原文
山不在高,有仙则名。水不在深,有龙则灵。斯是陋室,唯吾德馨。苔痕上阶绿,草色入帘青。谈笑有鸿儒,往来无白丁。可以调素琴,阅金经。无丝竹之乱耳,无案牍之劳形。南阳诸葛庐,西蜀子云亭。孔子曰∶“何陋之有?”
日本語訳
山は高い低いに関わらず、その山に仙人が住んでいれば有名になり、湖水は深い浅いに関わらず、龍が潜んでいれば、神が存在するとされる。この粗末な家でも主人の美徳があれば、その芳香が人の心を動かす。青苔が階段まで伸びて一面を緑で覆い、草が竹のすだれに映え、室内が清新の気に包まれる。部屋の中で談笑する人々は深い知識を有する学者で、訪ねてくる人たちの中には文盲は一人としていない。琴を奏で経を読むこともできる。そこには弦楽器、管楽器の騒々しい音はなく、公文書を処理する気苦労もない。諸葛亮の草庵、楊雄の子雲亭はともに簡素なのであるが、その主人により名が広まった。孔子も(君子の住まいに)粗末などということがあろうか」と言っている