看 天野翔亲给的网址 把河森关于MF消息复制过来
等达人翻译
――「マクロスF」では大規模なライブツアーが行われていますが、その感想などありましたら教えてください。
河森氏:「マクロスF」の場合だと、歌姫2人という、かなりチャレンジングなところがあって。しかも“シェリル”とかは「銀河系No.1」とか言っちゃってますし(笑)。菅野さんの音楽はもちろんのこと、May’nちゃんが歌ってくれたおかげで、“シェリル”の歌に説得力を持たせることができたし、いい形になったと思います。オーディションで選んだ中島愛(めぐみ)ちゃんも“ランカ”としての、“シェリル”とはぜんぜん違うタイプの歌声で、それがあわさっていく。タイプも歌い方も、全然違う2人がいることで多様性が表現できればと思っていたんで。その2人が一緒にデュエットしていくっていうのは、気持ちいいんですよね、自分の中では。1人の人が歌うのも好きなんだけど、全然異質のものが合体していく感じが好き。そんな感じでしたね。
――「マクロス」シリーズでは三角関係が主題になったりするのですが、これは監督ご自身の恋愛感などが反映されていたりするのでしょうか?
河森氏:ハハハ(笑)。きっとあの娘のこういうところがいいなとか、こっちの娘はココがいいなとか、多様性はいい! ……みたいなね(笑)。絞り込めない性格なんでね。「マクロスF」も、最後の方は開き直ってて。いろんな国を取材していると、いまだにかなりの割合は一夫多妻制で、チベットに行こうものなら一妻多夫で。一夫一婦制が近代的な幻想に過ぎないというところを見てしまうんですよ(笑)。日本で言えば、戦後ようやくですよね。一応形の上では一夫一婦制でしたが、農村だとかに行くと、全然守られていないところもあったりしてね。この制度自体、「そうじゃなきゃいけない」と思い込まされているんだなぁと。あまりにも「思い込まされていたんだなぁ」と感じる体験が多すぎて、ちょっと価値観が現代日本に合わなくなってきています(笑)。よくそれで「お前、ちょっとおかしいんじゃないか?」とか言われたりするんですけども。地球規模とか宇宙規模でのメンタリティの中では、それもアリなんじゃないかと思ったりするんですよね。まぁ、言い訳でもあるんですけどね(笑)。
──「マクロスF」最終回では、後半部分のほとんどで歌を流していく演出を組み込んでしました。その意図は?
河森氏:歌姫が1人だったら、ここまでやらなかったですよね(笑)。2人いるんで、それを完全に生かそう思って。こんなチャンスはめったにないから、それだったら徹底してやっちゃおうかと。1回見ただけだと置いてきぼりになるかもしれないけど2回目3回目と見ていくうちにどんどん深いところに染み込んで来るような。実際もし、戦争とかで戦場に行ったらば、そうだろうなと。自分たちが何やっているのか。どこに敵がいて、誰が味方なのかさえわからない状態で戦うわけですよね。しばらくして振り返って、やっとだんだんわかってくるみたいな。下手したら10年20年たって、やっと自分たちが何していたかわかるくらいのね。そんな風になったらおもしろいかなという実験でもありますよね。TVを見ている時にはわからなくて。2回目3回目にわかる、みたいな。TVとしては反則ですけども(笑)、見直した時に、違って見えてきたり。ある時現代日本以外の価値観に触れるような体験をしてから見るとまた違った見えたり。その見え方の違いそのものも、またエンターテイメントだと思っているので。
──劇場版について、監督の中ではどういったビジョンが見えていますか?
河森氏:お伝えできる部分はまだあまりないんですが、基本的にはストーリーをなぞっていくつもりでいます。ただ、結構アレンジはするつもりですし、大きな画面で観客が「体験」として歌や戦闘を感じられるようにできたらいいなと思います。
──TVシリーズの最終回後のストーリーを描かれる可能性はありますか?
河森:これが難しくってですね……どこをもって後というかなんですけど、後というよりは、前の部分の方が多いんですけども、じゃあ後の部分が全然ないのかというとそうでもないので。どういう風に処理しようかいろいろと計画中です。
――「マクロスF」で、歌姫を2人にしたことには何か理由があったんですか?
河森氏:1人だと“ミンメイ”になっちゃうし、グループだと「ファイアーボンバー」になっちゃう(笑)。少しマジメに言いますと、女の子1人だと、今の音楽シーンをカバーしきれないというのがあったんですよね。全然違うタイプの歌手2人であれば、そうしたところをフォローできるかなと。“ランカ”なんかは、今だとむしろ新鮮な感じに見えたのでは、と思います。
――「マクロスF」は、Blu-ray Discでのセールスも成功をおさめていて、河森監督も先ほどのイベントで劇場版を「大画面で見てほしい」とおっしゃっていました。普通のTVで見るユーザーと大画面で見るユーザーとで視聴環境に格差が出てきてきそうなのですが、そうしたところで何か意識している部分はありますか?
