PSP首日销量17万1963台,消化率85%
12月13日(ブルームバーグ):国内の家庭用ゲーム市場の調査会社、メディアクリエイトは13日、ソニーが12日発売した携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」の初日の販売台数が17万1963台だったと発表した。初回の生産出荷台数は20万台だったため、消化率は85.03%と、計画線どおりの数を達成したもよう。
発売当日は、早朝から客が長蛇の列をつくる店もあり、一部店舗では予定外の追加入荷も受けたものの、合わせて売り切れたもよう。ソニーは携帯ゲーム分野への参入にあたり、順調なスタートを切った。
一方、任天堂が日米で12月初旬に発売した新型携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」の売れ行きも順調で、出荷計画を200万台から280万台に上方修正している。来年3月末までに、日、米、欧の主要3市場で500万台を出荷できる見込み。
ソニーの13日終値は、前週末比80円(2.1%)高の3870円。任天堂は同30円(0.3%)高の1万2040円。