):Next-Generationが業界筋の情報として伝えているところによると、世界最大のゲームショウE3は今年を最後に終了、もしくは大幅に規模を縮小するとのこと。運営母体であるESAからは何の声明もでていませんが、記事では近いうちに正式発表があるとしています。
E3といえば今年はソニー プレイステーション3の価格・発売日発表や任天堂Wii の新情報、先行したマイクロソフトXbox 360の巨大ブースなど過去最大規模の大盛況でしたが、キャンセル・規模縮小の理由は「業界筋」いわく費用対効果。大手パブリッシャー各社はメディアが集中する同時期に数百万ドルを投入して注目を競うよりもっと小規模でフォーカスを絞ったプロモーションのほうが得策と判断してE3から手を引くとされています。
メディアとしてもニュース読者としても短い開催期間中に大量の情報が集中するよりは分散した方が楽ではあり、出展するゲーム会社としても莫大なマーケティング費用を投じないと参加できない消耗戦よりはもっと効率の良いプロモに予算を使いたいのは理解できますが、ライバルが一同に会する祭りがなくなるとすれば寂しい話です。