上海市内の名所といえば、まず人々の脳裏に浮かんでくるのは何と言っても「豫园」だろう
明永乐年间に作られた最も古い官僚の私邸である
1997年、上海政府の命令からその「豫园」はショッビンクモールに改築されることになったのである
その後、「豫园」と「老城隍庙」が一つに合併されたので、今は、「老城隍庙」を「豫园」とも呼んでいるのが普通である
「九曲桥と绿波廊を見ないうちは、豫园に行ったことがあるとは言えない」とよく上海人に言われているとおり、
「豫园」に行けば、「九曲桥」と「绿波廊」はどうしても行かなくてはいけないところだろう
「小笼包」は中国ではおろか、全世界でも有名かつおいしい食べ物の一つであろうが、一度、それを食べたら、すっかり病み付きになってしまうと言われるほどである
小笼包を一度食べてみたいために、いつも「绿波廊」の前にできている長い行列の中でよく外国人の姿を見られるのも敢えて驚くにはあたらないであろう
「豫园」を出ると狭い通りの両側には、ずらりとたくさんの店が立ち並んでいる。
その数は、約130軒の多きに達するというのである。
その中に、地元風味のお菓子店から中国風の小細工店や日用品店などに至るまで、何でもある。
祝祭日にも、平日にも、「豫园」はいつも観光客で賑やかである