评论:MIYAVIこと石原貴雅さん(左)と共演者のジャック・オコンネルさん
By TOKO SEKIGUCHI
米女優アンジェリーナ・ジョリーさんが監督を務めた新作映画「Unbroken(アンブロークン)」に対し、日本の保守的な「ネチズン(インターネット上の市民)」らが映画館で公開しないよう求める運動を展開している。これは米国人の元戦争捕虜の半生を描いた映画で、米国ではクリスマスに公開された。
アンブロークンの題材となっているのは、第2次世界大戦中にパイロットとして米空軍に従事し、日本軍に捕えられた故ルイス・ザンペリーニさんの半生。陸上選手として五輪大会に出場したこともあるザンペリーニさんの体験をローラ・ヒレンブランドさんが著したノンフィクション小説が原作となっている。
監督のジョリーさんはザンペリーニさんら捕虜が受けた日本兵による暴力行為を詳細に描き出している。ザンペリーニさんは2014年夏、97歳で死亡した。
日本のロック歌手、MIYAVIこと石原貴雅さんはこの作品でハリウッドデビューを果たし、虐待する看守の役割を演じた。石原さんは記者会見の席上で、暴力を振るうシーンでは本当に気分が悪くなり、撮影中に嘔吐(おうと)のため休憩を取る必要があったと話した。
原作の日本語訳は出ていないが、本や映画に描かれている日本軍の残忍さが一部の保守派を刺激し、インターネット上では作品のボイコットを呼びかける運動が起きている。この映画を巡り、オンライン署名サイト「Change.org」では多くの署名が集まり、ジョリーさんを「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましくない人物)」と呼ぶよう求める声も上がった。
フェイスブックでは「アンジェリーナ・ジョリーの反日映画を阻止しよう」というページに1000人以上のユーザーが登録し、中には自民党の政治家や有名大学の学者も含まれている。
最近、日本の保守主義者らは広く知られた歴史認識の正当性に対し、声高に異議を唱えるようになってきた。中でも慰安婦問題を巡る論争は記憶に新しい。
米紙ロサンゼルス・タイムズによると、ユニバーサル・フィルムド・エンターテインメント・グループのジェフ・シェル会長は「明らかに本の内容は日本市場では(受け入れられるのが)困難なものだ」と述べた。ユニバーサルの関係者はロサンゼルス・タイムズの引用が正しいことを認めたうえで、日本での公開日時は定まっていないと話した。米国以外の一部の国では1月後半から作品が公開される予定だ。
アンブロークンに対する抗議は、2010年にアカデミー賞を受賞した「ザ・コーヴ」を巡る論争を思い起こさせる。この映画は和歌山県のイルカ漁を撮影したドキュメンタリー映画で、日本の捕鯨団体の神経を逆なでした。抗議者らは映画が反日的であり、日本の漁業文化に敬意を抱いていないと主張。こうした活動により、日本の映画館の大部分ではザ・コーヴの上映が見送られた。
原文(英語):Japan Conservatives Protest Angelina Jolie Film
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2014/12/26/japan-conservatives-protest-angelina-jolie-film/查了查看现在还没Rip。想到《访谈》的乃已经out了,嘎咔咔咖...
鉴于目前情况此话题的敏感性,不如规定此楼评论不用汉语,如何?
不过多半又会成单聊,如是则就到看的时候再贴贴情况吧。