唐家山に空爆を浴びせるのは流石にひとり中国人としての私にとっても呆れ返らせたニュースと見られるのです。中国中央テレビ局において、堰塞湖ダムは震災後の引き続いてる余震に揺さ振られてしまってたせいで、ダム底の礎はすでに隙ができているそうですし、二次災害が起こされる可能性がかなり高くなっている様ですが、もし次のいつかから6級以上の余震が起きたら、ダム自体がバラバラに決壊し、下流における凡そ数千万住民たちと助かったばかりの難民らを呑み込まれる恐れもあり、今はまさに極めて険悪な事態であって、間一髪と言っても過ぎないはずです。しかし、堰塞湖ではめぐっている山ばかりしかないように、さらに山自体の勢がとても険しいと見られ、大雨が降ったら、土石流が誘発されることも明らかに見通されていた。それに季節が段々夏に進みつつ、梅雨に入りかけて、すなわち中国の雨期が間もなくくるのです。こう見れば、誰でも分かってくれようですが、事態を解ける仕方を探しはこんなに楽なことではないわけです。山勢はともかく、時間に迫られてばかりいるのは最も緊急なのであって、何時かまた余震が来るのかと全然予想出来ず、有効対策も採れず、計れぬ人々の命はある日急に一瞬全滅する事もおかしくないわけです。
正直に言えば、爆破という解決方法を決められたとラジオから聞いてた時、物凄く驚きました。何せ震災後の堰塞湖辺りはだいぶ潰されたそうですし、残ったダムなど水利施設もかなり脆い状態となっているようですし、こういう時期に爆薬使ってたら、もっとダムに傷を加えてどんな怖ろしい事が起きるのかと思ってだけぞっとした。本当に大丈夫なのかな?周辺に関わられた住民や難民たちが避難させていたそうと新聞社がそう言ってくれたけど、矢張り心の奥から薄々とハラハラしていた。また、最近四川省境内には雨が降りそうし、震災に見舞われた難民たちや救援に当たってる人民解放軍戦士たちの食糧供給も益々輸入難に陥るそうですから、雨を浴びて飢えていてばかりの現場人たちはどうなるのでしょうかとすごく心配してきたんです。どうやらいまはヘリや輸送機だけに頼っているしかないのです。陸路交通はまだ通っていないみたいから、医薬品や増援部隊の派遣もひとつ問題になったようです。このままでは、とても厳しくて随分まずい状態になってしまうと見通しそうと私が思っています。
こう思いながら、今朝新聞から空爆作戦決定と聞くと、思わず呆れた。それは流石に予想を超える作戦決定と思いますが、少しは理解できず、どうやら人力で爆薬を山頂に運んでも効果は著しくないようですな~しかも時間はどんどん流れていって、二次災害を起こす恐れが高まってくる、こういう時期にその決定をしたのは思いかけない事ではないと思うだが、但し爆撃の精度はどれ程コントロールできるのかとちょっと気になっていた。火災とか誤爆とかは本当に起こされないかな。この辺りに生き抜いてきている人々は本当に怖くないですか、精神的傷害はよっぽど深めるのかな~正直に言うと、心当たりないのです。これは最適な解け方とかとも疑っているのです。どうか震災に遭った住民たちに二次傷害をかけないようにとばっかり願っています。
生きているのは本当によかった、毎日ご飯が喰えるのは本当によかった、雨を浴びず風に吹かれず穏やかにアパートでこう見てと皆さんとネットでコミュニケーションするのは本当によかった…といまの私がつくづく感じていました。これからももっと親からもらったこの尊い命を大切にして、まともな生活にします。
って言うか、今月の給料はまだ貰ってないし、しばらくカップラーメンしか食べられないようです。(涙)