http://www.starchild.co.jp/artist/hayashi/gokainin/main.html緊急告知!!
気が付けば36歳
みんなに、やっとこさ「御懐妊報告」が出来る日がやってきました。
何をどう言えばいいものやら、本当はもっと早くにお知らせしたかったのですが、こういうお仕事をしているのなら。安定期に入ってからのほうがいいでしょう。とお医者様からも言われて、現在に至りました。
いやああ、ぶっちゃけ、いろいろあったんだあ…。妊娠初期に出血とかがあって、「切迫流産」の可能性とか言われて、強制入院(一日だけど)とかしたりね、でも次の日アフレコがあったりして、出血が止まったら、「自宅安静でいいですか?」と退院しちゃったのだ。「流産」ってものすごーーーーく、痛い響きだけど、初期にそうなるってことは、赤ちゃん自身に生きる力がなくて(染色体に異常があるとかね)それは、とても怖いことだけど、もともと生まれられないものなのだそうです。
それを自然の力に逆らってどうにかするのはかえって危険な事。病院のベットで心配の塊を抱えながら色々考えました。「私のお腹を選らんで生まれてきたのだから、それで駄目なら最初から駄目、あなたが私をちゃんと選らんでくれたなら、しがみついていなさいね!」って。
そして、「安静」の中、ゆっくり、ゆっくり、お仕事をしました。(本当にゆっくり)沢山のスタッフや、もちろん相方が支えてくれました。
それはそれは涙もの。
そしてもう一つ。これは、電波にはのせ辛いけど、どうしても言いたくて、ここに書きますが、私の心の中で沢山の「キャラ」たちも支えてくれたんだ。
どんなに強気な私でも「駄目だったらどうしよう」とか少しでも出血があると「やっぱ駄目なのかなあ…」とか、いつの間にか「駄目」を前提に動こうとしている自分がいて、そんな時にね、頭の中でなんだけど
「まだ、何にもわかんないでしょ!な~に、駄目なこと想定してんのよ、そんな考えじゃ、大丈夫なものも、そうじゃなくなる!駄目だって思う暇があったら、お腹に頑張れって言いなさいよ。」とリナに叱咤されたり、「大丈夫よ…訳のわからないヤカラがあんたの子供を迎えに来たら、なにがあっても追い返すから、いいわね!」「おう!」と頼もしく1080を右手に、葉くんたちに命令しているアンナちゃんの姿や…。(やからって死神かよ…とつっこみいれそうになりました)「アチシはめぐちゃんの子供と遊ぶのだ!」と走りまわるヒミコや「私が守るもの」と強い目でこちらを見据えるレイちゃんや「まあ、私には関係ないけどね」っと言いつつ、吸っているタバコをあわてて消しているフェイやら(まあ、妊婦にタバコの煙は毒らしいからね)「俺はなにをすればいいんだ?」「とりあえず本人が落ち着くことよ」などなどなどなどとにかく、ワイワイと…。
病院の待合室のポスターは看護婦姿のキティちゃんとDr姿のダニエル君だし…(げ…こんなところにも…みたいな…)
もう、誰に「変だよそれ!」「やばいよ」と言われても仕方のないほど、出会ってきたキャラたちに本当に勝手に励まされてました。書いてても変だな…私…、って思うけど、うまく説明できないけど、それだけ「彼ら」が大切だし、それだけ私の中で「生きている」し私の人生って「これなんだなあ」って思っちゃったのよね。うまく伝わらないかもしれないけど、なんだろう、この関係はきっとこれからも変わらなくて、仕事の量や視聴率とかヒットではなくて、「この関係」なんだよ、っと改めて感じたのでした。
そして、現在すっかり安定期です。お医者さんには「しっかりしたへその緒です」(そこかよ)とか言われ、なんたって栄養を取るための管だからね…、すでに食欲を垣間見ています。いつも、ラジオやファンレターを通して、恋愛や悩みや、親の事や受験のことや、将来の事、おもしろいネタや修学旅行の話や(時々お土産まで)。はたまた大人になったねえとばかりに、就職や結婚や出産や、毎週、毎週、本当に色々なハガキや手紙が届きます。その一つ一つの報告にお返事は出来ないけど、今回はちょっと長くなりましたが、私からみんなへの報告でした。どう受け止めてくれるでしょうか。これからも、ゆっくり演じていきます。歌っていきます。しゃべっていきます。先輩ママ声優さんをみならって、私らしく行きます。もしよかったら変わらず応援してください。
あっそうそう、[center color]の感想も待ってまーーす。ふへへへ…。
2004年1月吉日 林原めぐみ
祝・めぐさん、ご懐妊!!
年明け早々、メデタイ!メデタイ!
出産予定は、6月下旬から7月上旬です。2世誕生が楽しみですね~
あたたかく見守りたいですね♪