引用
最初由 blackkitten 发布
可以翻译一下吗?是哪个战舰?不会两个都要玩这个吧。。。
偶也在寻找翻译中。。。。。。。
贴上全文共日文达人参考,情报来自三倍,提到了为什么做合体、做ZAKU时候的考虑、变形MS的设计等等
-:「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」は、前作「SEED」の二年後の話しということになります。
このようにほとんど直接つながるのはは、長いガンダムシリーズでも「Z」と「ZZ」くらいだと思うのですが。
大河原:そうですね。続編という試みが、どういう結果になるか、個人としては楽しみにしています。
-:「DESTINY」のメカをデザインされる上で、前作「SEED」とのつながりというものは意識されてますか。
大河原:2年ですと、実際の兵器の進化論からいってもガラッと変わることはないので、
考え方としては完全な延長線上にあります。ただ、”ガンダム”という主人公が乗る機体に関しては、
監督が書きたい世界がしっかりとしています。この二年でこんなに変わってしまうのか、
コアファイター(コアスプレンダー)というのはちょっと不自然じゃないかと思う部分もありますが、
作品というのは監督が書きたい世界をもっメカのオファーをしてくるわけですから、それもいいんじゃないかと思ってます。
-:ガンダム以外は「SEED」の延長線上にあるということですか。
大河原:結局自然に書いてしまうと、「SEED」で1年間デザインしたことが、もう身に付いちゃっているというのはあります。
おかげさまで「SEED MSV」までやらせてもらいましたし。
手を動かすと何の苦労もなく「SEED」の世界観に即したものになるわけです。
だから意識的に「SEED」につなげるという意味では全然どうこうしようというのはありませんでした。
ただ実際には、監督の求めているのを出すのが僕の仕事です。
当然デザインをしているわけですから、僕の意見も自然に入るのですが、
なるべく求められたものを優先的に考えていくようにしてます。
監督が一度OKすれば、それで成功しようが失敗しようが、責任取るのは監督です。
監督は自分が自分が思ったとおりのものをやりたいと思いますし、
それでどうこう言われる分に関しては、甘んじて受けてくれると思います。
監督が求めているものがデザイン出来ないというのが、僕にとって一番の恥になると思っています。
-:監督の意向がデザインに強く反映されているということですね。
大河原:主役機のインパルスがコアスプレンダー内蔵&合体というのは、監督の頭の中に先にシーンが浮かんでいて、
頑固だからそれを変えるということをしないんですね。
それを出来るようにしてくれって。
それでコアスプレンダーの尾翼が、主翼畳むときどうしても入らないっていったら、「取っちゃっていいよ」って。
そこは結局理屈に合わないけど、アニメの魔法で(笑)。
後はモデラーに苦しんでもらおうと。
-:インパルスの分離・合体はかなりのインパクトだと思うのですが。
大河原:今回は飛びそうに見えるようにいろいろなものをくっつけるのではなしに、映像上こういうシーンを撮りたいというのを優先し、
羽を付けるとかの小細工はやめて、これで飛んでもいいか、というレベルでデザインしました。
-:チェストフライヤー等の、思い切ったデザインは監督のご趣味なんでしょうか。
大河原:子供たち、あるいは視聴者がワクワクするような、例えば東映の戦隊モノの合体シーンのようなことがやりたかったんでしょうね。
下半身だけ分離して後ろに回って蹴りをいれるとか、勇者シリーズっぽい演出も考えているみたいです。
それはどうなのかな、ガンダムの世界として、というところで、僕としては楽しみにしています。
-:せっかく合体分離するのですから、それはぜひ演出に活かしてほしいですね。
大河原:そもそも初めは、ガンダム5体とも全てにコアファイターを入れてほしいという依頼だったんですよ。
僕個人としては、わざわざ飛行機みたいな形にしないで、月着陸船のようなコアが入っていればいいんじゃないかって、
それだったら5体共通に出来るしって言ったら、だんだん譲歩してきて、インパルスだけになりました。
コアファイターを入れるということに照れちゃう人も多いけどね、みんなそこを避けて通ってきている部分を売りにしていこうと。
今回そういうチャレンジをしていくみたいですね。
-:「DESTINY」のモビルスーツデザインが発表されたとき、話題が集中したのはやはり「ザク」の存在でした。
ファンもガンダムが複数登場する状況には慣れたと思うのですが、正直ザクには驚いたと思います。
ザクをデザインされることになった経緯はどういったものだったのでしょう。
大河原:はじめ「ザク」と言われたとき、喩えとしての「ザク」かと思っていたら、
