说两个老的。
丽娜用重破斩就高里
『ソースケ。まだ聞こえてる?』
「ああ」
『前・生徒会副会長としてあんたに命令するわよ。いい?』
ずずっと鼻をすする音。向こうで彼女が泣いている。
『あたしを助けに来て。どんな犠牲《ぎせい》を払《はら》ったって構わない。何人死んだって----何百、何万、何億人死んだって構わないから。だから、あたしを迎えにきなさい! あんたの持てるすべて----そのクソの役にも立たない、非常識《ひじょうしき》で迷惑《めいわく》きわまりない兵隊の技能を総動員《そうどういん》して、どんなにヤバい相手でもギッタギタにやっつけて、あたしを抱《だ》きしめにきなさい!! あんたならやれるでしょ!? どう!?』
「ああ。できる」
胸の奥ではげしく、熱くわきたつものを感じながら、宗介は力強く答えた。
そうだ。なにを迷うことがある? 何百万人死なせようと。どれだけの困難がこれからもあろうと。彼女をこの事につかむためならば、いったい、なにを恐《おそ》れることがあるのだろうか?
「必ず行く。待っていろ」
『うん……』
声を詰《つ》まらせ、かなめは言った。
『ソースケ……大好きだよ』
「俺もだ。愛してる」