ネタバレ
(前回のつづき)
・病室。腰の入った平手で柚希の頬を力一杯に引っ叩く清美 バ ン 「・・・・!?」「なっ・・・・」
「アンタがそんなこと言ってるから恭辅くんが死ぬのよ!! この 人 杀 し !!」「・・・・!?」
清美を制止しようとする风间、が、それに被せて青大が力强く言い放つ
「おま・・」「ええ加减にせえ・・!! どんな理由じゃろうが枝叶に手を上げるヤツは、オレが许さんぜ」
「・・・・・・青大くん・・」うるっとくる柚希、怒り颜の青大、ゆっくりと清美に
「だいたい大事やからこそ言えんことだってあるじゃろうが。みんながみんな お前と一绪と思うな!」
清美、风间を见て、心中复雑そうな(と言うか、情けなげな)风间に见つめ返されて、感极まり、病室を
ドン と青大の肩にぶつかりながら走り出て行く、青大、慌てて
「うわっ ちょっ 待てや! 待てって!!」 ダッ 清美を追って出て
・病院、中庭(ビーフ・ストロガノフを食べた场所っぽい)。走って来る清美、
「おい 待て 言うとるじゃろ!!」
その腕をつかみ止めようとする青大、清美、腕を振り払って解いて
「しつこいわね 离して!! 人杀しに人杀しって言って何が悪いのよ! 私 绝対谢らないから!!」
「・・・・お前、风间のこと好きなんじゃろ」
「・・・・!?」颜中が真っ赤になる清美、思いっきり动転して
「な・・・・何 言っ・・・・そんなこと・・」
「でも、それで枝叶に当たるんはやめてくれよ。アイツだってきっと辛いんやから」
「だ・・だから、私は、别に・・・・」怒りもようやく小康状态、兴奋、少しずつ冷めてきて・・・・
「つっても、まァ オレもお前と同じやから、エラそうなこと言えんけどな」苦笑いの青大
「・・・・え!?」清美、青大の颜を见返し・・・・
・时间経过。中庭に优しく风が吹いて、木立の叶が揺れて・・。青大侧の事情を一部始终闻いた清美
「ふー―ん・・なるほどね・・・・それでわざわざ転校して来たの。结局ホントに彼氏がいただなんて
バカみたいだわ。しかも、その彼氏が・・死ぬかもしれない自分の友达だってわかってて夺い返そう
だなんて、よくそんなヒドいことできたもんね」
「オレだって风间のことは大事だと思ォとるよ。その友达が死ぬなんてホンマに嫌じゃ。だからこそ、
アイツにウソつきとォない。たとえ死ぬかも知れん友达の彼女だろうが、好きなもんは、好きなんじゃ。
それを我慢したら、それこそアイツと友达ではおられんようになる」
「本当に自分胜手な理屈だわ、全部アンタの都合じゃない」
「・・・・て、ゆうか、私もよね、命にかかわる手术をどうするかなんて他人が口出しするような事じゃない
そんな事分かってるの、アンタ达の方が正しいって・・・・。でも、私の前から恭辅くんがいなくなるだなんて
そんなの耐えられない。だから、手术を受けてほしいのは全部 私の都合・・。さっき あの子を殴ったのも
ただの八つ当たりよ」
「みじめだよな、オレらって。恋人がおるヤツに」胜手に片思いして ムチャクチャ言うとるだけなんや
もんな。ホンマ、バカみたいじゃ」「・・・・そうね。バカみたい」
・・・・一本の细い木立に体を隠して・・全く隠し切れて无いが・・怯えた小动物のように、こちらの様子を
ちら ちらっと窥っている柚希、清美はそんな柚希に気づいて・・
「・・・・あの子」「え・・?」清美、ツカツカと柚希の方に近寄り「あっ・・・・」柚希を见下ろす清美
「何してるの? そんな所でコソコソして」「あ・・あの」「ま、いいわ、丁度 アナタに话があったし」
青大、清美がまた柚希に何かするんじゃないかと思い慌てて。
清美は、腰に手を当て、踏ん反り気味に见下しながら柚希に こう告げる
「さっきはごめんなさいね。すごく反省してるわ!」
「・・・・ハイ?」何を言われるかとビビっていた柚希、目を大きく开いて惊き。
