岁月不饶人啊,25年过去了,有人也要离开了。希望新的配音能好一点吧。
ドラえもん」声優5人、来春に若手と交代へ
テレビアニメ「ドラえもん」収録の様子。左から肝付兼太、野村道子、大山のぶ代、小原乃梨子、たてかべ和也の各氏=10月8日、東京・目黒のスタジオ
テレビ朝日系の人気アニメ「ドラえもん」で四半世紀にわたってドラえもんの声優を務めてきた大山のぶ代さん(68)ら主な声の出演者5人が来春、若手と交代することが21日明らかになった。
後任の人選が進行中で、交代決定を受け入れた大山さんは「テレビ放送から25年がすぎ、ちょうどよい交代の時期。遠い未来までずっとずっとみんなに愛される『ドラえもん』であってほしい」と話している。
「ドラえもん」はゴールデンタイムに2けたの視聴率を取る同局の看板アニメ番組。原作者の故藤子・F・不二雄氏が「ドラえもんはこういう声だったんですね」と認めたほど、大山さんらははまり役で、人気の原動力になっていた。
交代が決まった主な出演者は大山さんをはじめ、のび太役の小原乃梨子さん(69)としずか役、野村道子さん(66)、ジャイアン役、たてかべ和也さん(70)、スネ夫役、肝付兼太さん(69)の5人。
関係者によると、テレビ朝日側は今春から大山さんら出演者と協議。放送25周年で一区切りついたことや、出演者の高齢化などを理由に、主な声優陣の一新を決めたという。
放送中のテレビシリーズは来年3月分まで現在の出演者で収録し、4月分から後任の声優陣にバトンタッチする予定。
テレビアニメ「ドラえもん」は連載漫画を原作に1979年にシリーズ放送が開始。交代する5人は第1回放送から同じ役を継続して担当、80年から「ドラえもん のび太の恐竜」など劇場版映画25作品にも出演した。
■ドラえもん 22世紀から現代へ来た猫型ロボットのドラえもんを主人公とする日本児童漫画の代表作。原作者は故藤子・F・不二雄(本名藤本弘)氏。
物語は「どこでもドア」などの秘密道具で、ドラえもんが小学生ののび太君やしずかちゃんら子どもの危機を救い、夢をかなえる。
1979年にテレビ朝日系でアニメが放送開始。視聴率が2けたをマークする人気番組に定着した。アジア各国・地域で広く愛され、日本製アニメブームの先駆けともなった。劇場版アニメ映画は80年から毎春、1作が公開されてきたが、2005年は新作公開が見送られた。
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■「ドラえもん」を研究している横山泰行富山大教授の話 「ドラえもん」はテレビアニメで全国へ普及し、20世紀後半の漫画の頂点に立った。ドラえもん役は大山のぶ代さん以上の適任者はおらず、交代の影響はとても大きい。まるで違う作品のようになるのでないか。これまでの路線を大きく外れないでほしい。映画公開も1年お休みとなり、関連作品も含め抜本的に考え直す時期かもしれない。
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≪ドラえもんの良き演奏家≫
テレビアニメ「ドラえもん」で声の出演をしてきた大山のぶ代さんら5人は、放送スタートから25年の歴史を「長いようで、あっという間だった」と振り返る。
5人は原作者の故藤子・F・不二雄氏が認めたプロの声優たち。5人の声によるアニメは「ドラえもん・クラシック」として、ファンの間で記憶され、今後も愛好されるのは間違いない。
名せりふ「ぼく、ドラえもん」は「ドラえもんの心を声にしたかった」と話す大山さんのアドリブの中から生まれた。
のび太役の小原乃梨子さん、しずか役の野村道子さん、ジャイアン役のたてかべ和也さん、そしてスネ夫役の肝付兼太さんがそれに応じ「声のハーモニー」を作り出すことに成功。「原作の良さを引き出せたのでは」と大山さんも分析する。
「5人はそろって60代後半。後輩にきれいにバトンタッチできれば」と小原さんは明かす。「『ドラえもん』を後世に手渡ししていく。藤子先生からの大切な預かり物だったんですから」
原作を楽譜に例えるなら、5人は作曲家が信頼した演奏家。野村さんは「女の子の正しい日本語の美しさも伝えたかった」とし、たてかべさんは「元気、勇気、人気の3つの『気』が子どもたちへのメッセージでした」と解説する。
「今では子どもだけでなく大人も楽しみにしてくれる。『ドラえもん』って偉大だなとつくづく感じます」。肝付さんはしんみり語った。
(11/21 21:50)