全国映画概況発表会見で、「仮面ライダー電王」新作発表?
日本映画製作者連盟(映連)は、1月29日午後より都内のホテルにて記者会見を開催。「2008年全国映画概況」を発表した。それによると、2008年の全国映画館入場者数は1億6049万1000名と、一昨年の1億6319万3000名を下回り、年間興行収入も1948億3600万円と、映画館数が一昨年より138スクリーン増えて3359スクリーンとなったにもかかわらず、これも一昨年を下回った。
年間興収の内訳は、邦画1158億5900万円、洋画789億7700万円と、邦画が2006年に続いて優勢となり、特に興収155億円をあげた「崖の上のポニョ」の存在が大きかったことを、大谷信義映連会長が強調した。
なお映画概況の発表に続いて、理事である松竹、東宝、東映、角川映画の各社社長から本年の主要作品や方針などが語られたが、東映の岡田裕介社長は、その席で「去年の秋の『さらば仮面ライダー電王』で、電王は終わらせるつもりだったが、もう1本映画を製作することにした。目下撮影中で、公開は4月頃の予定だ。東映がピンチに陥ると、ライダー、プリキュア、戦隊はいつでも駆けつけてくれます」と発言した。