chaos的设定
  「ZGMF-X24S カオスガンダム」はザフト軍がユニウス条約締結後に開発した 
  「セカンドシリーズ」と言われるMS群の内の1機である。 
  同時に5機が設計されたこのシリーズは多分に実験機的要素を含んだ機体であり、 
  X24SもMAへの変形機構やドラグーンシステムを改良した起動兵装ポッド等が採用されている。 
  また、型式番号X24Sの「X」は実験機体であること、「2」は航空機系、「4」は開発ナンバー、 
  「S」は「Second Stage」をそれぞれ示している。 
  カオスは来るべきコーディネーターとナチュラルとの最終戦争において「混沌」とする戦局を駆け抜け、 
  ザフトを勝利へ導くはずのMSであった。 
  が、C.E.73・10・2。正式配備の直前、アーモリーワンで地球群特殊部隊の奇襲に遭い、 
  ガイア、アビスと共に強奪されてしまう。 
  以後、スティング・オークレーの搭乗機となったカオスは、再三再四に渡りザフト軍を窮地に陥れ、 
  宇宙、地上とその決戦の舞台を変えながらインパルスガンダムと激闘を繰り広げる。
  MGX-2235B カリドゥス改 複相ビーム砲 
  MA形態におけるメイン武装。大出力のビーム兵器であり、 
  アビスガンダムに採用されているカリドゥスを、MA時における高速戦闘用に仕様変更したものである。 
  「猛火」の名に違わず敵を業火に叩き込む。 
  EQFU-5X 起動兵装ポッド 
  前大戦末期に実用化した無線式前包囲攻撃兵装「ドラグーン」を改良し、 
  パイロットをある程度普遍化(そうは言ってもかなりの技量を必要とするが)した武装。 
  量子通信はかなりのエネルギーを消費する為、デュートリオン送電が使用できない状態での 
  長時間の使用は機体の稼働時間に影響を及ぼしてしまう。 
  「MA-81R ビーム突撃砲」と「AGM141 ファイヤーフライ 誘導ミサイル」という2つの兵器を内包している。 
  MA-XM434 ビームクロウ 
  脛部と両爪先に装備された、バインド式の大型クロー兵装。 
  主にMA形態で使用され、高速運動から標的を捕獲し、先端からのビームクロウで引き裂く。 
  MA-BAR721 高エネルギービームライフル 
  インパルスが装備する「MA-BAR72高エネルギービームライフル」を、 
  MA形態での高速戦闘用にも耐えうるよう改良したマティウスアーセナリーの最新モデルの1つ。 
  高出力と持ち回りの良さから、カオスの主力兵器となっている。 
  MMI-RG30 巡航機動防盾 
  左腕にバインドされた対ビームコーディング仕様のシールド。 
  「MMI-GAU2ピクウス76ミリ機関砲」を内蔵している。 
  MS・MA双方の形態で使用するが、MAでの高速戦闘を鑑みて設計されている為に巡航機動防盾とされている。 
  MA-M941 ヴァジュラ ビームサーベル 
  アビス以外のセカンドシリーズに共通で配備されたビームサーベル。 
  従来のミラージュコロイド技術の応用である磁場固定法から、 
  ユニウス条約を巡るトラブルの際に開発された新技術の一部を導入し、より強力な出力を実現した。