河森氏:画面が大きくなってくれるのはうれしいんですよ。自分の場合はどちらかというと大画面志向なんで。逆にネットとかでちっちゃく見られてしまうとキツいところは正直ありますね。ストリーミングなどだと、技術的な面でどうしようもない部分もあるんですが。小さい画面ですと、どうしても頭で考える部分やセリフのやりとりが前面に出てきてしまう。そして体感の部分がどうしても薄れてしまう。一番伝えたいところがオミットされてしまうんですね。深層心理などに訴えられない、別作品になっちゃう。逆に小さな画面でやるんだとしたら、説明の部分やセリフを増やした方がいいんです。そうじゃないことをしているので……できれば両立させたい部分ではあるんですけど、悩んでいる部分ですね。
――では最後に、劇場版「マクロスF」や新プロジェクト「バスカッシュ!」を待っているファンに向けてひと言お願いします。
河森氏:これからもどんどん新しいチャレンジをしていきたいと思っているので、ご期待ください!
――ありがとうございました!
「マクロスF(フロンティア)」
この作品では、総人口1,000万人規模の大規模移民船団が登場するが、その半数が暮らす旗艦「アイランドワン」が、ドームに覆われた温室のようなデザインをしていた。そのことについて河森氏は「自分を含めた日本人って、温室のような場所に住んでいるな、と。すごいテクノロジーに介助してもらって、ようやく生かされている。そんな状況に「バジュラ」という外敵が現れて、ビニールハウスが破られて外界に触れてしまう。その時に何が起きるの? というのを、アイドルの歌に乗せて贈るみたいな(笑)、テーマとエンターテイメントとの間に極端なギャップがありますね」と、作品で表現したかったことを語った。続けてタイトルに「フロンティア」を入れた理由について、ネイティブアメリカンとコロンブスの関係になぞらえたうえで、「作品をご覧になった方はわかるでしょうが、実は「バジュラ」って、開発・侵略される側なんです。主人公たちが彼らのテリトリーを侵略しにいく物語だから「フロンティア」と付けたんです」と説明してくれた。
さらに「マクロスF」で歌があってバルキリーがあって、三角関係があるという、シリーズの原点とも言うべきオーソドックスな形になったことについては、「25周年なんで区切りという意味と、「マクロス」の新作をやると決まった時に周囲から「もう「マクロス7」より変えないでくれ」、「「アクエリオン」より変えないでくれ」と言われて、まぁちょうど「アクエリオン」でバカなことをやり切ったんで、正統派なエンターテイメント路線に戻してもいいかなと思って」というのが理由のようだ。また、もしも「創聖のアクエリオン」を作っていなかったとしたら、と仮定した上で「ひょっとしたら“アルト”は裸でバルキリーを操縦したり、変形しながら「気持ちいい!!」って言っていたかもしれません(会場笑)」とのことだった。
ここで吉田アナが「マクロスF」の映画化について切り出すと、「元々「マクロス」のコンセプト自体が、「自分たちの生活の中に戦争が入ってきたら?」、「自分たちが生活するために別の生態系に侵略戦争を仕掛けたら?」というものなんですね。でも、現代人は皆、その侵略戦争を継続しているということを忘れてしまっているので、それを体感できないかなと思って作ったんです。そのためには、なるべく大画面・大音響でやった方が感覚的に伝わるのでは? と。頭でいくら伝わっても意味はなくて、身体まで伝わらないとつまらないので、できれば劇場版は、最初は必ず劇場の大きい画面で見てほしいです」と、映画の大スクリーンを作品作りの一部として取り入れていると説明した。そんな劇場版は、現在鋭意製作中とのこと。
老猫的翻译!:o
――Macross系列是以三角为主题的,这是监督您自身的恋爱观的反映吗?
河森:哈哈哈(笑)。这个女孩的这一点不错,而那个女孩的那一点挺好,这种多样性真好!……就是这样的感觉(笑)。左右为难无所适从的个性呐。MF我也是到最后才突然转变态度的。去了各国取材,至今为止仍是一夫多妻制占多数呢。要是去西藏的话,还是一妻多夫呢。可以发现一夫一妻制度不过是近代化以来的幻想产物罢了(笑)。以日本而言,战后才成为这样的。大致形式上是一夫一妻了,可是去农村的话,也是有地方根本没有遵守的呀。这种制度自身被人们“非如此不可”的确信着。我常常有“大家是被迫去相信地”这种感受。我的价值观跟现代的日本不合啊(笑)。“你这家伙,是不是有些奇怪啊?”,经常被这么说。不过我想,在地球规模或是宇宙规模的精神世界里,这个也是存在的吧?哎,这其实也算是借口啦(笑)。
──关于剧场版,导演心中想要展现给我们何种的画面?
河森氏:能够清楚说出来的部分还没有,不过还是有打算要保持基本的故事。只是要进行相当程度地调整,我想要是能让观众在大画面上“体验”到歌和战斗的话就好了
──有没有可能描绘TV系列最终回之后的故事?
河森:这很难说……要表现之后的哪里呢?比起之后的故事,多半可能会是之前吧。不过这也不是说就完全没有之后的部分了。要按照怎样的方式来处理目前正在各式各样的计划之中。