機動戦士ガンダムSEEDシリーズ最終作 『機動戦士ガンダムSEED O.D』製作開始。
キャラクターデザイン担当、監督などはそのまま続投。
主人公は歴代ガンダムシリーズ初の女性キャラ、声優は今後『ガンダムA』紙面で一般から募集予定。
主人公機は「ジャッジメントガンダム(仮称)」、過去の傑作機の集大成で本世界唯一の核動力機体である。
DESTINYの世界から20年後の世界…
先の作品終盤の攻防戦でプラントの四分の1を失ったZ.A.F.Tはその後、混乱するプラントをまとめるために、
パトリック.ザラの遺児アスランをプラント最高評議会に迎え、プラント支援を真っ先に打ち出したオーブの
臨時国家元首(当時)であるカガリと共に、『ナチュラルとコーディネーターの共栄』を宣言、双方が戦災移民
を受け入れあう事で双方のいがみ合いが影を潜め、やがて一部の騒乱も治まっていった…
相互共存による平和を享受した事で、戦後5年後には人口激増。入植の為の新たなコロニーが建設され先の
大戦前の人口に近づいた頃、多くの者たちが忘れ去っていた『勢力』が地球圏に帰還してきた。
漆黒の超巨大戦艦に率いられた大艦隊が月軌道に侵入、プラントと新地球連盟に向けて宣誓を発した。
「我々は、ファースト・コーディネーター、ジョージ.グレンの遺志を継ぐ者。人類を新たなる地平に導くため
に戻ってきた。48時間の猶予の後、我らに従うか抵抗するかを選ぶがよい!」
過去からの亡霊に戸惑うナチュラルとコーディネーターたち。『エピデント02』と識別した大艦隊から出撃した
無数のMSに月は占拠され、直後艦隊の一部は侵攻を開始した。旧月地球艦隊とプラント防衛軍の急造連合が応戦
するが、圧倒的な性能差と戦意不足で、旧式化したMSやMAなどは各個撃破されていく…
なす術もなく撃破されていく急造軍に苛立ち、出撃すると言い張るアスラン議長の元に、第三の勢力が援軍と
して参戦してきたと伝えられる。
モニターに映し出されたのは、旧Z.A.F.T艦に似た新造艦隊と、どこか見覚えのある朱に塗られた未知の旗艦…
繋がれた通信回線には、彼にとって懐かしい顔達と、面影の似た少女が映し出され…