刚看完化物语下卷 战场原那段表白太有感觉了,最后两人互动美 期待下动画的表现
ねえ阿良々木くん」 
 戦場ヶ原が平坦に言う。 
「私のこと、好き?」 
「好きだよ」 
「私も好きよ。阿良々木くんのこと」 
「ありがとう」 
「私のどういうところが好き?」 
「全部好きだ。好きじゃないところはない」 
「そう。嬉しいわ」 
「お前は、僕のどういうところが好きなんだ?」 
「優しいところ。可愛いところ。私が困っているときにはいつだって助けに駆けつけてくれる王子様みたいなところ」 
「嬉しいよ」 
「そう言えば」 
 と、今気付いた風に言う、戦場ヶ原。 
「あの下種は、私の身体だけが目当てだったから――私の唇を奪おうとは、全くしなかったわね」 
「ふうん? どういうことだ?」 
「あの下種は、そういった素振りは一切見せなかったと言っているのよ……阿良々木くん。だから」 
 そして。 
 戦場ヶ原は照れも衒《てら》いもまるで滲ませず、言った。 
「キスをします」 
「………………」 
 怖い。 
 怖いよ、ひたぎさん。 
「違うわね。こうじゃないわ。キスを……キスをして……いただけませんか? キスをし……したらどうな……です……」 
「………………………」 
「キスをしましょう、阿良々木くん」 
「最終的に、そう落ち着くか」 
 妥当と言えば妥当なところだった。 
 らしいと言えば、これ以上なくらしい。 
 こうして――今日は記念すべき日になった。