そのままのネーミングとして出すということでした。
25年経ってザクを新たに、というところで、ちょっと「どうかな」と考えたんですが、
まぁ「SEED」のザクを作ってもいいかなという気分では有りました。
25年ぶりということで、本当にいい区切りになりましたね。
「DESTINY」の続編があるかどうかはわからないので、先の事を考えずに、
今回やりたいことをやってしまおうというのもあります。
-:デザイン上で苦労された点はありますか。
大河原:けっこう注文があったのは盾の部分ですね。これを両肩につけたらアニメーターは作画が大変だろうと思いましたが、
監督からはそれはかまわないと。
前にも動くしそういう演出がしたいからということで付けてます。
それ以外の基本的な部分は意外とすんなりいきましたね。
ザクに関しては自分の手が覚えているというのもあります。
25年いろいろとMSをデザインしてきたこの段階でザクをデザインするということで、
ザクに見えるけど細かい部分はザクじゃないというちょうどいいところでまとまったように感じます。
理屈抜きでシルエットとしては、ハイザックとかとは違ったものになりました。
それでいてジンの流れも汲んでいます。
機体としては違うけど「SEED」としての流れの線上に有るかなと思います。
-:ジンからザクへの流れは意識されましたか。
大河原:ジンだとあくまでジンですから、ザクに似せるわけにはいきませんでした。
それが今回ザクという固有名詞を出してくれて、ザクの要素を照れないで入れ
られたのはよかったですね。腰などの動力パイプが有ると無いででは大違いです。
これがあると絶対ザクになりますからね。
-:新型機でパイプというのはどうなんでしょうか。
大河原:普通はしないんですけどね。まあ判らないんですけどね、動力パイプかどうか。
グフのヒートロッドみたいに延びるかもしれないよ(笑)。
-:そこは番組の設定の方が考えるということですね。
大河原:どうせウソついているんだから、本物っぽくウソをつければいいと思います。
例えば、実際盾から斧は出てこないでしょ(笑)。
-:映像としては判りやすくカッコイイですけどね。
大河原:手に持ってないものが、飛び出てくるのは実際カッコいいですよね、
-:それでは、「DESTINY」のザクをデザインされる上でこだわった点はありますか。
大河原:ジンもそうだったけど、ヘルメットですね。
ドイツ軍系のヘルメットをかぶってるようなイメージで書いてます。
あと、頭部の突起ですが、これはラフの段階ですでに描かれていたんですよ。
ラフなんですが監督がつけてほしいものはちゃんと描いてあるので、
描かれたものはデザイン上外せないんですよね。
-:ということは、頭部の突起は監督のこだわりポイントということなんでしょうか。
大河原:何なんでしょうね、これ。
ここに穴を開けてバルカンでも仕込もうと思ってたのかもしれませんね。
-:そういえば先生は「日経キャラクターズ」のインタビューでも、ザクが一番好きなMSだと答えられていましたね。
大河原:ファーストガンダムでもガンダムやガンキャノンは安彦さんはじめいろいろな人の手が入って出来上がったものです。
主役というのはそういうものだと思います。
今回も、5体のガンダムに関しては、まとめているのは僕ですけれど、
結局監督の要求を形にしていわけで、それに答えて設定していくと、
結果としてみんなで作り上げたものになるわけです。
今回のザクにしてもそういうやり方ですが、ファーストのザクだけは商品化とか関係なしに出来たので、
あれを自分がデザインしたということは間違いありません。
モノアイを要求されただけで、誰の意見が入ってるわけでもないですし。
ザクというのは、どうやってもかっこよくなるから、あまり苦労しないでそういう形を見つけられたのはラッキーでしたね。
-:ザクは直線と曲線の組み合わせ方が絶妙で、非常に立体映えするデザインでもありますね。
ザクがあったからこそ、現在に続くガンプラブームがあるんじゃないかとさえ思えますね。
大河原:デザインする上で、遊び甲斐があるのは間違いないですね。
これは「ボトムズ」のスコープドックなんかに似ているところはあります。
まあ逆ですけどね、先にザクがあったわけですが。
これの流れでこれまで「ダグラム」のソルティック ラウンドフェイサーとかイロイロな試し方が出来ました。
それが楽しかったですね。
-:来月号から新連載「機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSV」が始まるわけですが、
「SEED」世界のMSVというものをどのようにお考えですか。
大河原:「SEED」世界のMSVというのは、以前のMSVの作り方とは根本的に違っていて、
僕はこれを「SEED」「DESTINY」の世界のどこかに存在する機体と考えていきたいと思ってます。
