「―――いらない。そんな事は、望めない」
「……そうだ。やりなおしなんか、できない。
死者は蘇らない。起きた事は戻せない。そんなおかしな望みなんて、持てない」
「―――それを可能とするのが聖杯だ。万物全て、君の望むままとなる」
「―――その道が。今までの自分が、間違ってなかったって信じている」
「―――そうか。つまり、おまえは」
「聖杯なんて要らない。俺は―――置き去りにしてきた物の為にも、自分を曲げる事なんて、出来ない」
セイバールート/十五日目/ほほをつたう
「―――聖杯は欲しい。けれど、シロウは殺せない」
剣を敵に向けて、偽りのない心で言った。
「な――――に?」
「判らぬか、下郎。そのような物より、私はシロウが欲しいと言ったのだ」
セイバールート/十五日目/教会 - ゆずれぬとが
让这个经典场面重现吧,绝不逊色UBW的慢热血!