかって

       「クォーン、クォーン」「クォーン」
      
           と、鳴いたの。
       まるで誰かをよんでいるような
       遠く悲しい鳴き声だったわ。
    
         その声をききながら
    わたしもとうとう気をうしなってしまったの。

どれくらいたったのかしら、わたしが気がついたのは
       ブル、ブルッ、と音がして

         「しっかりしろ!」

          という声がきこえたときなの。
あの大きな犬がもどってきて、わたしに水をかけてくれていたの。
          川に入り水びたしになって
             なんども、なんども
         カラダをブルブルッとふるわせて
             水をかけてくれたの。

           「ああ、助かるんだわ」
        ジュ、ジュッと火が消えてゆくの

             夢のようだった
    ひんやりとした水のなんとありがたかったこと。

     「やっと気がついたね、もう大丈夫だよ」
    「ボクの鳴き声が仲間にもとどいたんだよ」
   
          と言ってくれたの。

         あたりを見まわすと
     たくさんの犬たちがつぎつぎと川に入り
  水をしたたらせながらあがってくる姿が見えたわ。
          子犬もいたわ。
 川からあがれずにそのまま流されていった老犬もいたわ。
倒れても倒れても立ちあがって水をかけようとする犬もいたわ。

          「助かったわ」
       「ありがとう」「ありがとう」

 あちらでもこちらでもキョウチクトウの声がきこえてきたの。
      わたしたちはそうやって救われたの。

   でもね、犬たちはみんな、みんな死んでいったの。

      「ボクの分まで生きてね。生きてね」

      「このカラダで根っこを守るからね」
        「さあ、ボクを抱きしめて」
 
        そういって目をとじたの。


       ・・・・・・ここまでお話をすると
      キョウチクトウはだまりこみました。
    悲しくてお話が続けられなくなりました。

     話を聞いているカラスが泣きました。
  
         ハトも泣きました。
  
         アリも泣きました。

        みんな泣きました。

  しばらくしてキョウチクトウは気をとり直してお話を続けました。

  わたしの心の中にやきついているのは、この犬たちの目よ。
一度も水をかけられずに流れていった犬は、悲しそうにわたしを見て
     次に空を見て、すうっと川に沈んでしまったの。
      犬もお魚も人間も川底に折りかさなって
      同じようにゆっくりと流されていったわ。

「そうじゃった。あの犬たちはがんばって、がんばって水をかけたなあ」

  「みんなまっ黒になって根っこにおおいかぶさるようにして
     あちらでも、こちらでも悲しい目をとじて死んでいったなあ」

       と、クスの大木が低い声でつぶやきました。

       ハトたちは毎年お話がここにさしかかると
      元安川の川面をじいっと見つめるのでした。

    きらきら光る川波を見つめ、犬たちのことを思います。
浮いたり沈んだりして頑張っているさまざまな犬の姿が見えるようです。

    人間たちの平和の集まりはいつのまり終わりました。
その後、人間たちは公園の中のそれぞれの慰霊碑にお参りをします。

      でも、動物たちの慰霊碑はどこにもありません。

               そのときです。

キョウチクトウの枝をそっとにぎりしめる少年にみんな気がつきました。
   
            少年は立ちつくしたまま
            しずかに泣いています。

ハトがおどろいて少年をよくよく見つめました。

カラスも少年を見つめました。
 みんなこの少年の涙を見つめました。
 セミたちは鳴くことをやめました。

  たった一人だけど
キョウチクトウのお話がとどいたのでしょうか。

少年はキョウチクトウに小さな、小さな声でささやきました

「わすれていてごめね・・・・」と

その言葉をきいたとき、公園の森にざわめきがおきました。

    「希望」が生まれたのです。
 
  キョウチクトウはもちろんのこと。
 クスの木も大きく葉をゆすって喜びました。

     ザワザワ、ザワザワ・

元安川のお魚は川面からとびはねて喜びました。

  ピシャ、ピシャ。ピシャ、ピシャ。

セミの大合唱もはじまりました。

ミーン、ミーン、ミン、ミン。

オーケストラのようにいろんな声が喜びをかなでます。

スズメもハトもカラスモ、この生まれたばかりの「希望」を胸に
    どこまでも大空を舞ってゆきました。

原作者:緒方俊平

ボク的な感想:まぁ、ボクは読むたびに感動されて悲しい気持ちを抑えられなくて泣いてしまいますけど。
          そちらのほうは?もう、ないたの?
命が愚かな争いで亡くなるのはもう、ききたくもない・・・・
ボクの感想は、これだけだ・・・・命をうばわないで・・・・
引用

kyosuke2008@2004-09-04 23:39

這東西基本上有三級的水平的話應該能讀懂全部的了。
很讓人感動的東西,我第一次在圖書館讀的時候無意中就感動得哭了。
因爲故事短而且很棒,所以我就打了上來。
相信很多人都沒看過,看得懂的話請一定看看,好東西來的。
引用

kyosuke2008@2004-09-20 08:20

好东西自己顶一个拉。
引用

kyosuke2008@2016-01-04 01:59

晚了十年的译文:





《夹竹桃物语~对不起,忘记了你们~》



大楠树上停满了乌鸦和鸽子。
大家,都在注视着广场。
在广场上,人类的孩子们敲响了象征和平的大钟。
在广场上,总理大臣和市长在做守护和平的演讲。
在广场上,有着许多的人们在为现今的和平而默默祈祷。
为了因原子核爆炸而无辜逝去的人们而祈祷。
鸽子们和乌鸦们也静静地注视着广场上的一切。
在每年的八月六日,都会像这样注视着广场。
今年这已经是自那以来第五十五度的夏季了,它们也注视了整整五十五个年头。


静静地、仔细地、听着人类们讲的话。


「今年也,还是被忘记了呢」


轻声叹息后,鸽子沮丧地垂下了头。
乌鸦也跟着垂下了头。


「人类还是没觉察到呢」
「我们曾经的同伴们也,一起在那场原子爆炸中失去了生命」


面对这被忘却的悲伤,大家都默不作声了。
风儿吹地树叶沙沙作响……


「夹竹桃的妈妈,今年也可以吗?
给我们讲讲那些狗儿们的故事吧」


在雏鸟鸽子的请求下
轻轻地,夹竹桃点了点头。


每一个广岛的夏季都会讲的,夹竹桃的故事开始了。


从原子炸弹炸裂在这个广岛城市里开始,人们就在说了,
他们说这之后的七十年内,这里都不会生长有一棵树,甚至是一根草。
当时核爆过后的地面,就是如此得荒凉惨烈。
但不可思议的是,


我们夹竹桃在接下来的一个夏季就盛开出了灿烂的花朵。
这些都是多亏了那些狗儿们……


「那么那么,狗儿们,它们都做了些什么呢?」


雏鸟的乌鸦心切地向夹竹桃妈妈打听。


「别急嘛,别急嘛,要静静地听夹竹桃妈妈讲啊」


一只老年的乌鸦出声安抚雏鸟乌鸦。
夹竹桃继续开始讲曾经的那个故事。


当原子炸弹掉下来的时候,天空先是炸弹掉下来的方向发出了强烈的光芒,
随即而来的是“咚”的一声轰响。
跟着,人类们、动物们、昆虫们、树木们还有鱼儿们都在一瞬间熔化死去了。
只有不知多少公里外的地方的,
还有一些在建筑物背面的地方,
有很少很少的生命幸存了下来。
但就算是幸存的那些生命们,也浑身都是烧伤。


