中国の反日教育と政治的背景については,これまでの数々の中国批判書に記述されていることなので,特に新しい面は見られない.しかし,中国批判を整理するという意味でも有意義な本であると思う.
ただし,世界最大の売春大国としての中国,恐るべき食人文化としての中国の実態,急増するチャイナマフィアの実態,あふれる物乞い,エイズ大国,などなど,これまで知られなかった現代中国の病根が,ジョージ秋山の迫力ある漫画で描かれていることには注目すべき点が多い.
日本人は中国人の文化をまったく知らない.このことを実感させられる衝撃の本であり,日本人なら必読であろう.読者には岡田英弘氏の「妻も敵なり」も一読されることをお勧めする.
能给翻译吗??