「何じゃ それ! それが人に谢る态度か!」
「ただ 言っとくけど私・・・・アナタの事やっぱり大嫌いよ。中学の时は恭辅くんのこと振ったクセに
よく今更つき合おうとか言えたもんね。私 そんなこと认めないから!」
「ご、ごめんなさい(汗;」
「私だって恭辅くんのこと好きなんだから アナタなんかに绝対负けないって言ってるの!!」
「・・・・清美さん」「わかったの!?」怒鸣る清美とビクつく柚希「あ・・ハイ!ゴメンなさい」头を下げ
「は? なに そのゴメンなさいって。私には无理だって言ってるの!?上から目线?」「ごめんなさい!」
・・・・猫の喧哗のような(一方的な)言い合いが続いていって・・・・・・。
・202号室の窓から、そんな3人の遣り取りを风间が见つめていた・・・・。
次回につづく・・・・
翻译
病房里,清美用力的打了柚希一巴掌「就是因为你这么说恭辅君会死的!!你这个杀人凶手!!」
风间想要制止清美,但是被青大用强有力的话抢先了。
「你……给我差不多一点!!不管有什么理由对枝叶动手的家伙,我决不原谅」
「青大君……」
一脸愤怒的青大对好整以暇的青梅说
「说到底,也是有因为重视才说不出口的话的吧。别把别人跟认为是你一样的!」
清美看着风间,好像心里很复杂。风间回看着清美。
清美非常激动,撞开青大的肩,从病房跑出去,青大慌张的喊
「哇…等一下!等一下!!」追着清美跑了出去。
医院中庭,清美跑过来。
「喂 说了叫你等一下!!」
青大抓住清美的手,清美挥开青大的手。
「你可真纠缠不休,放开!!说杀人凶手是杀人凶手有什么不对!我决不道歉!!」
「…你喜欢风间吧」
清美的脸红了,惊慌失措
「说……说什么…那样的事……」
「但是,那也别再跟枝叶起冲突了。就算是那家伙也一定很辛苦」
「不过,算了,我也跟你一样,也不能说好像很了不起的话」青大苦笑
「……嗯?」清美看向青大的脸…
清美听了青大的事情的一部分的经过之后说
「哼——原来如此阿,特意转学过来。结果她真的有了男朋友。像个傻瓜呢。而且,知道了那个男朋友是自己可能会死的朋友,还想要把她夺回去。那么过分的事你还真能做得出来啊」
「就算是我也是很重视风间的。那个朋友的死,真的不愿意。正因如此,才不对那家伙说谎。就算是知道可能会死的朋友的女朋友是枝叶,我也要说出来,朋友是不会为女友争执的!」
「真是个理由曲解的自我辩解,全部都符合男人自我的想法。」
「说起来,我也是呢。关乎生命的手术该怎么对待,我也知道只有我这种最关心他的人来决定。我做的都是对的…。而且,我不能忍受恭辅君从我面前被夺走。所以,想要是否手术,全都要我决定……。刚才打那孩子也是理所应当的」
「我们还真是同病相怜啊。对自己的恋人事事都先想一步,还被说着乱七八糟的话。他们真的像傻瓜一样」
「是呢,像傻瓜一样」
……一根细的树后面藏着的……没能全部藏起来的……像胆怯的小动物一样的柚希,偷偷看着这边。清美察觉到了柚希。
「……那个人」「唉?」清美愤怒地靠近柚希,俯视着柚希说
「在干什么呢?在那种地方鬼鬼祟祟的」「那…那个…」
「刚才你都听到了什么」
青大认为清美还要对柚希做什么,慌张起来。
清美叉着腰,像要转身的样子俯视着柚希说
「刚才对不起了,我深深反省了!」
被清美的话吓呆的柚希睁大了眼睛。
「那算什么!是向人道歉的态度吗!」
「但是,我……果然非常讨厌你。中学时明明甩了恭辅君的,事到如今却说想要交往什么的。现在又跑来偷听!」
柚希说「对、对不起」
清美「我喜欢恭辅君,绝对要夺走你的所有让你向我认输的!!」
柚希:[……清美」
清美怒斥着柚希「明白了吗!?」
柚希说「阿…是!对不起」低下头
清美「哈?那个对不起是什么。是在说我不讲理吗!?看着我的视线说!?」
柚希说「对不起!」
风间通过202病房的窗户看着那三个人的交谈……
次回待续……