老年的乌鸦伤心地回想起当时的情景——


「没错,有些是全身被飞过来的玻璃碎片刺伤了,血流了一地
我们身上的羽毛也燃了起来,大家都死了……」
「当时的情景真是惨不忍睹……」


「给点水吧。给点水吧。我要水、水、水……」


人类也狗儿也树木也,大家全都发出了悲鸣。
鸽子也麻雀也小狗也小猫也,大家全都被烧得面目全非
最后大家都倒倒歪歪地聚集到小河边,
我们夹竹桃也——


「救救我!好热啊!好热啊!」
「救救我吧……」


拼命地大声求救。
树枝也树叶也飞快地燃烧殆尽了……


差不多就是那个时候了。


有一只浑身烧得只剩下一半不到毛的大狗走过我的身边。
我用尽了最后的力气哀求


「救救我吧,求求你了……」


向那只大狗求救。
但它只是慢慢地拖着自己的身体蹒跚过去
半爬着,蹒跚了过去。


就好像没听到了一般。


在距离小河最近的地方,在燃烧着的,
一株幼儿的夹竹桃树呼唤了起来
「妈妈……妈妈……」

跟着失去了意识。


那只大狗停下了脚步转了过身来


孤寂地注视了被火烧得越来越少的幼儿夹竹桃树一阵子后
转向天空,发出了自己响亮的叫声


「汪——!汪汪——!」「汪——!」


那是仿佛就像在召唤什么一般得,
响亮、透彻、又悲伤的声音。


听着那个声音,
终于我也慢慢地失去了意识。


不知过了多久之后,我重新醒来时,
听到了身边“噗噜、噗噜”的声音。


「你要振作一点啊!」


原来是那只大狗回到我这里,给带水过来了。
洒完后,它又爬进小河浸了一身水,再回来。
一次又一次地,一次又一次地。
用尽力气将自己身上的水洒到我身上。


「啊啊,我得救了」
咻、咻、火苗不断被浇灭


简直就像一场梦一样。
当时冰冷的河水洒在身上的感觉,真是太感激了。


「你终于醒过来了啊,现在已经没事了」
「我的伙伴们也已经听到我的声音了」


它这样对我说。


我看了看周围。
那是好多好多的狗儿们接连不断地跳下了河,
然后滴着一身的水爬上岸的情景。
里面既有才刚学会行走不久的小狗,
还有跳进河里就爬不上来了被水冲走的老年狗儿,
还有那些一次又一次地倒下去却始终坚持站起来并带来水的狗儿们。


「我得救了」
「谢谢」「谢谢」


发自这里那里的,听到了周围好多好多的夹竹桃树们的声音。
我们就是像这样被救活的。


可是呢,狗儿们却……大家全都死去了。


「也要带着我的份活下去哦。拜托了」


「就让我的身体来保护你的树根吧」
「好了,最后就抱抱我们,让我们停留在这片土壤上吧」


它们都说着这样的话闭上了自己的眼睛。


……故事讲到这里
夹竹桃妈妈停下不说话了。
因为那一切都太悲伤了,故事已经……讲不下去了……
听了故事的乌鸦们流下了眼泪。


鸽子们也流下了眼泪。


蚂蚁们也哭了起来。


大家都为那些狗儿们流下了眼泪。


不知过了多久,夹竹桃妈妈在镇定下来后才继续讲了下去。
在我的心中烙印着的,就是这些狗儿们的眼神。
其中一次也没给我们带来水而被小河冲走的那些狗儿们,他们都伤心地望向我们,
望向天空,然后慢慢地沉到了河底去。
狗儿们也鱼儿们也人类们也都一起,
像这样慢慢地被小河冲走了。


「没有错。那些狗儿们很努力地,很努力地为我们带了水来」


「最后大家都变得焦黑焦黑的。
这儿也是,那儿也都是,它们都慢慢闭上了伤心的眼睛死去了」


大楠树低沉地发出叹息。


鸽子们每年每当故事讲到这个时候,
都会静静地注视着元安河的水面。


注视着波光粼粼的水面,想象当时狗儿们的样子。
仿佛就好像能看见那些有沉下去的,有爬上岸来努力回来洒水的狗儿们的样子一般。


人类们为了纪念和平的集会不知何时就已经结束了。
在那之后,人类们将会去参拜各自的慰灵碑。


但是,动物们的慰灵碑却哪儿也没有。


就是那个时候了。


大家发觉树下边多了一个轻轻捏住夹竹桃妈妈树枝的少年,


少年悄悄地站在树下,
静静地在哭泣。


鸽子们吃惊地端详着少年的脸庞。


乌鸦们也注视着少年。
大家都注视着少年双颊的眼泪。
这一刻,就连蝉儿们也停止了鸣叫。


哪怕只有一个人,
夹竹桃的故事,难道他听到了吗?


慢慢地,少年停下了呜咽,发出了一个很轻、很细、很小心的声音


“忘记了你们,真对不起”,他说。


听到这个声音时,公园里的森林喧噪了起来。
因为“希望”的诞生。


夹竹桃自然不用说了。
大楠树也不断抖动枝叶以表达自己内心的喜悦。


各种各样的动植物们都发出了惊喜声。
森林里热闹了起来。


就连元安河的鱼儿们也在水面上跳跃着,表达着心中的喜悦之情。


啪沙、啪沙。啪沙、啪沙。满是这样的声音。


蝉儿们开始了大合唱。


知—了、知—了、知—了、知—了。满是这样的声音。


就像管弦乐演奏一般,这时的整个森林中,都传达着各种各样的喜悦之声。


麻雀们也鸽子们也乌鸦们也,怀揣着这刚诞生的“希望”,
展翅翱翔在蓝天,盘旋许久,才慢慢散去。





原作者:绪方俊平



[注释]夹竹桃之花(夹竹桃科)
“夹竹桃”是在原子爆炸后,是在被人们称为原爆后70年内不会长一草一木的广岛焦土中最早盛开的花朵,它给了人们复兴的希望和光芒。




[ 此帖被kyosuke2008在2016-01-04 02:10重新编辑 ]
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yt51a9@2022-05-19 16:33

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