是不是這兩張?
○ 風の大陸 オリジナルサウンドトラック Vol.I
1992年7月18日発売 ビクターエンターテインメント VICL-302
1.失われた大地
2. オンディーヌ
3.The Gate Of Death
4.十六夜のセロ
5.砂漠の旅人
6.空と海のカノン (歌:西脇 唯)
7.シャンバラ
8.Crystal Veil
9.Cry Out
10.レクイエム
11.失われた地平線
12.風の大陸 (歌:西脇 唯)
6 作詞・作曲:西脇 唯、編曲:加藤 みちあき
12 作詞・作曲:西脇 唯、編曲:萩田 光男
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物語への劇伴作曲としては、割と初期の作品のはずだが、大島ミチルの魅力が集約されているという点で、
かなり優れた1枚になっていると思う。弦、木管、ヴォイス、そしてオーケストレーションと、
後々まで大島音楽を支える要素が、本作にも如何なく取り入れられている。
Track 1とTrack 11は、いずれも同じ旋律、この風の大陸の主題と言うべきメロディをもとに作られていて、
Track 1はシンプルにメロディラインを強調、Track 11ではオーケストラによって壮大さを表現するようなかたちとなっている。
他では、のヴォイスをメインの音としたTrack 2の神秘的な響き、タイトル通りの重さをオーケストラで表現したTrack 10が秀逸。
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○ 風の大陸 オリジナルサウンドトラック Vol.II
1993年1月21日発売 ビクターエンターテインメント VICL-367
1.Overture ~失われた地平線より~
2.アコード
3.アゼクシストラ
4.夢の終わり
5.精霊の歌
6.凍る砂 (歌:新居 昭乃)
7.マスカレード
8.The Grass Made of Glass
9.Fugitive
10.White & Black
11.Groaning Town
12.藍色の伝説
13.Licao do Vento
6 作詞・作曲:新居 昭乃、編曲:萩田 光男
13 作詞:Osny Melo
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「風の大陸」の映画、ドラマCDのサウンドトラック2枚目。Vol.Iがどちらかというとハレの音楽っぽい曲が多かったのに対し、
こちらの収録曲は、もう少ししっとりと落ち着いた感じの曲が多い。一方で、胡弓やサックス、アコーディオン、
ピアノなど艶のある音色の楽器でメロディを奏で、異国情緒はより強くなっているように感じられる。
Track 1とTrack 13はVol.Iでも使われた主題のヴァリエーション。
Track 13ではヴォーカルに新居昭乃を迎え、そのどこかへ連れて行かれそうな独特の声と相まって、
何とも言えない良い雰囲気を作り出している。Track 12は抑えた中で重厚感を持たせた、大島音楽の良さの一点が良く現れた曲。