2008-03-27 / Weblog
更新中
書いているのは木村暢さん。本文イラストは羽音たらくさん。
カラー口絵は柳瀬さんによるガンダム4機と
羽音たらくさんによるマイスター4人。
監督や黒田さんの監修が入った公式と解説で明言されている。
本編補完の色がかなり強い。
1～8話、12～13話を再構成。9～11話は2巻のガンダム鹵獲計画部分にて。
2巻予告のティエリアが……なんだこのエロっちいイラストは。
内容は刹那やアレルヤの隠し設定、グラハムの更なる迷言ほか
見所満載。ロックオンが童謡を歌ったりと意外な一面も。
一番の見所は「Ｏガンダム」のパイロットによる独白部分。
「エピローグ」は必見。設定補完や心情補完含め買って損なし。
主に気になった部分は以下。
・P35
グラハムとカタギリの出会いについて。
出会いはグラハムが20歳の時で7年前。
カタギリいわく、
「若いのに時代がかった口調を好み、行動もストイックそのもの」
「サムライ」や「武士道」が似合う青年だと認識している。
一言で言えばグラハムは変わり者だが、30歳を過ぎても
研究一辺倒で恋人を作ったことのないカタギリも似たようなもの。
そういう意味で2人は気が合った。
自分の信じる道を追い求める姿勢に共感したのかも。
という認識とか。カタギリは曽祖父が日本人。
P39
1話・コーラサワーがエクシアに対して
イナクトの性能証明もあるがちょっと見カッコいい
目の前のモビルスーツがむかつくから倒す。
P41
ビームサーベルは実用化されていないがエクシアは持っている。
これにかなり驚くコーラサワー。
P55
1話・エクシアとヘリオン部隊の戦闘をデュナメスのコックピットで
北アイルランドに伝わる民話をもとにした童謡を鼻歌で歌いながら
見ているロックオン。
P58
戦術予報士の定義について解説。
民間の技術士区分になっている。
P76
刹那はＯガンダムの神々しい姿に一歩でも近づくことを望む。
P100
セルゲイに息子・アンドレイがいる。ソーマよりも年上。
P83
グラハムがエクシアに対して
「1曲踊ってくれる～」の後に
「ではワルツの時間としゃれ込むとしよう」
P109
シーリンとマリナは子供のころからの付き合い。
シーリンはマリナの家庭教師だった。
P138
アレルヤの裏設定部分。
「俺を殺せ…アレルヤ」のくだりについて解説。
小型貨物船の中には無数の少年の遺体。
目的地に着くまでの酸素は1人分しかなく、互いに殺しあった。
最後に残った少年がアレルヤともう1人。
アレルヤに銃を向けられた少年は、アレルヤの瞳が
かつての仲間の者ではないことを悟ってつぶやく。
「俺を殺せ、アレルヤ。お前は生き残れ。マリーのために」
「アレルヤ」の左目は髪に隠れて見えないが、笑いながら泣いていた。
そしてトリガーに指をかけた。
