1994年4月1日にサンライズがバンダイの資本参加を受け同社のグループ企業となったことから、制作現場やアニメマスコミではスポンサーと親会社の関係上、『勇者警察ジェイデッカー』がシリーズ最終作になるのではとの憶測もあった。タカラ(当時・2006年にトミーと合併しタカラトミーに)も玩具の売れ行きが好調で、サンライズとは別の制作会社・別シリーズの展開を模索したが、シリーズ変更に対する不安感が大きく、また最終的には受け皿となるアニメ制作会社が見つからなかった事から、それまで培った両社の良好な関係もあり以降も勇者シリーズとしてサンライズが制作を担当した経緯がある。その為、現在でもこの両社は資本関係を超えて良好な関係にあると言われる。
他方、この時期にサンライズと名古屋テレビ(あるいは系列キー局のテレビ朝日ともいわれる)の関係が一時的に悪化し、これにより勇者シリーズは終了となったという説もある。事実、『無敵超人ザンボット3』以来長らくサンライズ作品が続いた土曜夕方の名古屋テレビのアニメ放映枠は『勇者王ガオガイガー』がサンライズの最終作品となり、後年のガオガイガーの続編の地上波での放送についても、それまで勇者シリーズとは縁が無かったテレビ東京での放送となっている。名古屋テレビでサンライズ製作のアニメが再び放映されたのは、勇者シリーズの終焉の2年後になる(この時には名古屋テレビのアニメ放映枠は日曜午前に変わっていた)。