麻枝
本編でユイ自体のセリフがそんなにないので、脚本家的には演出に助けられた部分です。
で、10話は自分の中では勝負回なんですよね。これがもしダメだったら、
「泣ける物語を見たいんだ」という視聴者の要望や期待に答えられなかったということになるので、ものすごく評価が気になっています。
麻枝
7話というのは、自分からすればすごく怖い回でした。この回を見ただけだと、今までずっと音無が記憶喪失だったのに「え? これだけなの?」とか、「直井の催眠術だけで明かされてしまっていいの?」という、脚本的な甘さや軽さ
だけがクローズアップされてしまうことになるんですよ。
ゲームだったら、進めてもらうと「もう一段階、記憶が隠れてますよ」というのがわかるんですけど、
アニメだと放送されたところがまでがすべてで、1週間止まってしまうんですよね。
だから、
「「また麻枝は、病気の妹を連れ出して、殺して、昔と何も変わってないな。
麻枝、終わったな」と、焼き直しもいいところだと言われるんじゃないかと。
麻枝
「Angel Beats!」は "おもしろい" だけで終わらせてはいけない企画だということを、自分は感じてします。
"隠れた名作" では終わらずに、ちゃんと盛り上がって、みんなが「よかった」と言ってくれて、数字での評価も付いてきて、そうやってかかわった皆さんが報われてもらわなくちゃ俺は切腹モノだと思っているので、まだ途中なんですよ。
今、盛り上がっていることは、もちろんうれしいんですけど、まだ過程であって、すべてのスタッフさんが報われるような結果を残すことを常に念頭に置きつづけているので、自分の中ではまだこれからです
麻枝
まず、エンディングの絵でユイと日向を絡ませつづけてくれたことで、
岸監督に「ありがとうございました」と言いたいです。というのも、
10話でいきなり日向がユイに告白するのは、自分でも唐突すぎると思っていたんですけど、エンディングが伏線になってくれたので。
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这个应该是搞笑的.......
岸 「張ってやんよ!俺が伏線張ってやんよ・・・これが、俺の本気だ!」
麻枝「ん、そんな・・・監督は本当のオレの脚本を知らないもん・・・」
岸 「告白が・・・感動のシーンがどんな唐突でも俺が伏線張ってやんよ!
もしお前が、どんな脚本を書いてたとしても!」
麻枝「准、プロット書かないよ?設定丸投げだよ?」
岸 「どんな脚本でもっつったろ!」