◆授賞理由◆
審査委員
「週刊アスキー」総編集長/福岡 俊弘
小さな小さな世界の物語。日本のどこにでもありそうな、とある女子高のフツーの女の子たちのフツーの日常。そんな狭い世界の日常を描いたアニメが、日本だけじゃなく、世界の若者を虜にした。超ビッグな社会現象。それは、間違いなく"けいおん!現象"、いや"けいおん!革命"とすら呼べるものだ。
壮大な背景世界があるわけでも、天地を揺らすような大ロマンスがあるけでもない。ましてや視覚のすべてを奪って放さない壮絶な戦いがあるわけでもない。なのに、これほどまでに切なくて、胸焦がれるアニメを、物語を、他に知らない。いや、本当に、毎回次週が待ち遠しくてならなかったし、最終回が来ることが信じられなかったほどに。
文句なしに満票でテレビ部門の作品賞に選ばせていただきました。審査員も「萌えた」作品でした。
這段誰發論壇上絕對會被當作反串