サイレントメビウス (SILENT MÖBIUS) は、麻宮騎亜原作の漫画。全12巻。
あらすじ
2000年を過ぎた頃から不可思議な事件が起きるようになっていた。一般の人には知られていなかったが、それは妖魔(ルシファーホーク)によるものであった。2023年、これを知っていたラリー・シャイアンにより Attacked Mystification Police Department(AMP、対妖魔用特殊警察)が組織される。「何も生み出さない戦いのなかでも、女性だけが次代に繋がる命を生み出せる」との思いからAMPは女性だけで構成されている。2026年時点(漫画第1巻)のAMPのメンバーはラリーに加えて、香津美・リキュール、キディ・フェニル、レビア・マーベリック、闇雲那魅、彩弧由貴の6人。
背景
妖魔は、異なる秩序が支配する宇宙に存在する邪界(メネシス)から来ている。妖魔は、自分の世界の秩序に従った魔法を使えるが、こちらの宇宙に来るには、こちらにの宇宙の秩序に合わせるために、自分の姿を人間に近づける必要がある。妖魔は、2000年以前にも稀に来ており、妖魔とかかわりを持った者(とその子孫)も魔法が使える。ギゲルフ・リキュール(香津美の父)もそうした者のひとりである。ギゲルフは妖魔と戦っていた様であるが、詳細は不明。