TA-29 ヤマモト・ヨーコ
特一級打撃戦艦(スーパーストライク)。
一般兵装として、副砲SY-32(インパルス砲)、次元転換魚雷、レーザートラム1000基を装備。
特殊兵装として、主砲エヴァブラック、統一場粒子兵器ザッパー、相転移兵器ブラスターを装備。
艦載機はTA-2系汎用の機種で、戦闘攻撃機ライデンを約50機搭載。
塗装色はブルーとホワイトのストライプ。
ダンディライオンとの戦闘で大破したエヴァブラックはMODELⅢとして改修された。MODELⅢの特徴はエヴァブラックキャノンを継続的に発射し続ける、というもので洋子はこれをワインダーと呼ぶ。使用中は放熱が激しくなるため新規に取り付けられた放熱フィンが青白く輝く。
惑星一つ崩壊させることも可能な統一場粒子兵器ザッパー、相転移兵器ブラスターは共に洋子の独断では使用できない。ザッパーはリオン提督の、ブラスターはサザーランド司令の許可が必要となる。
しかし、実際は(特にブラスターにおいて)その強力な威力を恐れた戦争の管理委員会WASCOによってエスタナトレーヒチームおよびTERRA上層部に無断で強力なプログラム・ロックをかけられている。そのため使用には指令の許可があっても、通常はTERRAおよびNESSのWASCO議場における合議により発効されるWASCOの承認プログラムが必要。このため緊急時発動ができなくなり、事実上ブラスターは装備していてもTERRA単独では使用が出来ない兵器となっている。
しかも、この事はよりにもよってそれを必要とする「緊急時」に初めて発覚。エスタナトレーヒチームおよびTERRA上層部を驚愕と混乱に陥れ、洋子たちに大きな危機をもたらす事になる。また、洋子はこのロックを自らの情報エクセルギー過多によって無理矢理吹き飛ばした。