バンダイビジュアル株式会社は、OVAシリーズ「舞-乙HiME Zwei」(マイオトメ ツヴァイ)のDVD第1巻を11月24日に発売する。通常版と初回限定生産のスペシャルパッケージ版の2種類を用意。価格は通常版が5,250円、スペシャル版が7,140円。
「舞-乙HiME Zwei」は、2005年10月からテレビ東京系で放送された「舞-乙HiME」の続編となるOVAシリーズ。2006年秋のリリースはアナウンスされていたが、詳細な発売日や価格などは明らかにされていなかった。
サンライズが中心となって展開しているメディアミックス企画「舞-HiMEプロジェクト」の関連作品。もともとは2004年9月から放送されたテレビアニメ「舞-HiME」を第1弾作品としたシリーズで、漫画化やゲーム化など、多方面へ展開。その後、キャラクターや設定を一新した「舞-乙HiME」がテレビ放送され、今回のOVAはその続編となっている。
「舞-乙HiME」の主人公は14歳の少女アリカ。この世界には、王族や大統領など要人を警護するための特別な戦闘能力を持った「乙HiME(オトメ)」と呼ばれる職業があり、女性達の憧れの的となっていた。伝説の「マイスターオトメ」だったという生き別れの母を捜し、王国へやって来たアリカは、ひょんなことから乙HiME養成機関である「ガルデローベ学園」に入学することに。おてんばなマシロ王女や、優等生ニナ・ウォンらと出会い、乙HiMEを目指して様々な試練を乗り越え、巨大な敵と戦うことになる。
「舞-乙HiME Zwei」は、アリカがマイスターオトメになった後の物語。マイスターになっても単位の足りないアリカは授業に明け暮れる日々。一方、マシロも少しずつ女王らしさを身に付けていく。だがそんな折、彼女達が暮らす惑星エアルに隕石が降ってくる。マイスター達の活躍でなんとか落下は防げたものの、それはエアル史上最大の危機の幕明けでもあった……。
DVD第1巻の本編ディスクの仕様は通常版、スペシャル版で共通。ディスクは片面1層で、収録時間は30分を予定。映像はビスタサイズをスクイーズ収録。音声はドルビーデジタル5.1chと、ドルビーデジタルステレオで収録する。
スペシャルパッケージ版には特典として、新主題歌を収録したCDと、イラスト集を同梱。ディスクはピクチャーレーベル仕様となっている。
原作は矢立肇。監督は小原正和。声の出演は菊地美香、ゆかな、千葉紗子、清水愛、能登麻美子、沢城みゆき、中原麻衣ほか。