ですから、いつアニメーションに登場してもいいような、アニメの設定のつもりでデザインしています。
-:そのお陰か、「DESTINY」では第1話から式典用ジンがたくさん登場しますが。
大河原:式典用ジンをデザインしていた当時も今と同じように考えていたので、アニメに登場させたときに違和感はないと思います。
でも、大変だったでしょうね、いっぱい描くの。
式典用ジンが一番大変なぐらいだったでしょうね、装飾がいっぱいついてて。
-:式典用ジンまでアニメに出るとは。正直驚きました。
大河原:「SEED」があったからみんな頑張れたと思いますけどね。
今回のスタッフは、前作が大成功だったので、多少のキツさは喜びに変えてくれているようですよ。
-:前作の後半からメカディテール描写がすさまじい描き込みとなっていって。
大河原:僕がデザインして、ここは線が足らないなという部分は、結構アニメーターのほうで補ってくれています。
こっちは作画が楽なように、線を減らして描いているんですけどね。
アニメーター本人からすれば、こういうところが欲しいとかいろいろやってるうちに、線が増えていってしまう。
それに、その勘所というのが判ってるアニメーターが多くなってきていますね。
昔だったら線の無い所はそのままでしたからね。
-:それは手前味噌ですが、ガンプラや我々模型誌の作例といった立体物を見てもらった結果もあるのかなと思いますが。
大河原:25年の積み重ねですから。すでにモビルスーツを立体化する公式的なものが出来ているわけです。
この25年間に作られた作例はものすごい数になるでしょうね。
-:月5体と考えて1500体。実際はもっと多いでしょうし、別冊や他紙も加えると……想像も出来ませんね。
大河原:私、感謝状もらえるかもしれませんね。ガンダムとボトムズで(笑)。
名誉だけいただいてるからいいんですけどね。
実際ものづくりが好きな人間としては、送り手側にいられたことがラッキーだったという気持ちはありますけどね。
-:「DESTINY」ではモビルアーマーのデザインも担当されているようですが。
大河原:全部じゃないですよ。山根さんの仕事の範疇なんですけど、
まだモビルアーマーという概念がしっかりしていないところがあって、
また後半登場機体との関連性という部分もあるので、僕が一部書くことになりました。
カニみたいなの描きましたよ。
それ以後は無いみたいなんですけどね。勇者シリーズやっていた監督だから、
デザインの許容範囲はかなり広いと思うので、デザイナーとしても楽しんでやれればいいと思ってます。
-:あと日本刀を持った「ジンハイマニューバー2型」もデザインされていますが、
前作のアストレイなどのモビルスーツが日本刀を持つような世界観が、「DESTINY」ではいよいよ本編に広がった感があります。
大河原:「SEED」でそれなりに評価されたものは「DESTINY」ではそのランクが上がってますよね。
四本足MSも主役機になってきていますしね。
バクゥが評価されなかったら、ガイアっていうのはなかったと思います。
-:今ガイアガンダムの話が出ましたが、今回のガンダムの変形パターンは非常に変化に富んでいますね。
大河原:そうしてくれという発注はあったのですが、カオスがなかなか決まりませんでした。
初期段階よりもう少しモビルアーマーっぽく、もっと凶悪にして欲しいということでした。
ただそうすると、商品化の際の価格の問題から難しいのではないかと思って、
バンダイのスタッフと話し合ったところ、無視していいと。「SEED」で認知されているわけだから、
商品展開としては色々なことを考えればいいし、「SEED」のままでの商売は考えていないので、
形やギミック優先で考えて欲しいということでした。魅力あるものにしてくれという感じですかね。
-:だからこそ、ガンダム4機のモビルアーマー形態は個性的な姿んいなったわけですね。
大河原:でも、変形できるかできないか、今回あまり考えていなかったんですよ。
どうにかしてモデラーさんが作ってくれるとおもったし、バンダイ静岡のスタッフもかなり信頼してますので。
理屈上出来そうなところでデザインしてしまいました(笑)。
-:では最後に。「DESTINY MSV」の中でやってみたい事はありますか。
大河原:バリエーションって無限にあるじゃないですか。だからどうにでも展開できるんですよ。
本編を完璧にこなしていくだけで満足しちゃう部分はありますね。
ただバクゥ系は気になりますね。モビルスーツではなく、たとえば“モビルビースト”のような、
モビルスーツ、モビルアーマーとは違う新しいジャンルをいじくってみたいですね。
ひょっとしたら、そんな機体がどこかにあるんじゃないかな、山岳戦のゲリラ部隊とか考えてみるのも楽しいですね。
-:本日はお忙しい中ありがとうございました