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[ハチミツとクローバー IM]
歌 スネオヘアー
小さな声で 僕を呼ぶ闇へと 手を伸ばす
静かで 長い夜
慣らされていた 置き去りの時から
這い上がり 無邪気に 微笑んだ 君に会うもう一度
強がるポーズが よく似てた二人は
弾き合い その後 引き合った
生まれた頃と 変わらない心で
触ったら すべてが 消えそうな 君を見つめていた
やがて 君は鳥になる ボロボロの約束 胸に抱いて
悲しいこともある だけど 夢は続く 目をふせないで
舞い降りる 夜明けまで
やがて 君は鳥になる ボロボロの約束 胸に抱いて
風に揺れる麦 優しい日の思い出 かみしめながら
つぎはぎの ミラージュ 大切な約束 胸に抱いて
悲しいこともある だけど夢は続く 目をふせないで
舞い降りる 夜明けまで
夜を駆ける
[ハチミツとクローバー IM]
作詞 草野正宗
作曲 草野正宗
歌 スピッツ
研がない強がり 嘘で塗りかためた部屋
抜け出して見上げた夜空
よじれた金網を いつものように飛び越えて
硬い舗道を駆けていく
似てない僕らは 細い糸でつながっている
よくある赤いやつじゃなく
落ち合った場所は 大きな木もざわめき やんで
二人の呼吸の音だけが浸みていく
君と遊ぶ 誰もいない市街地
目と目が合うたび笑う
夜を駆けていく 今は撃たないで
遠くの灯りの方へ 駆けていく
壁のラクガキ いつしか止まった時計が
永遠の自由を与える
転がった背中 冷たいコンクリートの感じ
甘くて苦いベロの先 もう一度
でたらめに描いた バラ色の想像図
西に稲妻 光る
夜を駆けていく 今は撃たないで
滅びの定め破って 駆けていく
君と遊ぶ 誰もいない市街地
目と目が合うたび笑う
夜を駆けていく 今は撃たないで
遠くの灯りの方へ 駆けていく
Room201
[ハチミツとクローバー IM]
作詞 スガシカオ
作曲 スガシカオ
歌 スガシカオ
ぼくは今ベッドで丸くなって つまらないこと考えてる
悪い予感のひとつひとつに 子供みたいにダダをこねて
真夜中すぎ君に会うために もつれた足でぼくはただ走った
君と何を最後に話すのだろう… いろんな言葉が散らかったまま
ときどき冷蔵庫のうなり声が まるで誰かの返事のように響いた
真夜中せまい路地裏をぬけて 走ったぼくは影においこされた
いま君のそばで いま君の近くで
なにがかわってしまったのだろう
いま君のその手は いま君の笑顔は
何を求めているのだろう
明け方に寝るクセがついて 家族中から煙たがられた
いつの間にか朝が訪れると ほんの少し君がはなれた気がした
息が切れるまで走ったけど ほんとはろくに前に進んじゃいない
いま君のそばで いま君の近くで
なにがかわってしまったのだろう
ねぇ君の思いは ねぇぼくのこれからは
どこに向かってゆくのだろう