珊瑚の3人目の子供が生まれました
珊瑚と弥勒と寝ている子供たち
奈落を倒して、骨喰いの井戸が消えて三日目――
光の柱とともに再び骨喰いの井戸が現れ、犬夜叉はひとりで戻ってきた。
そして一言
犬夜叉「かごめは無事だ。」
珊瑚「犬夜叉の言う・・・むこうの世界に帰ったんだろうか?」
弥勒「犬夜叉はあまり語らないが・・・
一言だけ言っていた。かごめ様を愛し、必要としている者は他にもいると。」
珊瑚「犬夜叉・・・さみしくないんだろうか。」
寂しげな表情で夜空を見ている犬夜叉
【現代】
卒業式です
現代の井戸が消えて三日目――
光の柱とともに再びの井戸が現れ、私は犬夜叉と一緒に戻ってきた。
しかし、犬夜叉は直後に消えてしまいます
それっきり井戸はつながらなくなった。
【犬夜叉】
犬夜叉はかごめを送り届けてホッとした途端に、戻ってしまっていた
だけど、犬夜叉は三日に一度は井戸に行っているようです
【井戸の前のかごめ】
かごめは色々考えます
そして、犬夜叉に会いたいと願います
井戸には空が
【子供たちにいじられてる犬】
犬夜叉「!」
子供たちを置いて走り出す犬夜叉
かごめの匂い・・・!?
井戸の中に手を伸ばします
すると中からかごめが
かごめ「犬夜叉ごめんね・・・
待っててくれた・・・?」
犬夜叉「かごめ・・・
バカ野郎・・・今までなにしてたんだ。」
【現代】
「なーなー草太。」
「おまえんとこ美人のねえちゃんいるよな。」
草太「ねえちゃんいないよ。
高校出てすぐ、嫁に行った。」
私がいない三年の間に、少しずついろんな事がかわっていた。
七宝ちゃんは立派なキツネ妖怪になるために、
村の外に修業に出ていくことが多くなった。
珊瑚ちゃんの弟琥珀くんは――
妖怪に苦しめられている人たちのために、
強い退治屋になる修業の旅に出ている。
ちなみにノミの冥加じいちゃんは・・・
冥加「ここじゃっ」
私は楓ばあちゃんに教わりながら、
薬草を煎じたりお祓いの手伝いをしている。
りんちゃんも楓ばあちゃんに預けられて暮らしている。
かごめと犬夜叉が話していると、上に殺生丸が
かごめ「お義兄さーん!」
不機嫌そうな顔の、殺生丸・・・と犬夜叉
これからもきっと少しずつ、いろんなことがかわっていく。
私はここで生きていく。
犬夜叉と一緒に、
毎日をつみ重ねていく。
山から遠くを見ている犬夜叉とかごめ
私と犬夜叉は、
明日につながっていく。
長い間ご愛読、誠にありがとうございました。
高橋留美子先生の次回作にご期待ください!
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