「まるで天国が私の為に開いてくれるかのようです。」
これは私の一番好きな日本語でございます。理由ははっきりと言えませんが、とっても温かく幸せな気分を感じられます。(笑) ある人の顔を思い出しますだから。永遠なんて知りませんけれど、確かに消せないものがあると思いたいんです。
ほかには、自己矛盾かもしれませんが、「どこまでつきあえる」という句も大好きです。これは大学で勉強した石原吉郎氏の詩から引用であり、根無し草の孤独な感じがすごく捉えられています。
原詩は
「どこまでつきあえる/あの町かどの交番が/さしあたっての目安だが
その先もうひとつまでなら/つきあっていい
そこから先は/ひとりであるけ
立ちどまっても/あるいても/いずれはひとりなのだから」
この作品に触れ、色々なことを考えました。
以上です。