前回32話、カブト最大の謎のひとつがあきらかになりました!
時系列にしたがって整理してみましょう。
18年前――
天道(3歳、日下部総司)の両親がワームに殺される。
そのとき、お母さんのお腹には赤ちゃん(ひより)がいた。
生き残った天道は、おばあちゃんに引き取られ、天道姓を名乗る。
擬態した両親からは娘が生まれ、予定どおり「ひより」と名づけられる。
7年前――
渋谷付近で、天道(14歳)は殺されたはずの両親(擬態)と再会。
そこへ隕石が落下、渋谷の街は壊滅。
擬態した両親への復讐を果たそうとする天道だが、ひよりの「殺さないで!」との声に思いとどまる。
擬態両親は、落盤に散った。
「大丈夫。俺がそばにいる」と、天道はひよりを助けた。
それから7年ものあいだ、来るべき日のために準備してきた天道。
どれほどの思いで、この7年を過ごしてきたのでしょう。
「俺は未来をつかんだ!」という1話のセリフも重いです。
しかし……。
7年前の、渋谷隕石落下からはじまったかと思われたこの物語。
7年前に天道が持っていたベルトは? なぜ35年も前のファイルに加賀美の名が? ひよりの持っていた石とは? そして幽閉されていた天道そっくりの鉄仮面の男は?
まだまだ奥が深そうです!
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33話ハイライト
ワームとしての正体をあらわし、どこへともなく消えてしまったひより。
いったい何が起こり、どこへ行ってしまったのか。
ひよりを助けたい! と思いを抱えつつも、複雑な加賀美。自分は何をどうすべきか?
しかし天道に迷いはありません。ZECT に入ったのはおろか、その優れた能力を活かし、いきなりエリア司令官として加賀美の前に現れます。
いったい何を考えているのでしょう?
天道のやること。かならず何か裏があります。
「世界を敵に回しても、守るべきものがある!」とまで言いはなった天道。
もはや人間ではなかろうとも、生まれ得なかった妹を守ろうと決めた7年前の天道。それから7年間におよぶ、すさまじいまでの覚悟――。
天道の新たな戦いがはじまります。
そんな天道の副官につく高鳥蓮華は、ZECT 訓練生――その一方、ガタックになっても“見習い”のままの加賀美。ただでは済まない感じです。
そして、新たなライダー?キックホッパーとして帰ってきたのはあの男……?!
謎が謎を呼び、さらなるステージに歩を進めるカブトです。
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2ndエンディング『LORD OF THE SPEED』
RIDER CHIPS featuring 加賀美 新(佐藤祐基)
11月1日発売予定!
番組中、バトルシーンで流れる曲をエンディングと呼んでいるのですが、2ndエンディングのメインボーカルは加賀美新! 佐藤くんが歌います!
レコーディングの感想を聞いてみましょう。
――話を聞いたときは、いかがでしたか?
佐藤 えー? オレ? って感じでした。俳優なので、まさか歌をやるとは思っていませんでしたから。
――最初に(デモ曲を)聞いたときの感想は?
佐藤 カッコよかったです。
――スタッフ、キャストの反応は?
佐藤 今日、レコーディングの前、石田組の撮影(35話)だったんですが、(石田監督)『お前、歌出すんだって?』。その後はずっと俺を呼ぶときは、『おい! オリコン!』って(笑)
ヒロ(水嶋さん)はずっとにこにこしているばっかです。人ごとだと思ってるんでしょう(笑)。みんなとは結構、カラオケに行くんですが、おせじ? で『うまいから大丈夫』と言ってくれたりしました。
――カラオケに入ったら、歌いますか?
佐藤 リクエストがあれば……。でも加藤くんと徳山くんがいたら、歌いません!
――レコーディングの感想を。
佐藤 難しかったけど、楽しかったです。とにかく、自分にできることはすべてやりました。気持ちで加賀美らしく歌えたと思います。聴いて下さい!
忙しい撮影の合間をぬってボイトレを重ね、RIDER CHIPS のオケ録りにも立会い、挑んだレコーディング。3時間半くらいですが、本当に何度も歌いました!
野村義男さんの細かいディレクションにも熱心に聞き入ります。準備もばっちり、本当に努力をおしまない佐藤さんです。曲調が変わってやさしく歌うところもあって、のびやかなボーカルがすてきですよ! ファンの人は必聴!
CDの発売は11月ですが、
早ければ9月中より劇中で流れますので、お楽しみに!