FLY...
ある朝の河の畔
草むら緑の中寝転び
鼻先くすぐるチョウチョ踊り
末だ明けきれぬ空は何処までも遠い
次第に青さ深めるスクリーン
映し出すのは夢の続き
欠伸ひとつと大きく背伸び
春のせせらぎ ひとり大の字
遥か山の頂き 名残り雪
季節またいで旅の道筋
頬をかすめ飛んでくツバメ
振り向きざま 「オハヨウ」と腰あげ
それで一体どちらまで?
それは それは
ときに早春 そう 旅の途中
つまり 僕ら西へ下り
ブラリ 待気どり無頼
道連れ魂 空へフワリ
翼ひるがえしたら FLY
いつか旅に出る事になるとは
生まれた時から知っていました
ランドセル背負った小さな背中に
誰かが呼ぶ声聞こえてました
学校帰りの夕焼け小道
懐かしさに微睡み歩く日々
きっとずっと昔いた自分捜し
呼び覚まし やがて始まる旅
本をめくって歴史を紐解くよりも
己の世界はずっと広く
スニーカーの底に響く感触
アスファルトの下 眠る記憶
辿り旅行かば 現在から過去
僕は僕に出会うだろう
そして未来の僕が僕見つけ
それまで此処でちょと待ち伏せ
つまり 僕ら西へ下り
ブラリ 待気どり無頼
道連れ魂 空へフワリ
翼ひるがえしたら FLY
旅を始めて 何日目?
君を訪れ やがて仲間連れ
徒然なるままに
時代駆け抜け
潮風くちづけ
響け口笛
つまり 僕ら西へ下り
ブラリ 待気どり無頼
道連れ魂 空へフワリ
翼ひるがえしたら FLY
つまり 僕ら西へ下り
ブラリ 待気どり無頼
道連れ魂 空へフワリ
翼ひるがえしたら FLY
FLY FLY FLY....
Fly
夏になれば冬想い
冬になれば夏想う